67.ガメラが避難しようとしているヘリを守るという都合のいいありかたにげんなりしましたが、ラストでガメラが守っているのは人間ではなく地球環境だという仮説が提示されて一安心です。しかし、両者は両立しません。プロデューサーと監督の確執か、とか想像をたくましくするのも楽しいものです。今更なぜこの役者を起用するのか、とかも。ちなみに、「なんで怪獣を援護しなければならんのだ」というのは見解の多様性を持たせようとしたのかもしれませんが、頭が悪すぎて冷めてしまいます。 怪獣映画としては...というアプローチがあるようですが、私は特に怪獣映画に重きを置いていないので映画としてどうなのかという視線で評価することになります。あしからず。 【傲霜】さん [地上波(邦画)] 6点(2023-02-09 20:43:45) (笑:1票) |
66.前作よりは特撮も向上したような気がするが、さすがに現代においては厳しい。 ガメラも時代とともにあった作品かもしれないので、ずっと残るという程の期待をしてしまった自分の感覚が過剰だったかも。 【simple】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2015-08-29 17:46:26) |
65.確かに前作よりは見応えあるが、相変わらずのセガール娘の演技が残念。あまり細かいことは気にせず素直にガメラと自衛隊のチームワークに拍手。 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-08-25 23:15:43) |
64.十数年前の初見以来、かなり久しぶりに見た。以前見た時は仙台の壊滅などに衝撃を受けながらも前作「ガメラ 大怪獣空中決戦」のインパクトが強すぎてこの2作目は全体としてはそれほど印象に残っていなかったが、今回改めて見てみると前作より面白かった。前作もかなりリアリティーを持った怪獣映画だったが、本作はそれ以上にリアリティーを感じさせており、自衛隊の描写も「機動警察パトレイバー2」で自衛隊のクーデター事件をリアルに描いていた伊藤和典が書いている上に全面協力のもとで撮影しているだけあって今まで見たどの怪獣映画よりもリアルさが際立っている。ただ、いささか自衛隊の広報のようになってしまった気もするが。後半の自衛隊とレギオンの攻防も自衛隊側に非現実的な描写がないのがいい。レギオンの生態解明に迫っていく部分が前作のギャオスのそれよりもさらに凝っていてよりミステリーとしての面白さがある。特撮部分も草体レギオンのシーンは「ウルトラQ」の「マンモスフラワー」を思わせていて印象的だし、小型レギオンの群れがガメラに吸い付くシーンもなかなかだと思う。レギオンの名前が聖書から取られているのは今にして思えば押井守監督の影響があるのかもしれないなあ。何はともあれ、プレッシャーもあったであろう中で前作に負けないほどの完成度の高い怪獣映画を作り上げた金子修介監督、樋口真嗣特技監督以下スタッフの力量にはおどろかされる。(この勢いが三作目まで持続しなかったのは少々残念だが。)最後に出演者について少し。渡良瀬を演じる永島敏行は「異人たちとの夏」や「地震列島」に続いて今回もレギオンに襲われる吹越満とラサール石井を助けに現れ、もうこういうのが個人的にイメージとして出来つつある。(まあ今回は自衛隊のメンバーということもあるんだけど。)川津祐介は若い頃より年を取ってからのほうが好きだな。そしてワンシーン出てくる小林昭二。「ウルトラマン」や「仮面ライダー」などで特撮ファンにはお馴染みの俳優(1976年の「犬神家の一族」以降の市川崑監督作品の常連でもある。)で、幼い頃からとても好きな俳優なのだが、特撮作品ではこれが遺作なのかと思うとなんだか切なくなってくる。(2010年4月17日更新。) 【イニシャルK】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2015-04-02 19:33:50) (良:1票) |
63.ガメラ大好きなんです。 本作はガメラも迫力あってカッコイイし、レギオンも存在感たっぷりで怖かった。 私としてはストーリーはどうなのかな?と思った部分もありましたが、ガメラの大暴れが見られたので満足しています。 【たんぽぽ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-01-25 18:23:38) (良:1票) |
62.最初のパニック発生の部分で、人々の顔に少しも緊張感がない上にえらくあっさり淡々と進行していて、これはどうなるのかと思っていたのだが、まさか最後までそのとおりに進むとは思わなかった。住民の「変化」を捉えずに適当に右から左に動かしておいて都市壊滅などといわれても、何のことか分かりません。レギオンの造形が醜いだけなのも困りもの。敵が格好良くないとヒーローが光らないのは、怪獣映画でも同じです。水野美紀の演技も問題外。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2014-09-03 01:29:25) |
