4.《ネタバレ》 テンポが良く、笑いどころもあって面白く見れた。主役二人のやりとりが、ややくどく感じてしまう部分もあった。二人がどんなコンビなのか誇張させたいのかわからないが、それにしても、少しゆきなのつっかかりぶりが過剰にも見えた。それにしても理系の人はこの映画を見て、どう思うかな~とは思う描写なんだが、まぁ自分は笑ってしまったが。出演者はみなそれなりにいい味を出していて良かったと思う。矢本悠馬とか、あー言う役ははまり役だなぁっと。ナダルがちょっと微妙だった。滑舌なのか、声の強弱のせいなのか、彼が喋ると何を言ってるのかわかりにくく感じて、なんだか自分の中での映画を見ているリズムが悪くなっていた。キャスティングミスじゃないか?それか、あの喋り方はやめさせた方が良かったと思う。フライト中の告白からの一連の流れが面白かった。フラれると言うのが良い、そしてそのあとの圭らのとばっちりも(笑) 【スワローマン】さん [インターネット(邦画)] 6点(2019-02-02 11:30:01) |
3.《ネタバレ》 面白かった、けど・・・みたいな。
マンガ的表現がこの映画に合っていたのか、この物語にとって幸せだったのか、疑問。コメディなのだからコレでいい、って事なんでしょう。でも、現実にはあり得ない極端なキャラクター造形によって失われたものが結構多いような気がするんですよね。共感とか情感とか叙情とか郷愁とか。オーバーアクトと散りばめられたお笑いネタによって映画全体の印象は軽いです。ドラマティックに盛り上がりそうに思える部分でBGMをバッサリ切ってワザとハズす、ってパターンを繰り返しますが、まるでそういうクサさを忌避しているようで、でも青春映画ってそういうクサさも大切なんじゃないかなぁ、と。
土屋太鳳は良かったです。よく喋って、よく動いて。間宮祥太朗との怒鳴り合いが力を生み出してゆくあたり面白く。でもそれはキャラモノとしての面白さで、等身大の人間の面白さとは違うんですよね。
陸を移動する画がいっぱいで、水の上も動いて、動く事が大切な映画で、それは良かったのですが、肝心の空行く画がCG丸出しになっちゃって、そこでハリボテ感出ちゃうかぁ、と。
あと、リアスピーカーからセリフを鳴らすの、邦画によくあるんですが、ハリウッドではありませんよね。リアにセリフ置いても聴き取りづらいんで、やめた方がいいかと思うんですが。ナダルのセリフ、半分くらい聴き取れませんでした。
でも最大の問題はオタクの否定から始まって、最終的にそれを別に修正してゆかない、ちっともオタクを肯定しない事。メガネにチェックのシャツを笑ってみせる訳ですが、モロにメガネにチェックのシャツ(ネルシャツじゃありませんでしたが)で見に来てた私、とても肩身の狭い思いをするハメに。映画終わると同時にそそくさと劇場を後にしないとなりませんでしたがな。観客に恥ずかしい思いをさせてどうする(苦) 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 6点(2017-09-04 20:08:35) |
2.《ネタバレ》 笑った!笑った!笑った!面白かった! テレビドラマはあまり観ないので、土屋風太自体が新鮮だった。非常にコミカルで愛嬌があり、女性なのに鈍感なところが何とも微笑ましい。 そんな彼女を見ているだけですでに腹八分目。あとはこの、人力飛行機で空を飛ぶ!という競技に対する期待感や高揚感がほしいところ。なんだか部活動をやっていて、その延長線上にあるコンテストみたいで、まあコンテストなんですが、目標とかライバルチームとか、飛んだ後の”次”が見えなかったのが残念。なんかあてもなく飛んでる感じ。結果的に優勝したのかどうなったのか、そこらへんが不明なのもスッキリしなかった。あとナダルはキャラが濃すぎて、この作品の中で思いっきり浮いてた。正直いらない。そもそも「鳥人間コンテトスト」ってずいぶん昔に見ていたけど、あんなに飛行したかな~・・・?記憶が~・・・。 |
1.《ネタバレ》 毒舌も賑やかな土屋太鳳がよく走り、よく歌い踊り、よく絶叫しながら大健闘。 これだけやかましくて、デリカシーの無いキャラクター設定でありながら、よく映画を引っ張っている。 コンビネーションのトレーニングの一環として踊る仏頂面ダンスシーンもさすがキレのある動きで魅せる。
自転車で颯爽と駆け抜ける男子学生に一発で一目惚れするシーンの簡潔さなどは実に映画的だし、 自転車の疾走、マシンの飛行も爽快感のある画面で映画と相性がいい。
一方で、土屋が空を飛ぶこと自体に惹かれる描写の欠如、空に飛び立つ瞬間の高揚感が決定的に弱いのが惜しい。 【ユーカラ】さん [映画館(邦画)] 6点(2017-09-02 19:37:32) |