スター・ウォーズ/最後のジェダイの投票された口コミです。

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スター・ウォーズ/最後のジェダイ

[スターウォーズサイゴノジェダイ]
Star Wars: The Last Jedi
2017年上映時間:152分
平均点:5.80 / 10(Review 119人) (点数分布表示)
公開開始日(2017-12-15)
公開終了日(2018-04-25)
アクションSFアドベンチャーファンタジー戦争ものシリーズもの3D映画
新規登録(2017-10-06)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2023-06-15)【イニシャルK】さん
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監督ライアン・ジョンソン(監督)
キャストデイジー・リドリー(女優)レイ
ジョン・ボイエガ(男優)フィン
アダム・ドライバー(男優)カイロ・レン
オスカー・アイザック(男優)ポー・ダメロン
ケリー・マリー・トラン(女優)ローズ・ティコ
マーク・ハミル(男優)ルーク・スカイウォーカー
キャリー・フィッシャー(女優)レイア・オーガナ
ルピタ・ニョンゴ(女優)マズ・カナタ
ドーナル・グリーソン(男優)ハックス将軍
グウェンドリン・クリスティー(女優)キャプテン・ファズマ
アンディ・サーキス(男優)スノーク
ベニチオ・デル・トロ(男優)DJ
ローラ・ダーン(女優)アミリン・ホルドー
フランク・オズヨーダ
永宝千晶レイ(日本語吹き替え版)
島田敏ルーク・スカイウォーカー(日本語吹き替え版)
津田健次郎カイロ・レン(日本語吹き替え版)
小松史法ポー・ダメロン(日本語吹き替え版)
杉本ゆうマズ・カナタ(日本語吹き替え版)
壤晴彦スノーク(日本語吹き替え版)
咲野俊介DJ(日本語吹き替え版)
塩田朋子アミリン・ホルドー(日本語吹き替え版)
多田野曜平ヨーダ(日本語吹き替え版)
岩崎ひろしC-3PO(日本語吹き替え版)
高島雅羅レイア・オーガナ(日本語吹き替え版)
藤本譲アクバー提督(日本語吹き替え版)
斉藤貴美子キャプテン・ファズマ(日本語吹き替え版)
花輪英司(日本語吹き替え版)
原作ジョージ・ルーカス(キャラクター創造)
脚本ライアン・ジョンソン(監督)
音楽ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]
製作キャスリーン・ケネディ
製作総指揮J・J・エイブラムス
配給ウォルト・ディズニー・ジャパン
特撮ILM/Industrial Light & Magic
美術リック・ハインリクス(プロダクション・デザイン)
衣装マイケル・カプラン〔衣装〕
編集ボブ・ダクセイ
スーツアクターアンソニー・ダニエルズC-3PO
その他トム・カーノウスキー(ユニット・プロダクション・マネージャー)
キャリー・フィッシャー(献辞)
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3.《ネタバレ》 素晴らしい。これは確かに「帝国の逆襲」だが、あれ以上に反乱軍は追い詰められている。今回のテーマはただひたすら逃げるのみ。生き延びることが全て。たとえどんなに人数が減ろうとも、武器も何もかも投げ捨ててでも。どっかで見たと思ったら夏に見た「ダンケルク」だった。明日のために今日の屈辱に耐えると言うのは旧ヤマトの第1話からの共通のテーマだが、血気盛んな若者にはなかなか受け入れがたい。冒頭のポーの盛大な消耗戦とフィンとともに行う無駄な作戦も最後は撤退に集約して行く。最後のルークの勇姿も反乱軍を逃がすためのもの。よくここまで徹底して描き切ったものだと感心した。年末を飾るにふさわしい傑作でした。
ぴのづかさん [映画館(字幕)] 9点(2017-12-16 13:17:04)(良:2票)
2.《ネタバレ》 先ごろ、来年に公開されるスピンオフ「ハン・ソロ」が発表されたように、ディズニーが主導権を握って以降、コンスタントに劇場に登場するようになったスター・ウォーズ。

