7.人間関係の各ドラマが薄いし、子供の不祥事や母親の無責任さなど不愉快な思いもあったが、ヘリから爆発処理チームが降下し船に乗り込むシーンや、爆弾処理の緊迫感には目が離せない迫力があった。特におどろおどろしい音楽が入らず静寂な中での作業がいい。リチャード・ハリスの癇癪声は哀愁を帯びていてセクシーだ。彼の仕事ぶりはうずくまって手先を動かすものばかりで、派手な動きはほとんどない。しかし作業中の集中力が生み出す緊迫感は、観ているこちらがまるでアクションものを味わっているかのようだった。 【tony】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-03-02 00:19:32) |
6.ミッキーマウスの置時計が堂々と小道具として使われている事に驚き。今なら絶対にディズニーが許さないだろう。爆弾テロの映画ですよ、コレ(笑) 【Junker】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-08-08 02:03:03) |
5.爆弾の解体シーンにおける、「赤か?青か?」の大定番を生み出したと言われる本作。 大定番の「初出」に相応しい見事なサスペンスアクションを堪能出来た。
冒頭の船出のシーンと“ブリタニック号”という船舶名から、海洋パニック映画の雰囲気を携えて映画はスタートする。しかし、その雰囲気を良い意味で一変させて、船上の爆弾解体と本国での犯人捜しという2本のラインを並行させてサスペンスフルな展開が巧みだったと思う。
ストーリー自体の巧みさもさることながら、やはり何と言っても特筆すべきは、爆弾解体の緊迫感だろう。 爆弾犯が仕組んだ幾重ものトラップかいくぐりながら解体していく様は、このジャンルの映画の常套手段的な演出であるが、その礎となった今作の”オリジナリティ”は上質で印象的だった。
それにしても、今作のタイトルを知ったのは映画「交渉人 真下正義」で犯人が引用したことからだが、このように優れた映画でもタイトルも知らない映画もまだまだ多いのだろうと思う。
観なければならない映画は尽きない。 【鉄腕麗人】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-08-01 23:20:15) |
4.70年代当時、大流行りした乗物パニック映画のひとつ。いかにもイギリス映画という雰囲気を醸し出し、爆弾処理班が爆弾と向き合いながら一本一本線を切るシーンはなかなかの緊迫感。ただ主人公を演じるリチャード・ハリスが爆発物を処理する様は、余裕がありすぎて現実味に欠ける。木っ端みじんになるやも知れなく、こんな調子で出来ようハズがないのでは? タバコをふかすと引火するって。そんなリチャード・ハリスに今ひとつしっくりと来ない私でしたが、若き日のレクター博士(毛がフサフサとある! ! )とアンドロイド・アッシュ(こちらも毛がフサフサとある)に出会えたのにはうれしかったね(+1)。 【光りやまねこ】さん 7点(2004-03-16 23:35:30) |
3.今は亡きリチャード・ハリスが爆弾解体作業をするシーンは今観てもハラハラドキドキします。いかにもイギリス映画という感じの役者が勢揃いして、いい雰囲気です。 【オオカミ】さん 7点(2003-12-02 01:03:46) |
2.ん~。まずまずの出来だな。最初のほうの船上の爆破シーンぐらいしか面白いとこがなかった。でも、緊張感のあったしーんがいくつもあったからまあ楽しめた。それに若き頃のアンソニーホプキンスが出てたとこがよかった。でも・・・爆弾解体を誤って爆弾が爆発するところは思いっきりCGでした・・・。それが心残りですね。 |
1. まずまずの海洋爆弾処理サスペンス映画。オマー・シャリフ船長が木偶の坊で泣ける。個人的に余り好きじゃないリチャード・ハリスがカッコイイ主役ってのも、今イチのめり込めない原因かな。爆死するのがD・ヘミングスと逆なら最高だったのに。渋いイギリス映画なんで、ハリウッド製パニック物と勘違いしないように。R・レスター、意外に良かった。 【へちょちょ】さん 7点(2003-01-07 02:28:18) |