4.漢字を書けなくなったのが悲しかった。うちの父親も同じ様に、出来ていた事が出来なくなっていきました。そして、食事の時に何度もむせて、何度も何度も肺炎になりました。この映画の登場人物は、ほとんど怒らず優しく接していたので、素晴らしいと思います。認知症の人には絶対に怒ってはいけないので。 【ケンジ】さん [インターネット(邦画)] 8点(2020-08-16 00:59:24) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 誕生日の日には三角帽子で祝う。お父さんがお風呂に入ってからではないと、お母さんは入れない、など。ワタシは、どこの家にもその家なりの変わった風習があって、それが家族を作っていると考えています。メリーゴーラウンドが一周ごと回って帰ってきたら、騎手に声を掛けるのも東家の昔からの風習なのだと思います(よく考えると変だけど)。その時、初めてお父さんの表情に明らかな変化がありましたし、おそらく監督はこのシーンが撮りたくて、本作を作ったのではないかと思っています。切ない家族の物語。蒼井優、うまいわ。【追記】アメリカ家族にも変な風習はありましたね。お母さんに抗議するときは英語を使う。あの家族も、いい家族です。 【なたね】さん [DVD(邦画)] 6点(2020-04-07 07:18:35) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 だいたい、前作「湯を沸かすほどの熱い愛」と似ています。大切な人に (ゆっくりと) 訪れる死とお別れ、それに向き合い明るく送り出そうとする家族たち。笑いもありますが下ネタがないので、老若男女問わず安心して観れると思います。 (山田洋次監督の笑いに近いかな?) そして、、良くも悪くもお涙頂戴、なんですよね。三女優を泣かせるウェットなシーンがとにかく多くて・・ちょっと興ざめかな。裕福だけど心が満ち足りない暮らしを対比して描く意図にしても、アメリカのパートは長すぎるし。だからいろんな意味で長い映画だったな、、と。 (題名にかけてるわけではありません) とは言え、本作の山﨑努さんはよかったです。おそらく最初で最後ではないだろうか、笑いに徹した山﨑努さんを観ることができたのはとても貴重かも。願わくば、この名優に主演男優賞を。以下余談。洋食屋のママが「誰かいい人いないの?」とふみ (蒼井優) に尋ねましたね。いい人、いましたね (笑) 何と本作を観た数日後に突然の婚約発表、ぶっ飛びましたよ。 【タケノコ】さん [映画館(邦画)] 6点(2019-06-23 22:48:59) (良:1票) |
《改行表示》 1.ありきたりな感想かもだけど家族って素晴らしいなぁ、いいなぁという気持ちが溢れてきた。 泣かせようという演出やあざとい場面もあったけど、こういったジャンルの映画である以上多少狙ってても仕方ないと思うし、そういったジャンルの映画の中では結構リアルな描写が多くて良かったかなと。 なんといっても山崎努の演技が演技とは思えないほどの域にまで達してるもんで観ていて嘘くさいなと感じることは殆どなかった。 次女を演じた蒼井優ちゃんの演技も素晴らしくてとても引き込まれた。 苦言を呈するならばアメリカパートが少々浮いていたのが残念だったなと。 【余談】 私の場合結婚会見の前日に鑑賞していたのでもっとびっくりでした。 【ヴレア】さん [映画館(邦画)] 8点(2019-06-04 15:23:48) (良:1票) |