61.まず私はゴジラよりガメラ派です。1より断然面白かった!ガメラのデザインもカッコ良くなった!今回は漫画チックな感じも無くなってたし女優も上手だった!そして『水曜どうでしょう』ファンにもたまらない、ミスターや大泉さんや安田さんのエキストラ出演は心が沸いた! 【movie海馬】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-08-28 20:49:25) (良:1票) |
60.ゴジラが誕生し脈々と息づいてきた国産怪獣映画の中でこの作品こそ最高傑作と呼ぶに相応しい。 【みぢこ】さん [映画館(邦画)] 10点(2012-03-01 12:17:55) |
59.「火力をレギオンの頭部に集中し、ガメラを援護しろ!!」 映画のクライマックスで、自衛隊の師団長が言い放つ。
ふいにこの台詞のシーンを思い出すと、その度に無性にこの映画が観たくなる。 また思い出してしまったので、DVDを引っ張り出して、もはや何度目か分からないが「ガメラ2 レギオン襲来」を観た。
分かっちゃいたが、何度観ても面白い。
もう15年前の映画なので、特撮シーンやCGが現在の最新技術に比べて稚拙に映ることは確かだ。 しかし、それでもビジュアルの“見せ方”の巧さと迫力は“劣化”を感じさせず、怪獣映画として“類い稀”な世界観に没頭させてくれる。
この映画の何が素晴らしいかと言うと、「王道」を踏襲しているということに尽きる。 怪獣映画としての王道、パニック映画としての王道、ひいては娯楽映画としての王道をしっかりと表現していることが、この作品の価値を高める最たる要因だと思う。
日本の男の子なので、怪獣映画もそれなりに沢山観ている。 日本では長きに渡り数多くの怪獣映画が製作されているが、本当に面白い作品は少ない。 数少ない“良い怪獣映画”に共通していることは、「人間の目線で描かれている」ということに他ならない。
怪獣映画と言っても物語を進めていくのは人間なわけだから、人間の描写をおろそかにしては面白い映画になるわけがない。そして、巨大な怪獣を“巨大に見える”ように撮らなければ、怪獣映画としてのそもそもの意味が無い。 いずれにしても、「人間の目線」で描かれなければ鑑賞に堪える面白い映画になるはずがないと思う。
冒頭に挙げた台詞に表れているように、特に今作はその世界に生きる人間たちの活躍がめざましく、観ていて否応にも盛り上がる演出が冴えている。
ヒロインが科学館の学芸員だったり、主人公の自衛隊員も組織下の化学学校所属だったり、NTTのエンジニアが活躍したりと、SFとしてストーリーに説得力を持たせるキャラクター設定も光っている。
そういう人間描写の巧さとそれに伴うストーリーの面白味が、より一層に怪獣映画としての娯楽性を高めていると思う。
こういう怪獣映画がまた観たい。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 10点(2012-01-21 21:45:56) (良:1票) |
58.怪獣映画としての基本的な作りは変わらないが、 敵方怪獣レギオンの複雑な設定に伴い、前作よりもストーリー色が強くなっている。 自衛隊が活躍するシーンが多いのもこの作品の特徴で、シナリオは中々良く練られているのだが、 レギオンはギャオスのような魅力がなく、主役であるガメラの描写も薄れてしまった。 前作ほどのインパクトはないが、まあそこそこは楽しめる作品だと思う。 【MAHITO】さん [地上波(邦画)] 4点(2011-08-22 06:25:59) |
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57.前作よりも映像のクオリティが上がり、おそらく怪獣映画史上最高のリアリティと迫力があるのは間違いないが、ここまでリアルにするとちょっとした甘さが目に付いてしまう。敵であるレギオンが着ぐるみ感バリバリで違和感がすごい。あのデザインは問題があると思う・・・。リアルを徹底してほしかった。 【eureka】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-11-04 00:12:18) |
56.怪獣映画の頂点のひとつを極めた作品。 その素晴らしさは他の方に語ってもらうとして…
ハリウッドの映画関係者にG2の感想を求めたところ…
「素晴らしいシナリオだ。 ただし、アメリカの一般観客はここまで複雑な怪獣映画を観ない」
ちっ! これだからアメ公はよぉ… 【伊達邦彦】さん [映画館(邦画)] 9点(2010-01-10 18:35:22) |
