8.使いつくされたプロットでも、脚本と俳優がしっかりしていると、十分魅力的な映画になるという典型的な映画 (実話に基づく、という付加価値があるにせよ)
個人的にはシャーリーのゲイ行為やシャーリーの生まれ育ちをもうちょっと掘り下げたほうが、映画に深みと共感性が出たのではないかと思う
ヴィゴ・モーテンセンって、ロバートデニーロ以上の怪優ではないかとひそかに思っている 【みんな嫌い】さん [インターネット(邦画)] 7点(2025-04-17 13:30:37) |
7.異質な人間が出会いを通じて変化していくロードムービーという点では『スケアクロウ』に似てるなと思ったり、インテリとヤクザの出会いによるコメディという点では『男はつらいよ』に似てるなと思ったり、色々と既視感はあるし実話がベースだから驚きの展開になるわけでもなく、予定調和に終わってしまうので大きな感動というものはない。とはいえ、差別問題を扱いながも酷いシーンはあまりなく、安心して見られる良作ではある。注文をつけるとすれば、黒人だがカネ持ちで男だが男が好き、白人だが黒人に使われるし移民系として差別される、といった両者のアイデンティティーに関する内面的葛藤がもうちょっと丁寧に描かれるとよいと思うのだが、それだとコメディーにはならないので難しいのだろうな。 【東京50km圏道路地図】さん [DVD(吹替)] 7点(2024-02-23 01:33:20) (良:1票) |
6.いい映画だったなぁ~それにしてもトニーのいかついこと。完全なマフィア顔。そりゃあんなオッサンにビンタされりゃ必死でピアノ用意もするわな。 【イサオマン】さん [地上波(吹替)] 7点(2023-12-20 22:49:33) |
5.人種問題は、60年近く経過しても余り状況は変わっていないのね・・・ 映画自体はさわやかなロードムービーです。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 7点(2020-08-18 21:13:33) |
4.暴力は負けだ!
これがすべて。
フライドチキンの骨を車外に捨てても、紙コップはちゃんと拾う。こういうとこ、好きです。
とにかく二人の役者さんが本当に素晴らしかった!
いい映画でした。ありがとう! |
3.普通に面白かった。 ただし「めちゃくちゃ泣ける!」とか「心を穿つ感動作!」ではないです。 予想していたよりも山場の度合いが低かったのが残念。 最後はスッキリできて、いい映画ではあります。 アメリカ旅行してるみたいな雰囲気は良かった。
黒人差別していたトニーが、どう変遷していくのかは見物。 人種差別問題って日本では伝わりにくいのが難点か。 【愛野弾丸】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-04-19 17:23:44) (良:1票) |
2.目立った粗もなく非常に良い映画でした。しかしどうにも高得点がつけにくい、いってしまえば地味で退屈な映画であったようにも感じました。昔からアカデミー賞といったら一般感覚から少しズレた作品が受賞するものですが、本作も作品賞と脚本賞を受賞した映画には感じられませんでした。
確かに友情物語や差別描写など一見すると非常によく描かれています。しかしこの監督さんは事の顛末を端折り過ぎる傾向があるようで、結果しか画面に表現されていないことが多いです。手紙の一件、お風呂場(室内プール?)の一件、二人して拘留される一件など、いくらでも深く掘り下げられるシーンはありましたがサラっと流して次へ。これらのことから各シーンが表面的に見えてしまい深みを損なう軽い仕上がりになってしまったのではないかと感じます。他の映画を引き合いに出して申し訳ないですが、先に見た「ロリータ1997(エイドリアン版)」などは画面の端々から各自の内面が感じられ、不謹慎な題材の割にとても感情移入しやすい作品でした。
好みの問題と言ってしまえばそれまでですが、この映画はコメディであったとしても中途半端、感動ドラマであったとしても中途半端だったように思えました(そもそもコメディとして描かれていないような気もしますが)。 しかし主演と助演の演技力は大変に素晴らしく、彼ら二人がノミネート(ドクターは受賞)されたことには納得です。十分に素晴らしい映画でしたが作品全体のトータルバランスで見た場合、私の中では並の上レベル(6点に近い7点)の映画でした。 【アラジン2014】さん [インターネット(字幕)] 7点(2019-11-14 12:05:20) |
1.人種差別というテーマを描いているが、テンポが良くコミカルなシーンを織り交ぜられていて重くなり過ぎていない。 主人公たちは絶妙なコンビで、その掛け合いを楽しむことが出来る。 【アクアマリン】さん [映画館(字幕)] 7点(2019-05-18 18:11:10) |