今回の「最後のジェダイ」は正史の続編となるため、話題性も抜群である。また、本作にまつわるディズニーの鬼のビジネス術が世界中で話題となったのも記憶に新しい。

僕はプレミアムナイト(とかいう限定上映会、2500円)に参加したが、ポスターがついているものの映画代自体を釣りあげてくるとはなかなかエグいことをしてくれるじゃないか。その後のチケット転売のおかげでもっと高い出費になった人もいるだろう。
激戦区である東京の日劇ではチケットの争奪戦で怪我人が出るなど、もはや異常と言える現象を巻き起こしている。

さらにアメリカ本土では映画館に対して前代未聞の「どぎつい交渉」を行ったようで(映画館に不利な取り分、最大スクリーンの独占など)、田舎の小さな映画館を圧迫して世界をドン引きさせた。本シリーズの他に「アベンジャーズ」「CGアニメ」という、最も稼ぐ映像コンテンツを手中に収めるディズニーだが、マーケティング面ではがっつりダークサイドに魅せられている。悲しいかな、僕は完全にその術中である。

いきなり余談から入ってしまったが、映画製作に対しての安定感もまた絶大なのがディズニーの頼れるところ。
「フォースの覚醒」「ローグワン」に続き、本作も言葉で表せない程に素晴らしい「スター・ウォーズ」だ。

前作が「4」の構成に近かったこともあってか、今回は修行、冒険、出生の秘密など、「5」の要素が多く観られるのが特徴か。
ポー・ダメロンの成長、レイとカイロの絆、フィンとローズのアドベンチャーが群像劇のように展開していき、冒頭から継続するスペース・バトルに集約されるという豪快な構成が面白い。レイの秘密、カイロの狙いという求心力の高いミステリ要素も見どころだ。

またシリーズ最大の長尺も手伝い、どのキャラもとても魅力的に描けているのが良い。
ホルド提督との対立を経て真のヒーローに近づいていくポー。過去の因縁との対決に奮い立つ一方、また大切な人のための戦いを学ぶフィン。新キャラであるローズとホルド提督を絡めて、前作のヒーローに更に深みが増した。
主役格のレイにしても衝撃的なドラマが待ち受けている。「お前の父だ」という告白に比べればインパクトは薄いかもしれないが、レイのこれまでの孤独を考えると「お前は関係ない」という事実は、言葉以上の重みがある。レイは戦いに参加することで、ソロやスカイウォーカーに父親を重ね、家族の影を追うことが出来た、何者かではないヒーローになれたのである。
作品をまたいでしまうが「嘘だ!!」と驚愕したルークに対し、薄々感づいていたと静かに認めるレイの対比も趣が合っていい。
他にも、お前らそんなに強かったのか!?とツッコんでしまうレイアとルークの共演も熱いし、ハックス将軍のヘタレ芸も心に残る。新キャラ、脇役、もうすべてのキャラが魅力的だ。
やはりキャラクターの魅力というのはスター・ウォーズには必須なのである。

そういうとことでしっかり感情移入できるので、全編を彩る見せ場の大洪水が大いに盛り上がる。
正直な話、メチャクチャ興奮した。身を乗り出してのけ反るほどの面白さだった。(←迷惑)
ここまで色々な要素を詰め込んでおいて、奇跡的なバランスで最後まで一気に魅せてくれる本作は、至高の娯楽大作と言っていい。楽しかった!

