4.不評な「なんで!俺もやねーん!」は意外と私は好きです。 個人的に不評だったのはフード(福士蒼汰)のキャラかな。過剰なキレ演技。 コード(木村了)は良かったんだけどね。 やんちゃなキレ演技といえば!という柳楽優弥さんと安田顕さんがいらしたから 不慣れな福士蒼汰さんは浮いちゃったんかも。 岡田准一さんの演じるファブルは原作は未読ですが、映画だけで言わせてもらうと 物凄く好きなキャラクターでした。そしてアクションもご本人が抜群のセンスを見せている。 ただ、勿体無かったのは、サビの廃棄工場の対大勢アクションシーン、魅せ方がよろしくなかった。 あれじゃあ岡田くんの頑張りが半減です。 暗いのもあるけど、カメラワークもかな。スピード感が命のファブルの技がことごとく見にくい。 アクション映画としてそこがとても残念でした。 しかし次回作も観たいと思いました。 予告だとアクションも更に派手そうですし、外で明るい。 あと木村文乃ちゃんが峰不二子みたいで可愛いかったなぁ。 【movie海馬】さん [地上波(邦画)] 6点(2021-06-19 03:07:50) (良:1票) |
3.『桃太郎侍』や『水戸黄門』の殺陣にリアリティが無いと注文をつける人はいません。それはファンタジーと一般認知されているからです。お茶の間TV時代劇は、リアリティを捨て去った代わりに、様式美という自遊空間を手に入れました。本作にもおそらく同じ事が言えます。タイトル『ファブル』(=寓話)からも、そのスタンスが伺い知れますし、劇中では「ジャッキーチェンかよ」という台詞まで出てきます。エンタメアクションに特化した制作姿勢は大変心地よいもので、アニメ活劇を観ているかのような心持ちでした(クライマックス。狭い工場内を上階へ向かいながら繰り広げられるアクションは、カリオストロの城へのオマージュに思えました。)コメディとしても上出来で、主演を務めた岡田准一が果たした役割は大きいと感じます。桃太郎侍の高橋英樹と同じような『役者顔』とでも言いましょうか、ナチュラルさが売りの俳優さん(例えば瑛太とか西島秀俊)では出せない『濃さ』がエンタメの様式美にハマっていたと思います。そういう意味では、柳楽優弥は上手すぎて様式美からはみ出していたような。同タイプでも、北村一輝の『濃さ』なら上手く寓話にマッチしたのではないかと思います。 【目隠シスト】さん [インターネット(邦画)] 7点(2021-04-21 19:58:33) (良:1票) |
2.単純に娯楽作のコメディとして観て、おもしろかったです。 敵さん同士の妙なしがらみはイマイチ釈然としませんでしたが。
岡田准一の怪演と、佐藤二朗の人畜無害っぷりが救いでした。 【愛野弾丸】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-06-24 22:06:50) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 飽きずに楽しむ事は出来たけど…少々人間ドラマ部分がメチャクチャで、こんな奴ら現実に居ないだろぉって感じだった。 アクションはなかなかスピーディーで良かったけど、いくら凄腕の殺し屋だからってあまりに無敵過ぎる! 佐藤二朗演じる店長が途中で怪我したみたいになって、その後普通に出てきたけど一体何だったんだろうあれは…。というかあの店はあれで大丈夫なのかと心配してしまった。 それと、柳楽のキャラの処遇はあれで良いのか?! あれだけの事やっておいて写真見せられただけで納得する?ヤクザが。しかも、実は何処かで生かしておくもんだと思ってたらほんとに殺してたよね?じゃあ助けた意味は何なのよ!そこがちょっと納得行かなかった。
岡田准一演じる殺し屋の日常パートが笑えて一番面白かった。 あと何気に「RANMARU/神の舌を持つ男」の主要キャスト(向井、木村、佐藤)が勢揃いしているのが熱かった。 【ヴレア】さん [映画館(邦画)] 6点(2019-07-08 17:38:12) (良:1票) |