7.前夜祭「4DX3D吹替」で鑑賞。
とにかく映像のスペクタクルさが凄くて、全く飽きずに楽しめた。 劇中、ボールを奪い合う“モーターボール“とか言うオリジナルのスポーツが出てくるのだが、このシーンでの4DX演出は特に素晴らしく、もはや完全にアトラクションと化していた。
他にも様々なバトルアクションがありアリータの圧倒的な強さに痺れたし、日常のシーンとかでは普通の女の子らしい可愛さでとても愛らしいキャラクターだと思った。チョコレートを食べるシーンが特に可愛いかった。 父親代りのイドや親しくなる人間との関係性など、人物描写もとても丁寧で良かった。
物語的にはかなり壮大かつ奥深いストーリーが展開され、まだまだその世界観に浸っていたいと思えた。 【ヴレア】さん [3D(吹替)] 8点(2019-02-21 21:18:16) (良:2票) |
6.ネタバレ アニメや日本的背景などに興味がなく、予備知識なしで純粋に一つの映画として鑑賞しました。大作風でキャメロン脚本・ロドリゲス監督ときたら期待値も上がるというもんですが、表面的にも内面的にも想像以上に浅い描写の数々、CGIありきで派手なアクションを沢山見せられてもシラケるばかりでした。昨日「アド・アストラ」を厳しく評価しましたが、アリータより大分マシだったのかもしれないと思う自分がいます(唖然)。。
主人公がデカ目でキモイ的な意見が見られますが、アニメっぽくて可愛らしかったと思います。町の描写も精細で良かったです。それよりもヒューゴの人物設定やアリータの頭脳の状態とか色々キモくて嫌でした。人間でないもの(アリータ)が人間以上の感情を有していて(泣いて愛して)、そしてその物体を完全体である人間(ヒューゴ)が愛する。もうこれ一部が機械になった準人間(人造人間アリータ)という設定にしてくれたほうがよっぽど感情移入しやすいんですけど。
私はアバターも大概面白くなかったもんですから、もしかしたらキャメロン作品とは相性が悪いのかもしれません。それと手足がモゲたのに生きてる描写はキモいから要らないです。まあそもそも、いい加減に子供向け映画からは卒業すべきなのかもしれません。(PS 麗しのジェニファー嬢も御歳を召してしまいましたね・・) 【アラジン2014】さん [インターネット(字幕)] 5点(2020-01-13 10:45:09) (良:1票) |
5.テンポは良かったのですが肝心なお話が全く先に進んでおらず、何とも中途半端なところで終わってしまったので後味があまり良くありませんでした。アリータは可愛かったのですがかなり自己中なので観てて少しイラっとしたとろも。 【Kの紅茶】さん [インターネット(字幕)] 6点(2019-08-04 15:27:34) (良:1票) |
4.★原作は未読、キャメロンとロドリゲス監督の名前に釣られて見たのだが、はっきり言ってその色は薄い。 ★そもそもこの漫画原作が選ばれたこと自体、またストーリーやキャラ付けが(他作品ほどでないが)暴力肯定的なとこなんかはロドリゲス監督の雰囲気と言えばそう言えないこともないか。 ★それにしても話がさくさく進みすぎて感情移入の暇がない。世界観もストーリーも(そもそもそんな新しい漫画じゃないし)擬視感たっぷりで(しょうがないが)新味はない。「強い(幼い)女の子」が主人公のハリウッド映画ってのはさすがにぱっと見当たらないんだけど。 ★原作ファンにはおおむね好評のようなので、漫画に思い入れのある人は見て損はないんだろうと思います。映像やアクションはとても見ごたえあって、それだけでも損はしてないとは思うけど、でも知らない人はまあ、どっちでもいいかなという感じ。 【wagasi】さん [映画館(字幕)] 6点(2019-03-16 20:46:02) (良:1票) |
3.ネタバレ 原作は読んでません。ネットに漂流しているアニメ動画は見ましたが、ヒューゴの死で終るあたりは良く似てました。 原作では、その先がある様ですが、この映画はアニメと似た部分で終了。期待したその先の展開はありませんでした。 ザレムとの対決は、続編にでもするつもりなのかなあ・・? 商魂が見えて幻滅・・・。 ただ、公開3日目の日曜に、客席が10人しか居ないという現状をみると、興業奮わずに続編の企画は消えるかもです。 半年前から、予告動画配信をこまめにチェックして期待値上げて来た自分には、この不人気ぶりにビックリしてます。 更に内容が判明した今、続編の制作も頓挫してしまう予感から、巨大な失望感に見舞われているというのが正直なところ。 なんでこんな中途半端にしてしまったのか・・もったいない。多分アニメ版と同じ轍踏んでます。 ただ、漫画の原作を知らないので、原作との比較はコメントできません。 なので、原作の再現率は評価せず、単独の映画作品として感想を書きます。結論は繰り返しですが、中途半端で消化不良! ブレードランナーとかで時代設定を2040年とかしていて、骨組みが腰砕けしてるのに対し、この映画は500年もの 余裕の設定。ただ、火星とか未知の技術とか飛び過ぎの科学設定がリアリティにはマイナスかなあ。 終盤は残念ですが、中盤まではスバらしい映像とスピード感。アリータが強く進化していく過程に引き込まれます。 戦いが好き過ぎて、引いてしまいそうですが、戦闘用に開発された兵士だから仕方ない。可愛らしい外見は意味不明・・。 弱そうなのに強いという存在感が、見てて気分がいい。日本男性のロリ嗜好がハリウッドで具現化した成功例になるのかな。 