KUBO/クボ 二本の弦の秘密の投票された口コミです。

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KUBO/クボ 二本の弦の秘密

[クボニホンノツルノヒミツ]
Kubo and the Two Strings
2016年上映時間:102分
平均点:6.71 / 10(Review 28人) (点数分布表示)
公開開始日(2017-11-18)
アクションアドベンチャーファンタジーアニメ
新規登録(2017-09-13)【皐月Goro】さん
タイトル情報更新(2019-09-27)【Olias】さん
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監督トラヴィス・ナイト〔アニメ監督〕
シャーリーズ・セロンサル
マシュー・マコノヒークワガタ
レイフ・ファインズ月の帝
ルーニー・マーラ闇の姉妹
ジョージ・タケイ村人 ホサト
ブレンダ・ヴァッカロ村人 カメヨ
ケイリー=ヒロユキ・タガワ村人 ハシ
矢島晶子クボ(日本語吹替え版)
田中敦子〔声優〕サル(日本語吹き替え版)
ピエール瀧クワガタ(日本語吹き替え版)
羽佐間道夫月の帝(日本語吹き替え版)
川栄李奈闇の姉妹(日本語吹き替え版)
小林幸子カメヨ(日本語吹き替え版)
音楽ダリオ・マリアネッリ
撮影フランク・パッシンガム
製作トラヴィス・ナイト〔アニメ監督〕
配給ギャガ
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【口コミ・感想】

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1
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3.《ネタバレ》 ストップモーションアニメであることを忘れてしまうくらい、CGアニメと見分けがつかないくらい高いクオリティですね。それでいて3Dでいいじゃんと思わせない味のある画面。その技術で日本の文化を不自然でなく上手に紹介し、「日本の夏」が持つ独特の哀愁までも表現している所に感嘆します。それが自然過ぎるんで観てる最中はこれといって感じられないほど、堂に入っちゃってる。そういうところがいろいろもったいない作品なんだと思う。
お話はよくある少年の冒険譚です。特殊能力を持って、重たい運命を背負わされ、果たすべき使命を与えられます。出自は謎が多く、悪に魂を売った身内が敵として少年を阻みます。ラスボスは、ハリーポッターの「あの人」レイフファインズ。そんなありがちなアドベンチャーをやっといて、落としどころは日本の夏、つまり「お盆文化」。不死の体を求めて怪物になることより、人間のまま死んでいく。死者は子孫たちから物語として語られることによって、永遠の命を与えられる。
メキシコの死者の祭り、欧米のイースター、日本のお盆。亡くなった人を思い出してひと時を過ごすという考えは共通している。つまり、思い出す人がいる限り、人の命は永遠という考え方。人々の温かい心が全てを救うというラストも良かった。
余談。なんでクワガタ?てなるけど、ほら彼らは日本の夏のヒーローでしょ。
ちゃかさん [インターネット(字幕)] 7点(2024-08-15 13:07:00)(良:1票)
2.《ネタバレ》 最初、設定がよく分からず(いきなり折り紙が動きだしたり)、そのうち分かるだろうと思って観ているうちに、よく分からないまま終わってしまった印象。でも最初の母子のシーンはじーんとしたし、クボが灯篭に向かって父親に語りかける姿には涙まで出た。ただ物語の緩急のバランスというのか、展開が唐突に感じられ、設定も意味もよく分からないまま観たので、観終わってもどうも腑に落ちなかった。それでネットである程度解説を読んで、もう一度観賞した。そうするとだいぶ内容が理解できた。7点は2度目に観たときの点数。こんな日本的なもの、日本人にしか分からないような根底にある哀しさのようなものを、よく表現できたなと感心した。映像も美しいし、折り紙のハンゾウがとにかくかわいい。
クロリンさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-05-09 15:31:30)(良:1票)
1.昨年、世の好事家たちを唸らせたストップモーションアニメの今作をようやく観ることができた。
近年、ストップモーションアニメの進化が目覚ましい。
撮影技術の進化、3Dプリントをはじめとする造形技術の進化など、技術的な革新はもちろん大きかろうが、何よりも大きな要因は、観客も、作り手も、あらゆる作品に対して、本物の質感を強く求めるようになったことではないかと思う。

CG映像の隆盛に伴い、観客はもはやどんなリアルに見える映像を目の当たりにしても、驚かなくなった。映像上で何が起こったところで、「ああCGか」の一言で済ませてしまう。
言い換えれば、映し出される驚愕の映像がリアルであればあるほど、実際には触れないモノ、質感がないモノだと、無意識レベルで認識してしまっているのだと思う。
当然ながら、そういう感情を抱かせてしまった時点で、そこに観客の熱量は生まれない。観客の熱量を感じられないものに対して、作り手も熱量を注ぐことが出来なくなっている。

そこで再注目されている手段が、原点回帰的な特撮技術だったり、今作のようなストップモーションアニメなのだと思う。
人を形どったものに命を吹き込むというプロセスは、古来より世界中の文化が共通して培ってきたものであり、そこから溢れ出る芸術性と愛着感は、我々一人ひとりのDNAレベルに刷り込まれているのかも知れない。

そうして生み出された世界観とキャラクターが、これまた「物語」そのものの根幹に迫るテーマを紡ぎ出す。

「結末」があるからこそ、物語は美しく、価値が生まれる。
人は、心が弱ると、ついつい必要以上に「終幕」を恐れてしまう。
だが、結末を迎えた物語は、決してそのまま消えてなくなってしまうわけではない。

一つの物語を、また別の者が語り、紡いでいくことで、その価値は幾重にも折り重なり、新たな物語を生んでいく。
それは、「人生」の理とまったく同じだろう。

この世界は、そういうふうにできている。
鉄腕麗人さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2018-11-27 23:25:09)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 28人
平均点数 6.71点
000.00%
100.00%
200.00%
313.57%
427.14%
5310.71%
6517.86%
7828.57%
8621.43%
927.14%
1013.57%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.33点 Review3人
2 ストーリー評価 5.66点 Review3人
3 鑑賞後の後味 6.66点 Review3人
4 音楽評価 7.66点 Review3人
5 感泣評価 5.66点 Review3人

【アカデミー賞 情報】

2016年 89回
視覚効果賞 候補(ノミネート) 
長編アニメーション賞トラヴィス・ナイト〔アニメ監督〕候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2016年 74回
アニメ映画賞 候補(ノミネート) 

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