4.良くありそうなストーリー設定だけど泣けました。全然聞き慣れないチェコ語(?)がまたエキゾチックで「外国」感も出ていました。小さな子供が偏屈ジジィの心を溶かしてゆくのを見て優しい気持ちになれました。 【あっちゃん】さん 7点(2002-02-04 20:25:07) |
3.じーさんと子どもの心温まる物語。でも、それと対照的に時代の混沌が強調されている。チェコとかは日本にすむオレらにとってなじみの薄い地方だけど、勉強になりました。それから高熱でうなされてる時のシーンが圧巻。すごいリアルで、びっくりした。 【鉄コン筋クリ】さん 7点(2001-11-08 22:26:14) |
2.共産主義の閉塞感がにじみ出てた。そんな重い雰囲気をコーリャが緩和してる。ちょっとした行動が本当に微笑ましい。コーリャがお風呂で死んだおばあちゃんと話そうとするシーンはもう涙がとまらない。そのコーリャとロウカとの心の交流もグッド。そしてハリウッドとは全く違うあっさりとした最後の別れ。飛行機の中で、教会に通っているうちに覚えた歌がもう会うことはないロウカとの唯一の接点。後々まで余韻が残る素晴らしい作品。 【シュープ】さん 10点(2001-09-07 00:05:19) |
1.これは良かった。何よりも,すっかり人生を捨ててしまった初老の主人公が,ナニにだけは一生懸命なのが良い。可愛らしいコーリャとの心の通っていくエピソードの数々も,空港での別れのシーンも心を打つ。これでラストか,と思い,主人公の将来を思った途端「我が祖国」終曲の演奏と指揮者のクーベリックの姿が。必死で譜を追いチェロを奏でる主人公。いやー,民主化後チェコ・フィルに戻れて本当に良かった。 【koshi】さん 9点(2001-08-27 16:39:00) |