55.これは従来のガメラシリーズの枠を超えて、和製モンスターパニック大作になっていると思う。 邦画の特撮の最高記録を軽々と塗り替えるような、驚愕映像が満載。 単体ではなく、群れを従えた怪獣という新しい表現を、CGを用いて描き出している。 前作に続き、実際に怪獣が現れることを想定した社会のシミュレーションは さらに掘り下げられているし、 自衛隊のパレードのような兵器の総出演も壮観。 あえて難を言えば、甲羅で攻撃を防いだり、ローリングアタックなどの、 従来のガメラらしい戦い方が、新シリーズになってから影を潜めてしまったのが残念。 【且】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2009-08-23 17:14:32) (良:1票) |
54.日本の自衛隊もなかなかやるではないか。いつの間に、そんなに兵器を持っていたんだ!? 【Yoshi】さん [ビデオ(邦画)] 4点(2009-07-25 19:18:09) |
53.隣りに座ったお嬢さんは、いかにガメラが好きかを話してくれました。それはもう延々と。1時間半、彼女の話を聞き続けた末に『ガメラ2』は、拍手の中、始まりました。それはスケールの大きな侵略SF映画。札幌が、仙台が、大変な事になります。ガメラは今回も血みどろになりながら戦います。でも、その姿は、ガメラらしくない気が・・・。ああ、なんだか、ガメラがカッコつけてる・・・「俺ってばカッコいいでしょ」はゴジラに任せておけばいいのに・・・。凄い映画でした。こんなパワーのある日本映画はこれまで見た記憶がないくらいに。だけど、パワフルなガメラって・・・。そう、そこにいたのは、私が大好きだった、あの弱くて健気なガメラじゃなく、強く成長したガメラ。彼の変化を受け入れなければならないよね、そう割り切ろうとしつつも、こみ上げてくる淋しさは拭えませんでした。舞台挨拶は長島敏行より水野美紀よりウルフルズより、藤谷文子が大人気で、判りやすい人達だなぁ、と思いました。私は、ちょっと暴力的な姿になったガメラに不安を覚えつつ、お嬢さんにサヨナラして、夏の日差しに徹夜明けの頭をくらくらさせつつ映画館を後にしました。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-07-11 13:56:50) (良:1票)(笑:1票) |
52.もともとは大泉洋目当てで見ました。意外なまでに面白かったので一作目も観たら、そっちも面白かったです。っていうかこのシリーズ、娯楽SF系の邦画では最高峰かも? 【クレイバード】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-03-09 16:20:46) |
51.ガリガリと物々しく進む戦車隊、その手前に写る小屋に貼ってある、大村崑のオロナミンCの広告のユーモラスさ。昭和ガメラでお馴染みのコンちゃんを、こういう形で「出演」させるとは、心憎い。かつての怪獣映画は、そのチープさを、悪く言えば誤魔化すために、ユーモアを介在させていた面があるのですが、平成ガメラは、スペクタクル作品としてのシリアスさ、リアルさで直球勝負、時に織り交ぜるユーモアを、単なる「逃げ」に使っていない点が、良い悪いは別にして、“新鮮”であります。第2作の本作も、「シリコンからなる宇宙生物」という、SFではやや古臭いネタを用いつつも、ちょっとした文明批評みたいな要素を見せつつ、自衛隊と怪獣のリアルな戦闘を見事に描いております(制服を着た永島敏行が新幹線で普通に移動しているのを見ると、さすがに「自衛隊大丈夫か?」と思ったけど)。そんな中で、傷つき大流血しながら戦うガメラの姿。ガメラに流血は昔から付き物で、まあ、アブドーラ・ザ・ブッチャーのプロレスみたいなもんなんですけども、「文明」vsレギオンの戦いの中で、どこまでもアナログ的に流血試合をするガメラの姿、血沸き肉踊るとはまさにこのこと。・・・そんでもって最後に、「ガメラは地球の生態系を乱すものを許さない」なんぞという、あまりにもアバウトで焦点の定まらないボケボケの結論には、さすがにそりゃないよと思いましたね。シリコン生物というものの持ちえたかもしれない寓意性が、この結論で雲散霧消しちゃいました。 【鱗歌】さん [地上波(邦画)] 7点(2007-09-03 11:04:17) (良:1票) |
50.前作同様大人でも見れる映画になっています。いろんな人がゴジラより言いというのも うなづけます。 【pokobun】さん [DVD(邦画)] 8点(2006-07-10 20:08:28) |
49.怪獣映画で名作?まずあり得ないと考えるのがふつう、いろいろと突っ込みどころ、そりゃありますよ、空想の、あるわけない話を作ってるんだし。でも、この映画は、ストーリー、特撮技術、キャスティング、リアリティの追求、とてもいいバランスの、まちがいなく傑作だと思います! 【ダスト&スクラッチ】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-12-08 15:04:43) |
48.「 人間味 魅力溢れる キャスト達 平成ガメラは ヒューマンドラマ 」 詠み人 素来夢無人・朝 |