5.《ネタバレ》 そんなに話題になってなかったのでリアルタイムでは観ておらず、主題歌を演奏する機会があったのでDVDを借りて観てみた。 っておいおい、これすごくいい映画じゃないの。 トレーラーを観た感じではコミカル要素の強い映画かと思っていたが、こんな泣けるストーリーだったとは。
末代にわたって音楽を禁止する一族や死者の国での姿がガイコツというところはかなり思い切った設定で、一歩間違えれば観客の興味を遠ざけてしまいそうだが、それを観ている内に自然にそして愛らしくさえ感じさせてくれるピクサーの器と力量に脱帽。
多くのレビューにあるように先の読めてしまう展開といえばそうなのだが、それでいて最後には大きな感動を呼び起こすことができるってすごいことよ。それにいきつくまでのシーンがいかに丁寧に、計算されて作られていることがわかる。 もっと沢山の世界中の人たちに観て欲しい映画。
ああ、これからリメンバーミー演奏するたびに泣いてしまいそう。
デラクルスがクズ過ぎたのがちょっと残念。偽物であったとはいえミゲルを音楽に導いた人でもあったので、もうちょっといいヤツであってほしかった。(あの最期を迎えさせるためにクズにするしかなかったんだろうなあ) 【banz】さん [DVD(字幕)] 9点(2018-10-12 03:55:04) (良:1票) |
4.じんわりと幸せを感じさせてくれる作品。 写真がないから戻れないひいひいおじいちゃん、 普通に二度目の死を迎えちゃうじゃん!って思っていたのに、 本人と既に出会っていたのが読めなかった、私はおバカなのか。。 主人公の男の子がこりもせず二回ギターを手にした時は笑った。 日本にはあんな風に写真を飾って、死者の日っていうお祭りみたいなのがなくて、さみしいなと思った。 どこの国にもないか・・汗 音楽は禁止だと言われ育ち、こっそりギターを愛していた主人公。 いつもやさしく微笑んでただ座っていたひいばあちゃんが、最後に歌を歌いはじめたときは泣きました。
実際に観てからだいぶ時間がたつけど、リメンバーミーの主題歌、あの曲は鳥肌がたつ。いい意味で。 すごい若い男の子が歌っていたんだよね。 なんかレビューとかけ離れたかな。 また見たい映画です。 【新しい生物】さん [映画館(吹替)] 9点(2018-07-07 02:49:49) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 感動した。面白い。 最後に、キーとなる歌を歌って、ひいおばあちゃんに父親を思い出させるシーンは涙が溢れた。
ストーリーは、非常に王道的な作りである。悪いやつを倒し、愛や友情でクライマックスを作る。悪く言えばありがちであるのだが、完成度が高いので評価できる。 きっちり伏線をはり、いくつかのどんでん返しを用意し、綿密にストーリーが練られている。 メキシコ独特の宗教、文化を活かした設定も面白い。現世で写真を飾っていれば現世に一日だけ戻ることができて、そのための入国管理局みたいなのがあったり、などなど。 大人でも感動できるというふれこみの通りで、自分もいたく感動したが、逆に小さな子どもはこのストーリーを十分に理解できるのだろうか?とも思う。アナ雪などと比べると、かなり複雑な内容になっている。 【椎名みかん】さん [映画館(吹替)] 9点(2018-05-04 16:40:21) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 安定のピクサー作品。死後の世界があって、日本のお盆のように先祖が帰ってくるという考え方は万国共通なのでしょうか。でもその死後の世界でも現世から忘れられると消えてしまうというのは、独身者の自分にとっては結構恐怖で落ち込みました。 【kaaaz】さん [映画館(字幕)] 9点(2018-03-25 15:24:02) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 ピクサーからまたもや大傑作の誕生。 このサイトでも人気の「バック・トゥ・ザ・フューチャー」も、既に古典と言ってよいほどの昔の映画になってしまった2018年、いまを生きる子供たちに新たに送る「フューチャー」ならぬ「バック・トゥ・ザ・現世」の大冒険。クライマックスでの、あの懐かしいギリギリ感とヒヤヒヤ感が見事に再現されてます。 さらには、ディズニー映画らしく、号泣必至のシーンも。というか、こちらの方がむしろ映画の主題ですが。 確かに、子供向けアニメ映画だからこその設定の甘さやご都合主義的展開はあるものの、全く許容範囲。 大活劇+大感動の1粒で2度おいしい、素晴らしい映画でした。 余談:珍しくこの映画は、オリジナルタイトルより邦題の方が良いのではないだろうか? 【Northwood】さん [映画館(吹替)] 9点(2018-03-24 00:53:27) (良:1票) |