銃とかの飛び道具を禁じて、刃物類でしか戦えないとか、ザレムに来させない為に飛行機等の禁止が徹底とか、直ぐに 破られそうな規律に服従している地上の人類の、違和感がスゴイ。原作のせいなのだろうが、せっかくだから変えれば 良かったのに・・。一歩引いて冷静に眺めるとオカシナお話という違和感が盛り上がってしまう。 それでも、あれだけの強さ、そして最後の方では大怪我してもたちまち自然に回復(修復)されてしまうボディも手に入れて こちらの期待はザレムとの最終決戦へ・・・と、観る側の盛り上がりはバッチリでした。 でもここで終わりなんです・・ 予告編にあるシーンがまさにラストシーンでした。これはアンマリですう。 いずれ期待した完成度があって、テンポ良く2時間来て、まさかのあのラスト。 ホントは5点にしたい気分ですが・・ 実写化の完成度とか、演出とかはさすがに大御所のお仕事・・豪華な映像は満喫しましたし・・ 出来る事なら続編で ザレムとの壮絶な戦いから、地上世界の人々の真の解放を見せて欲しいと期待を込めて、加点しておきます。 【グルコサミンS】さん [映画館(字幕)] 7点(2019-02-24 23:01:58) (良:1票) |
2.ネタバレ アリータの感情表現も豊かでCGも完成度が高く、十分に楽しめました。ただ、よくある腐敗的な未来の世界観や古典的な闘争本能のみを描くストーリー展開が、作品の魅力を半減していると感じました。300年先の未来世界に蘇ったアリータは、何に悩み何を選択したのか・・・ その凄まじい葛藤を主演女優サラザールが演じ、それをCG世界のアバターであるアリータに投影しどこまで表現できるかが、今回の作品の命題だったのではないでしょうか。ところが、ひたすら単純に繰り返されるバトルシーンでお腹いっぱい、若者向けCGゲームの大画面化という印象でした。本作品のクライマックスとなるモーターボール(Motorball)は、1960年代にアメリカで大流行したローラーゲームの焼き直しで、特に新しい驚きや興奮はありませんでした。
本作で脚本を担当したキャメロン氏は、テクノロジーを活用する方法とタイミングにおいて、驚くべき実績を残してきました。映画「アビス」で話題を呼んだ液体のCGレンダリング技法を、ターミネーター2の最新モデル T-1000 の映像化に応用して高い評価を得ました。タイタニックでは壮大なCGの表現力に挑み、そして昔から温めていた自身の世界観を映画「アバター」で描き、当時の最先端技術であった3Dとパフォーマンス・キャプチャでリアルに実現しました。画面が暗くなりがちな3Dを衛星パンドラの夜の世界で補完し、表情のマッピングの不完全さをナヴィという異星人の設定で補った結果、映画史上においてもエポック・メーキングな作品に仕上がりました。
本作品は、アバター2以降に向け、パフォーマンス・キャプチャの実力を試すためのキャメロン氏の実験映画だったような気がします。多分、キャメロン氏にはこんな打算があったのではないでしょうか: 原作の漫画は日本で絶大なファン層を獲得しており、その期待に応えるべく出来る限り忠実にCGを作れば、日本市場で失敗することはないだろう。そうして興行的に成功すれば、パフォーマンスキャプチャの限界に挑み、アニメのキャラクターに実在の俳優に勝るとも劣らない生命を吹き込んだ点で、技術的にも評価されるに違いない。あとはそれをアバター2以降に応用すればいい・・・
だからこそ本作品の脚本では、キャメロン氏はオリジナル銃夢にできうる限り忠実に仕上げたのではないかと思います。この経験を元に、アバター 2〜4 が映画史に残る作品になることを期待します。思えば2001年に、日本の某ゲーム会社が無謀にもテクスチャマッピング技術だけで挑んで大失敗したCG映像表現の世界を、キャメロン氏は冷静かつ着実に実現しつつあります。映画「アバター」の真の意味はナヴィではなく、リアルの俳優がバーチャルの世界で演技力を思う存分発揮する、未来の映画に向けた技術的ブレークスルーにあると思っています。
あ、アリータのレビューでしたよね? いい作品でした! 背景とか続編とかあんまり気にしないで、頭をからっぽにしてひたすらCGを楽しんでくださいね〜! 【windance】さん [映画館(字幕)] 6点(2019-02-24 21:43:59) (笑:1票) |
1.この映画の原作を昔大好きだったけど、この映画はノーマークだった。 だって、日本漫画のハリウッド映画化なんて、ロクなもんじゃないから。 ところが、映画の予告映像を見たら、考えが変わった。 原作のいいシーンを忠実に実写化してるのが分かり、思わず熱くなったから。
実際見てみると、原作へのリスペクトは想像以上だった。 なによりうれしいのは、造形こそ多少異なるものの、主要なキャラの性格は、原作と全く同じなこと。 それでいて、アクションシーンやクズ鉄町の表現は、原作を超えている。 ハリウッドが大金かけただけのことはある。 しかも、お話は時系列こそ変えているものの、原作の前半(前半だけなら傑作!)とほぼ同じ。 これで映画としてつまらないわけがない。 ヒロインに萌え、アクションシーンで燃え、ヒロインの悩みや恋愛にちょっと泣ける。 SFアクションエンタメとして、非常によくできている。 日本漫画原作のハリウッド映画としては、自分の知る限り史上最高。 この映画の映画の続編も見たいし、もっと日本漫画をたくさんハリウッド映画化してほしい。 本気でそう思った。 【まかだ】さん [映画館(字幕)] 9点(2019-02-23 00:49:25) (良:1票) |