最後になるが、プリンセスとの思いでに感謝。
サムサッカー・サムさん [映画館(字幕)] 9点(2017-12-15 02:12:34)(良:2票)
1.「型破り」だ。
これまでの「スター・ウォーズ」が培ってきた物語性、キャラクター性をはじめとするあらゆる「定型」をきっちりと踏襲するように見せて、そのすべてをぶっ壊している。
「この先はこうなるのだろうな」と、多くのSWファンが無意識レベルで認識していた予定調和を尽く覆す。

SWのヒーローはこういうものだ。SWの悪役はこういうものだ。

永い永い時間の中で培われてきた「型」を匂わせておいて、清々するほどの豪胆さで反転させるストーリーテリングには、当初困惑を禁じ得なかった。
しかし、ひたすらに展開される予定調和からの脱却を目の当たりにして、次第に「全く新しいSWを観ている!」という充足感に満たされてくる。


繰り返される光と闇の争い。その根幹に存在する“或る真理”が朧げながらも見えてくる。
それは、“スカイウォーカー”の名と血を巡る「英雄譚」であった旧シリーズでは踏み込みきれていなかった領域だ。
自分が「何者」であるかを追い求める物語性から、「何者」でもない者が果たすべきことの意味と価値を追い求める物語への転換。
“合わせ鏡”の中に映し出された存在が何だったのか?
お前が現時点で「何者」であるかなど関係ない。お前はお前であり、それ以上でも以下でもない。重要なのは、今この瞬間から何を成すのかということ。
そういうことを、「最後のジェダイ」のレッスンは強く訴え、物語っている。

臆病者の心優しき脱走兵は、恐怖に対峙する勇気を持つ。
向こう見ずなエースパイロットは、軍を率いるための冷静さを得る。
出自の孤独に苛まれ、盲信的に自分自身の存在性を見失っていた主人公は、遂に本来あるべきアイデンティティを見出す。
そして、光と対するように闇に包み込まれた者もまた然り。

まるで「オズの魔法使い」のような様相も覚えつつ、新シリーズの魅力的な主要キャラクターたちの「変容」を描き出すと同時に、彼らと、この「新章」の到達点がうっすらと見えてきたように感じる。


SWのオールドファンにとって、この最新作の在り方は、あまりにショッキングで「邪道」だと拒否感を感じずにはいられないものかもしれない。
だがしかし、SWがこれからも世界のエンターテイメントの中心で“継がれていく”ことが確定した時点で、「定型」を打破することは避けては通れない必然的なプロセスだったのだと思う。

ジョージ・ルーカスという創造主が生み出したSWは、彼個人の鬱積したインサイドの結晶だったとも言え、壮大なスペースオペラの世界観とは相反して極めてパーソナルな作品だった。
だからこそ、この映画シリーズは、個々人のカルト的な憎愛も含めて、世界中の映画ファンに対して強烈な存在感を放ち続けているのだろう。

その創造主の手から離れて、新たな物語が紡ぎ出される以上、定型とインサイドの壁を打ち破り、新たな価値観を示すことこそが、この新シリーズの「意義」となる。
このハードルが高すぎるプロジェクトに挑む製作陣は、誰よりもSWを愛し、リスペクトするからこそ、「新章」を継ぎ、「意義」を生み出すことの価値を信じて疑わない。
そして、この型破りな映画が貫き、継いだことは、圧倒的に正しかったと思える。

ルーク・スカイウォーカーとレイア・オーガナに最大級の敬意を表しつつ、新しい時代(=ジェダイ)の行く先を心待ちにしたい。
鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 9点(2017-12-18 00:07:56)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 119人
平均点数 5.80点
010.84%
100.00%
254.20%
31310.92%
41512.61%
52016.81%
62016.81%
71915.97%
8119.24%
9108.40%
1054.20%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.45点 Review11人
2 ストーリー評価 5.00点 Review18人
3 鑑賞後の後味 5.50点 Review18人
4 音楽評価 7.13点 Review15人
5 感泣評価 4.76点 Review13人

【アカデミー賞 情報】

2017年 90回
作曲賞(ドラマ)ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]候補(ノミネート) 
視覚効果賞 候補(ノミネート) 
音響効果賞 候補(ノミネート) 
録音賞 候補(ノミネート) 

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