8.登場人物の中で感情移入できる人が一人もいなく、全く面白くありませんでした。主人公と少女の関係も何も感じませんでした。同じような親子ほどの歳の差関係でも、「タクシードライバー」のデニーロとJ.フォスターは2人の幸せを願う気になりましたが、この主人公と少女には応援する気すら起きませんでした。。。 【みるちゃん】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 3点(2022-09-29 12:18:07) |
7.一度奪われた正義を、もう一度振りかざしてみよう。
と、その行動そのものが他人を鏡として 自身に疑問となって降りかかってくる。
正直いって、腐敗してどうしようもない売り買いが為されることには 諦めのような境地で見よ、と視聴者に訴えかけてきて ああ、その通り無念だよ、というものを虚しく映像でみせてくれる。
随所で、誰のためかわからない鐘が鳴り響くような映画であった。 それを句にするもよし。 涙にするも、よし。 【元祖】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-12-01 22:35:38) |
6.ズバリ自分には合わなかったです。 ビューティフル・デイ…監督の世界観、解釈、メッセージ性読むの面白くないから正直めんどいです。 少女との関係性も薄いし、人間の孤独や闇それは分かるけど、とにかく響かない。 |
5.ギャップの描き方に徹底している一本だったと感じました。忠実で冷徹なヒットマンと母親に対するまなざし、静と動。過去のフラッシュバックが少々多すぎたと思ったので点数はこれくらい。ホアキン・フェニックスはさすがでした。 邦題はちょっとちょっと意訳しすぎかな。 【HRM36】さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-08-02 10:27:56) |
4.暴力的で病的な雰囲気ながら、美しく詩的なシーンもあるし、最後はなんだかんだハッピーエンド。良いところはたくさんあるのだが、映画全体に漂う、主人公の不安定な精神を表現したような病的な雰囲気が、あまり心地よくはなかったため、7点評価とする。ただこの雰囲気を高く評価する人が、少なからずいることは理解できる。カンヌで高評を得たのも、本作の病的かつアート的な部分が評価されたからではないだろうか。
タクシードライバーと比較する人もいるようだが、個人的にはタクシードライバーは病的でハードな部分とメロウな部分(バーナード・ハーマンによる、ジャズ調の優しいスコア)が上手く調和していて、どこか心地のよい物語になっていたのだが、本作はメロウな部分が少ないため、アートで病的、そうしたハードな部分が際立ってしまったという印象がある。したがって、完成度についても、タクシードライバーよりは下だろうと評価する(じゃあどうすればよかったんだ?といわれるとなかなか難しいのだが)。
ちなみに観賞していて、なんかインディーズのオルタナ系音楽の香りがするなぁと思っていたら、案の定、音楽はジョニー・グリーンウッドが担当していた。そりゃ音楽も尖った感じになるわな。 【nakashi】さん [レーザーディスク(字幕)] 7点(2020-04-04 14:01:58) |
3.リン・ラムジー監督の『少年は残酷な弓を射る』は面白かったが、これはまったく自分に合わなかった。 【飛鳥】さん [DVD(吹替)] 2点(2019-07-01 20:39:14) |
2.映像も音楽も良い。 台詞も少なく、フラッシュバックや事後の事象など 直接的な見せ方ではなく、あえて間接的な表現方法を用いてるのも特徴で 好感が持てる演出です。 本作品、一言で表すなら「感じて視ろ」ですかね 【シネマブルク】さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2018-12-05 01:12:39) |
1.雇われ殺し屋が少女を助ける為に任務を遂行して行くというプロットだけ見るならばこれまでにもよく有りそうな話なのだが、エンタメ性は低め。この映画はアクションそのものに楽しさはあまり見い出せない。というのもホアキン・フェニックス扮する殺し屋はハンマーをメイン武器として敵に立ち向かうが、その殺しのテクニックはあまり見せない演出となっており、いつの間にか倒してしまっているというシーンが多い為だ。それでも、彼の全身を纏ったオーラからは殺意しか感じられず、直接見る事が無くてもそこはかとなく想像するに難くない。そういう意味ではもはや直接表現しなくても十分過ぎると言えるだろう。 かなり暗い内容だが、"ビューティフル・デイ"の言葉の意味を知った時、ちょっとだけ前向きな気持ちになれた。 【ヴレア】さん [映画館(字幕)] 8点(2018-06-06 11:34:39) |