6.《ネタバレ》 狙った人間を次々に拉致し、手を変え品を変えひたすら殺人ゲームを仕掛けて殺しまくる猟奇殺人鬼ジグソウを描いたソリッドシチュエーションスリラー『ソウ』。その容赦ない血みどろ描写で世界中に熱狂的ファンを持つこの人気シリーズが待望?の復活だそうで。とはいっても僕は、まだ無名だったころのジェームズ・ワンが世に出るきっかけとなった一作目こそ楽しめたものの、その後はひたすらグログロ映像を見せたいだけの同じような内容に3くらいでもういいやとなって全く追っかけてませんでした。ところが今回、前作で一応完結したシリーズが新章突入ということと、最近エンタメホラーの分野でめきめきと頭角を表しているスピエリッグ兄弟が監督と言うことで鑑賞。結果は……、まぁ正直普通の出来でしたね、これ。切れ味鋭いスタイリッシュな描写やサクサク進むテンポの良いストーリーなどはぼちぼち面白かったものの、やってることはほとんどおんなじ。薄汚い廃農場に集められた人たちが生き残るためのデスゲームに無理やり参加させられて、各ゲームごとに一人また一人と脱落してゆくだけ。その死に方がノコギリカッターで切り刻まれたり毒薬注射を打たれたり頭上から様々な刃物を落とされたりとバラエティに富んでたのは大変刺激的で、そこは良かったかな。特に最後の顔面崩壊はナイスグログロ!とはいえそれだけの内容なので、1週間もすれば完全に記憶から消え去りそうな映画なのは間違いない。そーゆー映画だと割り切って観ればボチボチ楽しめるんじゃないでしょーか。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2025-04-08 13:32:18) |
5.《ネタバレ》 ファイナルで終わったんじゃなかったの?重い腰を上げてようやく見てみました。結論からいうと思ったよりもずっと楽しめたものの、まあちょっとインパクトには欠ける残念感も少し感じました。(勝手にハードル上げただけ説もあって、この点はちょっと反省して1点くらい点数オマケしときます)
ゲーマー全員の過去などよく考えられていましたが、彼らの心に秘めていた罪悪感などいったい誰に見抜かれというのか・・(ジョンは超能力者かよ) あと普通なら手下など内部分子から秘密が漏れるものですがこの映画ではそれがありません。その点も相変わらず不自然でした。ただ今回のトリックは冴えわたっていて、ワイヤー×足、ショットガン×キーは最高に良かったです。これらは最上級のカラクリでしたね。
「手下・子分」というキーワードで今まで引っ張ってきましたが、今回はそれにプラスして「ファン・熱烈」が登場。あと捜査機関内部のものが関われば何でもできてしまうチート感も相変わらず健在でした。個人的にはファイナルでのジルの最期がソウ史上最高のラストだったと思っていたので続編が出てちょっと残念な気持ちもありました。この調子なら今度は「ファン」主導で何でもできそうな悪寒がしますね。(まあこのシリーズって、グロ見たさの特殊需要向け映画なのでなくならないほうがいいかもしれませんが) 【アラジン2014】さん [インターネット(字幕)] 6点(2022-08-23 12:35:33) |
4.《ネタバレ》 約3年ぶり2度目観賞。新作鑑賞後に復習。我らがジグソウ、カムバック。罪深き4人を罰するゲームとジグソウ大捜査線が同時進行。エグさ、グロさは健在だが、おハナシに決着が付かず拍子抜けですな。シメはレーザーカッターによる脳天輪切り。まるでイソギンチャクみてぇだ。 【獅子-平常心】さん [映画館(字幕)] 6点(2021-09-30 00:29:57) |
3.《ネタバレ》 なんか仕掛けのエグさが弱まったような気がした。昔は見るのも辛い仕掛けだったが今回はそうでもなかった。ストーリーは普通。 【ぷるとっぷ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-12-24 16:00:32) |
2.やれるかな♪ やれるかな♪ ハテハテフム♪ やれるかな♪ やれるかな♪ サテサテフム♪ スクリーンの前の良い子のためにジッポさんとソン太くんが楽しいトラップを作って帰ってきたよ~ 毎度偉そうに講釈を垂れるけど、今回も人を楽しく殺れればいいかなってそんな感じ テヘッ こまけぇことは気にするな6点 【映画大好きっ子】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-12-18 17:36:40) |
1.《ネタバレ》 “レガシー”は的を射た邦題。一作目の偉大なる遺産『良脚本』をトレースしているのですから。そういう意味では、出来が良くて当たり前です。反面オリジナリティに乏しいとも言えますが、シリーズ脱落組としては久々に見応えを感じたのでこの選択は歓迎いたしましょう。ゲームは最早アトラクションの域ですね。ジグソウランド。一体製作するのに幾ら掛かるんだとツッコミたくなる凝った殺人装置は、素晴らしく悪趣味かつアイデア豊富。努力賞ものでしょう。心と体に響くグロテスクな描写も容赦無しで、まさに『ソウ』シリーズ正当の系譜の作品でありました。あまりに都合よくジグソウ先生の仕掛けに引っかかる展開や、CIAも真っ青のターゲット調査能力は“お約束”以外の何物でもありませんが、エンタメホラーの様式美と考えれば腹も立ちません。ただし、ジグソウ先生の人生哲学の講義には心底辟易としました。独りよがりなお説教を聞くために、お金(劇場鑑賞料)を払いたくないなと。イデオロギー無し、脚本の出来とゲームのアイデアで勝負する続編ならばいいですが、ソウじゃないなら、モウいいです。 【目隠シスト】さん [映画館(字幕)] 6点(2017-11-15 00:12:03) |