《改行表示》 10.《ネタバレ》 天使が主人公に「もしも彼が存在していなかったら・・・」という世界を体験させる、もしもボックス的展開なわけですが、コレちょっとへそ曲がりな見方をしてしまいました。 本当にジョージは違う世界に行ったのか?本当は彼を助けたい街の人達が集まって、大芝居を討ったんじゃないか!?とも思ったんです。 もちろん天使が彼の多くのことを知っていたり、血が止まったり(笑)、飲み屋の名前が変わっていたり、突然雪が止んだり、降ってきたり・・・と、この映画では間違いなく天使の仕業としてストーリーが進行しますが、天使は自殺をくい止めたに過ぎず(それも特に天使らしいことをしたわけではなく)、ラストで主人公に幸せと希望を与えるのは現実の人間・仲間達なわけです。これはただのファンタジーではなく、天使なんかいなくても人間の仲間を想う力で奇蹟は起こせるんだってことだと感じました。 個人的に天使が落ちこぼれである理由はそこにある気がします。 またこの映画に関して、悪人が罰せられていない!という主旨の意見を耳にしますけど、もちろんこの場合罰せられて当然のような気もしますが、そういった人間の没落していく姿を見せずに、結末にはあくまで幸せとか希望といった膨大なプラスのエネルギーを目一杯見せてくれるところがこの映画のイイところなんだと思います。ポッターは別にあのまま悪事がバレなかったわけではなく、結局その後罰せられたのかもしれません。でもそんなもの見せて何が楽しいの?っていうことなんじゃないでしょうか。 それにこういったストレート直球ど真ん中型の感動ストーリーに真っ正面から感動できるっていうのはやっぱり幸せなことなんじゃないかと思います。単純ですけど観終えると素直に、「友達っていいな。大事にしなきゃな。」って大切なことを改めて思い出させてくれました。 【Jump】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-11-02 22:01:36) (良:2票) |
9.確かに個人という存在は世界から見れば小さいのかもしれない。でも、歯車の一つでも欠ければ時計が機能しないのと同じように、たった一人欠けるだけでも世界は大きく変わってしまうかもしれない。大きく変わらないにしても、一人が欠ける事によって誰かの人生が変わるということは大いにありうる。自分とは決して一つの“存在”なんかじゃない。誰かを支え、また支えられて生きている。そのことをこの映画は教えてくれた。嗚呼何と素晴らしき哉、この人生! 【クリムゾン・キング】さん [DVD(字幕)] 9点(2004-01-13 02:58:14) (良:2票) |
《改行表示》 8.《ネタバレ》 名画と言われる映画にはやはりそれなりの理由があるのだ、ということを痛感させられる映画。 自分の幸せや夢を犠牲にしても、誰かの幸せのために生きる。 そんな素敵な男を嫌味なく演じているジェームズ・スチュワートって演技の幅が広い。 そんな彼も乗り越えられそうにない困難を前に、自ら命を絶ってその保険金で家族を救おうとするジョージ。神が黙って見ているはずがないぜとばかりに降臨する天使なのだが、このあたりの人間界と天上界の違いを意識させる演出は無駄がなくて素晴らしい説得力。お金を使わなくてもちゃんと神の世界だって思わせてくれる演出は上手い。 そしてラストのなんたる感動。 憎むべきポッターですら、愛すべき隣人に変えてしまう。 いや、名画。 【roadster316】さん [インターネット(字幕)] 9点(2023-01-06 19:32:50) (良:1票) |
《改行表示》 7.はー、これまたすごい映画を観てしまった。 今まで知らなかったのが、本当に勿体ない。 どんなにツラいことや苦しいことがあったとしても、 人生はこんなにも素晴らしいと思わせてくれる映画。 生きる糧なりました、納得の名作だった。 古い映画だと侮ることのできない作品。 アメリカではクリスマスに放送される定番の映画だそうですが、 こりゃ確かに最高のクリスマス映画だわ。 【愛野弾丸】さん [インターネット(字幕)] 9点(2021-05-31 22:17:05) (良:1票) |
6.やばい!前半退屈だからどこが名作だよっておもってたらラスト30分大号泣。ここまで伏線とかカタルシスをうまいこと消化する作品は中々ないね。 【とま】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2013-04-29 19:19:20) (良:1票) |
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《改行表示》 5.古典的な名作。 ハートウォーミングなファンタジーで、後味の良い作品。 久しぶりに観直してみたら、以前にも増して良かったような。 年配のオヤジ姿の二級天使がユニークな設定で良い味を出している。 一人の人生は実は多くの人に影響を与えている。 誠実に一生懸命に生きていれば、きっと最後は報われる。 現実はそんなに甘くないけれど、そうあってほしいという思いが満たされる。 ラストは予定調和にすぎるかもしれないが、おとぎ話としての素晴らしさがある。 心が癒され元気をもらえる映画はいつまでも朽ちることはない。 【飛鳥】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2012-12-06 17:46:41) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 人間がこの世に生を受けたからには必ずその意味や価値がある。どんなに辛くて悲しい事があっても頑張ろう、そんな勇気をくれる映画です。中盤はちょっと退屈する時間帯があるものの、やはり分かりやすくて素晴らしい映画です。こんな時代だからこそ、こういう映画を誰もが、家族が揃ってテレビを見る時間帯にもっともっと放送すべきだと思います。 【とらや】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2008-11-22 15:29:33) (良:1票) |
3.みなさんが述べられているとおり、「奇跡」が起きたのは、天使が反則技を使ったわけではなく、主人公が自分が生まれていない世界を見たことにより自分の視点を変えた事と、それまでの誠実な行いが報いられたためでした。つまり「奇跡」は誰の身にも起こり得るもので、誰でも起こせるもの。素晴らしい人生を送れるか否かは、正に、どういう気持ちで生活していくかにあるのです。生を受けたからには、どんな人でも、その人生に必ず意味があり、幸せになれるはず。頑張れ、まだ「奇跡」を起こしてない人たち! 【パセリセージ】さん 9点(2004-05-06 23:30:07) (良:1票) |
《改行表示》 2.《ネタバレ》 天使が降りてきて窮地に陥った主人公の手助けをする。本来ならば「幼稚で在り来たりな設定!」というような烙印を押してしまう自分だが・・・。この作品に関してはそんな考えはとんでもない間違いだ。 「幸せな人生を送る」ということはどういう事を指すのか?、誰でも一度は真剣に考えることが有るだろう。「お金持ち?」「有名人になる?」「好き放題やりたい事をやる?」。この映画は一つの理想を語っている。もちろん、この作品に出てくる主人公のような人にはなれそうもないが、出来るだけ思いやりを持って人と接しようと思わせてくれ、反省させてくれる。見返りを望まない優しさというものは本当に難しいものです。 一人の人間の一生が、いろんな人の人生にかかわっているなんて、すごく自分に対する人生の教訓になる作品でした。 素晴らしき哉、この名作に10点を投票させてください。 【おはようジングル】さん [映画館(字幕)] 9点(2003-12-20 17:42:57) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 見終わった後にすごくあったかい気持ちになれた。天使のおじさんがかわいらしい。これから鈴の音が聞こえたらおめでとうっていおう。 【俺は直角】さん 9点(2003-11-13 13:55:45) (良:1票) |