5.あくまで文学的なんだなあ。映画としての展開ではなく、文学の幕を通しているもどかしさ。たとえカウンター・カルチャーであっても、文学の幕はやはり幕で、うっとうしい。ヒッチハイカーとしての宿命は、「移動」が日常になること。この設定はちょっと面白くなれるはずだった。でもフェミニズムやら自然保護に落ち着いていき、東洋人でまとめる、っていうのが嫌だね。ツルに麻薬を吸わせるあたり、面白くそれらが対立しそうだったんだけど。唯一映画としての見せ場になったかも知れないツルの飛翔シーンは失敗。ユマ・サーマンは、ああこういう味を出す人なのか、と初めて女優として納得がいった。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 5点(2010-09-14 09:45:57) |
4.サントラ買いました。オフ・ビートなユマの親指とあのシーンが(笑)ストーリーは良く分かりまヘン!確かリバー・フェニックスの妹さん出てましたよね・・? 【★ピカリン★】さん 5点(2004-06-16 11:50:40) |
3.最初観た時、何がいいたくて何をやりたいのか全く分からない映画だったが、二回観ると、ハンディを逆に神的なモノにまで高めてしまうシシーのたくましくも強く生きる姿勢と自由や意地のために戦うカウガール集団が意外とマッチしているのに気づいた。 抑圧された人々に対して立ち上がる強さを与えているような気もするが、その手段は決して暴力ではないと言っているようにも感じた。 |
2.登場人物が魅力的で、テーマも嫌いじゃない。こりゃ良いかも…と、思いつつも物足り無さ過ぎ。個人的には鞭を持ったカウガールが素敵かと。 【aksweet】さん 5点(2003-06-15 10:13:39) |
1.主演級のテロップにもかかわらずキアヌがトータルで1分程度しか出てこないのには笑った。ガス・ヴァン・サントのオフビート感覚炸裂の駄作ですね。だが!!こいつの音楽的センスはあなどれない。グッドウィルハンティングにおけるエリオット・スミスといい、この映画でのK.D.Langといいとにかく音楽がひときわ際立っています。 |