4.《ネタバレ》 ああ。まんまとよかったです。術中にはまったというところです。最初のデートのレストランの告白シーンで、あっという間に泣かされました。不幸なフラグが立っていた、幸せそうなスペイン旅行が見てられませんでした。人差し指と大きな手のひらで、繋がっていたのですね。オーヴェ役の男優さんは、手のひらの大きさで選ばれたのでしょう。出演シーンこそ少なかったソーニャですが、彼女に愛されたオーヴェの物語だからこそ、こころ安らかに見ていられたのだと思っています。 【なたね】さん [インターネット(字幕)] 8点(2021-05-29 21:08:19) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 「自殺したいのに出来ない!」というのに「天国に行けないパパ」(傑作)がありますが、本作はその理由がもう少しシリアスです。しかし、切れたロープを手に店員に怒鳴り散らしたら「何に使ったのですか?」と返されてグウの音も出ないシーンを筆頭に数々の笑いどころがあって楽しいです。葬儀の際にお義理でなく参列してくれる者を望むなら、ぼっちで生きるのは幸せじゃないよねと思わされます。しっかりとした脚本にキャラが立っている人々。(猫も。オーヴェの胸に乗っかっている姿に涙が出ました)しみじみとした味わい深い秀作です。 |
《改行表示》 2.《ネタバレ》 もしも自分でなく、先に伴侶に先立たれてしまった場合、いずれ自分がこんな爺さんみたくなって、彼と同じような境遇や立場や立ち振る舞いになるかもしれないかもしれないかなって、前もってシュミレーションしておくには適度なドラマであるのかもしれない。そんな老人シュールコメディ、悪くはない。 ただですね、彼の風貌で59歳て、、ちょっと彼の年齢設定に残念なところがございます。彼はどう見たって59歳ではない 見た目的に言って65~75、それにストーリー性から言っても きっちりご老人だと判る人物設定にしておいてもらったほうがよかったかなと残念な思いが残ります。どうしても60手前の59歳という設定で行くなら もう少し若いオジサンをキャスティングすべきだったのではないかなと思います。でも青年時代の彼の姿は清々しくって好感持てるかなり良い人選。 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-08-28 19:51:19) (良:1票) |
《改行表示》 1.さぞかし良い点数なんだろうと思いJT NEWSに来たら「この点数?」って、ちょっと不満。 最初は不機嫌なじいさん模様のオン・パレードでイヤな感じ。「でも、そのうち何か展開有るだろう?」と思って見ていると「案の定こういう展開ですか?」という定石のパターンを踏むので普段の自分なら点数悪いんだけどソーニヤの紅一点で超美人の笑顔で映画全体がぱっと好印象に変わってしまった。これはこの映画のずるい所だと思うし判っていても「ウマイ!」ってうなってしまう。 ソーニヤの墓石の前でオーヴェが心情を語るというのも脚本作成の定石パターンで上手い。 過去と現在があちこちで錯綜するが、そこがボクの好きな「黙秘」に似ているのも自分としては好みなので良い点あげたい。 でも「ソーニヤ以外の女性をイマイチなフェースにしてソーニヤの好印象を強調させ映画の印象も上げよう」という監督の意図がもろ見えなので2点減点。 【アマデウスga好き】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-08-02 02:06:54) (良:1票) |