9.トリノ冬季五輪も終焉に近づきつつある中でひとまず選手の方々にはありがとうと言いたい。楽しませてくれて。それに比べてマスコミときたら・・・メダルの可能性がそんなに高くないのにメダル確実みたいな報道でさんざん国民を煽っておいて結果が出ないとなると手のひらを返したように「スピードスケートが7大会ぶりのメダルなしに終る」とか「ニッポンお家芸・・・団体6位」のような記事になる。競技をしている当の本人がメダルに届かず残念がるのは立派なことだと思うけど、それ以外の人が4,5位を大した事ないと言う資格があるのか?自分が一番得意なことは世界で何番目くらいだと思ってるんだ?そんなわけで今回の結果に落胆している人たちには是非この映画をお薦めする。入賞するのも凄いこと、あるいはオリンピックに出られるだけで凄いことだと思えるようになるかもしれない。まあ綺麗ごとで臭いことこの上ないんだがこの映画はその臭さを地で行く何か凄さがあると思うのだ。 【8823】さん [地上波(吹替)] 8点(2006-02-26 23:56:11) (良:2票)(笑:1票) |
8.ボブスレーを題材にしたスポ根ものである以上は、その独特の素材をいかした演出が見たいワケよね。例えば、ボブスレーで勝つためにはどうすればいいか?このコースを制覇するには、どういった視点からコースを研究して作戦を立てていくか?みたいなさ。ところがだ、この映画は走り込みをしたり懸垂やってる「修行」のシーンを見せられるだけで、いつの間にかボブスレーのタイムが縮んでいく。お前らいつの間にそんなに上達しとるねん!ってことで「ボブスレー」である意味が、「ジャマイカ人がボブスレーに出場する!なんてこったいOH,SHIT!!」というストーリーのとっかかりになる部分でしか働いてないのが凄く勿体無く感じちゃったりしました。もう一点、ライバルチームっぽい他国の選手が登場するんですけど、彼らが滑走してるシーンは一度も無し。他チームとの駆け引きが全く無く、主人公達が上手く滑れたかどうかにしか焦点が当てられていないんです。これってスポ根映画として見たときに興奮させる要素が丸ごと抜け落ちてない?コンセプトが面白いだけに非常に勿体無い映画だよなぁと思わざるを得ないのです。 とか何とか言いつつ、こういうストレートでわかりやすい映画は大好きだし、ラストのソリを持ってゴールに歩いていくシーンではグッと来るものもありました。スポ根ものとして見ずに、よくまとまったコメディ&ヒューマンドラマとして観賞すればいいんジャマイカな。 って、これが言いたかっただけかよ! 【コバ香具師】さん 6点(2004-06-19 06:25:49) (笑:3票) |
7.ぎゃはははははははおもしろすぎて耳がでっかく |
《改行表示》 6.《ネタバレ》 昔、家族と何度も見た映画。 ライトムービーという印象から見ることをずっと避けて来たが、 ソチオリンピックの閉会式を前にせっかくなので観ることにした。 これを逃したら観る機会はまた4年後になるだろうから。 それにしてもディズニー関連だったとは知らなんだ。 ジャマイカの陽気なテンションと明るい音楽、コメディーな展開で非常に楽しめる。 チームのバランスがとれたキャラクターと、コーチのダメっぷりが見てて癒される。 中盤から冷たい敵意がぶつかってきてちょっと戸惑う。 新しいことをすると直面するやつだ。 上層部はほんと汚いことしてるけど、こういうことってどこでもやってるんだろうと思う。 前例のないことが恥ずかしいことという見方がある一方で、 プライドを持って自分らしいことをすることがクールであるというメッセージはよかったと思う。 ちなみにソチ五輪でジャマイカは3大会ぶりにボブスレーに出場し、映画の影響もあってか大きな盛り上がりを見せ、笑顔の最下位に終わったという。 《追加》リアリティを必要とする映画と必要としない映画があるが、 パッケージを見ると内容は「陽気なコメディ」であり、どのような描写がされているかなどの想像は出来ると思う。 そして映画は観る人の目的に応じて見られるべきだと思う。 また一般的に高評価されている映画に全く別の目的を要求して減点するのはちょっと図々しいというか筋違いで、 そもそもそれは目的が合っていない、つまり映画の選び方からして間違えている気がする。 もしその人が映画を「道場破り」や「点数稼ぎ」の方法で見るのなら制作者や映画に対しての「誠実さ」がないと思う。 「誠実さのない観方」や「目的の違う見方」で点数を稼いでも私にはその本数に関心はない。目的が違っていたら0に近いからだ。 ちなみにこれは実話にフィクションを加えて作られていて「登場人名は全て架空」なんだとか。 ボブスレーを担いでゴールするのも脚色であるが、そういった作品の傾向を踏まえれば描かれるべきものは描かれている映画だと思う。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(吹替)] 8点(2014-02-23 23:23:02) (良:1票) |
5.なんだかんだ言って、みんな一生懸命頑張っているのがとても良い。最初は一人一人、自分の目的のためだけに頑張っていたのが、ストーリーが進むにつれて、いつの間にか全員がチームの一員として頑張っている。その心境の変化や心の成長をさりげなく描き出しているところにこの映画の良さを感じました。一生懸命になれない、でも何かに一生懸命になりたいと思っている人は、見ると元気をもらえると思います。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 10点(2011-07-07 14:28:48) (良:1票) |
4.頼みます。見て下さい。 【やぶ】さん 10点(2004-04-19 21:25:59) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 好きです、好きです、大好きです。この映画。実話らしいのですが、映画はおそらくその実話よりも物凄くチャーミングに作ってあるはず。こんなにも感情移入できるキャラ設定に、今まで会ったことがない。しかも5人。(コーチも合わせて)南の熱い国、ジャマイカからボブスレーチームとなって大会に出場。練習も満足にできない、最新のマシンも買えない、しかも他の国からバカにされるわ、審査員からも笑われるわ、ふんだりけったり。でも彼等は国の誇りを失わず、自分のプライドを曲げずゲームに参加する。好タイムで予選を通過。本選で果して・・・。ボブスレーのスピード描写もさることながら、1人1人のドラマをかちっと見せる演出もいいです。決して長くない上映時間の中で、実にうまくまとめられてテンポもいい。ラストはスポーツをする、その精神性を讃えるメッセ-ジが涙を誘います。感動します。うまいです。 【映画小僧】さん 9点(2004-03-09 17:29:29) (良:1票) |
2.人がやったことのないことを初めてやる勇気。人が馬鹿にすることを大真面目にやることの難しさ。そしてそれをやり遂げ成功することのかっこ良さ。南国発、暑いけれど暑苦しくない、クールな人たちの、「クールな旅」物語。 【ひのと】さん 7点(2003-12-30 20:23:11) (良:1票) |
1. 確かに実話ダネかもしれないけど、その実話?自体にも何か「受け狙い」のあざとい感じがして…。ジャマイカ側にも、オリンピック協会側にも、勿論ディズニーが映画化したコイツにもプンプン匂うったら!むしろ完全フィクションならまだ笑えただろうし、許せた気もする。 【へちょちょ】さん 6点(2003-01-21 03:06:21) (良:1票) |