4.《ネタバレ》 わかりやすくて面白い。 こーゆーシリーズで、やれ精神論とか、やれ幻覚とか持ち出されるのは好きじゃない。ソーも、ハルクも、ヘラも、バルキリーも、スルトでさえも、物理攻撃のみ。いいねいいね。 更には、冒頭でストレンジと絡んだり、ハルクが参戦したりと、シリーズものならではの楽しさがあります。せっかくなら、ストレンジがそのまま参戦してくれたらバトルの幅が広がってより面白かったかも。 さて、今作、仲間が次々死んじゃいます。ムジョルニアは破壊されちゃうし、目もアスガルドも髪の毛もなくなっちゃうし、決して楽しいストーリーではありません。そんな中、ストレンジやハルク、そしてロキとのやりとりによるコメディタッチな演出が、雰囲気を明るくします。ちょっとお馬鹿なノリつっこみの数々が、いちいち笑えます。これぞエンターテイメント作品です。 更にはアクション。『ヘラvsアスガルド』『覚醒ソーvs骸骨兵』など、無双シリーズのような爽快なアクションが楽しい。タイマンでいけば『ソーvsハルク』が良いですね。こいつは面白い。ですがちょっと寄り道に時間をかけすぎてしまったきらいがあります。そのせいか、せっかくインパクトある登場をしたヘラの存在感が後半にいくに連れてちょっと薄くなってしまったような・・・。 『とっても危険でやばいやつ』って感じで登場。満を持す感じ。いきなりソーのムジョルニアを破壊しちゃうし、こいつはスゲーぜって期待していたのに、結局剣をびゅんびゅん飛ばすだけの人で終わってしまった。それはそれでスピード感あるアクションで、嫌いではないですけどね。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-05-18 00:00:05) (良:2票) |
3.《ネタバレ》 やっぱカミナリ様は強いぜ!無敵だぜ!アホだぜ! ソーさんは毎度ノリが軽い。まぁこの人丈夫だし、めったなことじゃ死にゃしない。完全にネタキャラ枠なんですよね。 そんな彼の第三弾は更に軽く、頭が悪くなって帰ってきた。心配になるくらい。 最初のバトルからギャグ色全開で気になっていたロキの乗っ取りもアッサリ解決。全ての元凶である親父も死んじゃったら凶暴なお姉ちゃんがやって来てさぁ大変。あのクソ親父まだ秘密があったのか!というか老人ホームにいたのかよ! そんな訳で始まったソーの珍道中は僕のツボな80'sサイバーなシンセサウンドとおもちゃのような彩りのSFアホ世界で繰り広げられる。まぁ本当に頭を空っぽにして観れる内容でギャグ色も前二作以上に濃く、ソーもロキのキャラもかなりぶっ壊れており壮大ながらも笑い所沢山。チート級の強さを持つハルクやストレンジも登場して面子の満足感も高いです。ハルクもそんなキャラだっけ? でも冷静に見てみると状況は非常にシリアス。ソーはヘラに勝てず、逃げるという選択をし、ヘラを止めるために大切なハンマーとアスガルドと片目を失い、流浪の旅に出るというオチは結構重い。バナー博士もハルクに乗っ取られるとか言って不穏だし…まぁ破天荒なギャグとテンションの高さでコーティングされているし当の本人は楽観的でイイのですが。あ、だから移民の歌なのね!なーる! そんなこんなで非常に気になるラストで終わった本作は非常に愉快で痛快なアクションに仕上がっておりました、来年のインフィニティウォーが非常に楽しみです。 にしてもストレンジもGOTG2もスパイダーマンも本作もギャグ色が強くどれも面白くて今年もMCUには楽しませていただきました。 あ、浅野さんお疲れ様でした。 【えすえふ】さん [映画館(吹替)] 7点(2017-11-21 14:47:24) (良:2票) |
2.《ネタバレ》 このシリーズの場合、悪役を誰が演じるかという楽しみもあって、ハリウッドの名だたるスターが嬉々として極悪非道な(または低俗下劣な)敵キャラを演じていたりするんだけど、本作は何とケイト・ブランシェット!!いやもうこれだけですべてOK、成功約束みたいなものです。はたして、最初に現れた数分間だけで、もうこれはとんでもなく強い、ソーでもロキでもみんなが集まっても歯が立たん、ということが瞬時に分かってしまうわけです。しかも彼女の場合、台詞回しからして、もしかするとアスガルド訛りというのが世の中には本当に存在するのか、と思わせるほどの個性とパワーを発揮しているのです。●で、実は、そこからクライマックスに至るまでは、びっくりするほどそのヘラの出番が少ない。グランドマスターだの異星脱出だのというつなぎにすぎない場面がやたら長い(これはこれで面白かったけど)。いや、分かります。あのヘラをまともなペースで出していったら、一人で全部持って行ってしまいますし、そもそも正義のヒーローが勝てない流れという、あってはならない展開になってしまいます。見る側に鬱的絶望感があふれてしまいます。●ソー対ハルクという、アベンジャーズ肉体武闘派同士の対決もナイスオプション。ドクター・ストレンジの入口オマケスパイスもいい感じ。逆に、ナタリーとステランを出さなかったのも正解。 【Olias】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-01-26 01:24:47) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 陽気で華があって余裕綽々なソーのおかげでストーリーが明るく展開するのが良いですね。ソー、ロキ、ハルクは順番にボケ役をやっている芸人トリオのようで笑えるシーンが多かったです。MCUを観てきているファンならより深く分かるネタを散りばめてあるので楽しめるのではないでしょうか。その割に今回はアスガルド崩壊とか重い話なんですけどね。 予告編でツェッペリンの移民の歌を使ってましたが本編を観ると「あー、なるほどね」と思わせる選曲でした。ただまあ予告で使っていることをバラさず本編で初めて知った方がインパクトがあったと思います。プオタには超獣と呼ばれたプロレスラーのブルーザー・ブロディを思い起こさせる曲ですが雷神モードのソーの暴れっぷりにもあの曲はハマっててカッコ良かった。あの電気ビリビリ装置が雷神モードでも通用したのは萎えましたけど。ヘドリアン女王の元ネタになった死を司るヘラも迫力があって良かったです。 父親であるオーディンのように隻眼になってしまいムジョルニアまでも破壊されてしまったんですが、アレはストレンジに治してもらえるのかな?宝物庫でキューブを発見したロキも和解を装いながらまだ何か企んでそうだしサノスの船も現れたしますます先が気になる終わりでしたね。 そういえば原題「ラグナロク(北欧神話の世界における終末の日)」を「バトルロイヤル」に変更して批判殺到してましたけど、コレを観てどこがバトルロイヤルなんだろうと思いました。担当者はプロレス好きなんですかね。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 7点(2017-11-04 19:07:11) (良:1票) |