ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドの投票された口コミです。

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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

[ワンスアポンアタイムインハリウッド]
Once Upon a Time in... Hollywood
2019年上映時間:159分
平均点:6.88 / 10(Review 76人) (点数分布表示)
公開開始日(2019-08-30)
公開終了日(2020-01-10)
ドラマ犯罪ものバイオレンス
新規登録(2019-06-15)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2025-02-04)【Cinecdocke】さん
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監督クエンティン・タランティーノ
キャストレオナルド・ディカプリオ(男優)リック・ダルトン
ブラッド・ピット(男優)クリフ・ブース
マーゴット・ロビー(女優)シャロン・テート
アル・パチーノ(男優)マーヴィン・シュワルツ
ダコタ・ファニング(女優)スクィーキー・フロム
マーガレット・クアリー(女優)プッシーキャット
ブルース・ダーン(男優)ジョージ・スパーン
オースティン・バトラー(男優)テックス
ルーク・ペリー(男優)スコット・ランサー
エミール・ハーシュ(男優)ジェイ・セブリング
ティモシー・オリファント(男優)ジェームス・ステーシー
ダミアン・ルイス(男優)スティーブ・マックイーン
カート・ラッセル(男優)ランディ・ミラー
ゾーイ・ベル(女優)ジャネット・ミラー
マイケル・マドセン〔男優〕(男優)ハケット保安官『賞金稼ぎの掟』
ニコラス・ハモンド(男優)サム・ワナメイカー
デイモン・ヘリマン(男優)チャールズ・マンソン
レベッカ・ゲイハート(女優)ビリー・ブース
ハーレイ・クイン・スミス(女優)フロッギー
ジェームズ・レマー(男優)アグリー・オウル・フート『賞金稼ぎの掟』
ブレンダ・ヴァッカロ(女優)メアリー・アリス・シュワルツ
ルーマー・ウィリス(女優)ジョアンナ・ペティット
クルー・ギャラガー(男優)ラリー・エドマンズ 本屋の店主
マイキー・マディソン(女優)スーザン・アトキンス
加瀬康之リック・ダルトン(日本語吹き替え版)
堀内賢雄クリフ・ブース(日本語吹き替え版)
山路和弘マーヴィン・シュワルツ(日本語吹き替え版)
安原義人ランディ(日本語吹き替え版)
佐々木睦サム・ワナメイカー(日本語吹き替え版)
森宮隆ロマン・ポランスキー(日本語吹き替え版)
金城大和テックス・ワトソン(日本語吹き替え版)
ボルケーノ太田チャールズ・マンソン(日本語吹き替え版)
脚本クエンティン・タランティーノ
挿入曲ディープ・パープル"Hush"
バフィー・セント・メリー"The Circle Game"
ザ・ローリング・ストーンズ"Out Of Time"
撮影ロバート・リチャードソン〔撮影〕
製作クエンティン・タランティーノ
デヴィッド・ハイマン
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
美術バーバラ・リング(プロダクション・デザイン)
ナンシー・ハイ(セット装飾)
衣装アリアンヌ・フィリップス
録音ゲイリー・A・ヘッカー
マイケル・ミンクラー
ワイリー・ステイトマン
スタントゾーイ・ベル(スタンド・コーディネーター)
その他セルジオ・コルブッチ(スペシャル・サンクス)
ティム・ロス(スペシャル・サンクス)
ブレンダ・ヴァッカロ(スペシャル・サンクス)
ジェームズ・マースデン(スペシャル・サンクス)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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【口コミ・感想(8点検索)】[全部]

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1
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6.《ネタバレ》 リックとクリフの、日常会話的な特に緊迫感もないダラダラとしたやりとりが延々と続き、
クリフがヒッピーの牧場でグダグダしているあたりで、

「これっていつまでこういうテンションのままなんだよ…」

と思い、途中放棄しそうになって一時中断。

(タランティーノ作品は結構好きなほうなので、。どうでもよさそうなグダグダ話は慣れてはいるのですが…苦笑)


「でも放棄する前に、みんなの評価はどうなのか見ておこう?」

と、こちらで感想を拝見。
すると、シャロン・テート事件を知っておくべきとのご意見多数。
それならばと、いったんその事件について調べてから、あらためて続きを鑑賞することに…。


するとまぁあら不思議!

ただのキレイなねーちゃんだと思っていただけのシャロンの一挙手一投足に

「あぁ、間もなく惨殺されるのに、何も知らず可哀そうに…」と、いい感じに気持ちが入り始めたではないか。

シャロンが自分が出ている映画を見て、自分の登場シーンの会場のウケ具合にうれしそうにしたり、
夫のために「テス」の初版本を本屋で買うという、なんということもない場面さえ、シャロン・テート事件を知っておくと、すべて

「あぁ、間もなく殺されちゃうのに…」

と、どんなシーンでも感情移入。



そして、運命の時間へのカウントダウン開始!!
(めっちゃ気持ち入る笑)

シャロン・テートとお友達セレブご一行のホームパーティーの様子と、
場末のダイナーで飯を喰らってダべってるリック&クリフの行動が、交互にテンポよく映し出されていくのが小気味いい。


このあたりからは、まばたき一つできないほど一気にグワーっと引き込まれた。


「あぁ…いよいよ惨殺始まるよ…タランティーノ仕立ての、血みどろグチャグチャのマーゴット・ロビーを見ることになるよ…」


ところがどっこいのタランティーノ笑

まさかの”家違い”で、ポランスキー・ハウスのお隣さん、リックのおうちにポランスキー宅を襲うつもりのヒッピーがやってくる笑


そして、ヒッピーにやられるどころか、LSD漬けの葉っぱでラリったクリフが、愛犬と共に、やつらを血みどろグチャグチャにするわ、リックは気が狂ったヒッピーを火炎放射器でこんがりローストにしちゃうわ…


史実を軽やかに変え、伏線回収も鮮やかな、最高にウケる見せ場を持ってきてくれました笑

”落ち目の俳優と、連れのスタントマンの物語”

”シャロン・テート事件を扱った映画”

という2つのヒントだけ観客に与えつつ

”シャロン・テート事件”は”落ち目の俳優と連れのスタントマン”によってなかったことになるという、ストーリー上の大どんでん返しではなく

「当然、シャロンは殺される」という観客の思い込みをひっくり返す、変化球的な大どんでん返しで来るとは…タランティーノってやつはまったく…笑



(wikiの映画説明でも、”シャロン・テート事件を背景に”という、この映画では彼女は事件に遭わないという肝の部分までは分からないぼんやりとした説明の書き方の理由が、この壮大な大どんでん返しのネタバレ回避のためだと後で合点)

タランティーノ監督の代表作のひとつ「イングロリアス・バスターズ」では、”ナチスに恨みを持つヒロインが映画館でヒトラーを焼き殺す”という、史実と異なるヒトラー惨殺の見せ場を作ったくらいなので、今作の”シャロン・テートの隣人宅に間違って押し入った犯人たちが逆に惨殺される”という脚本も、問題なくスムーズに楽しめた。



「イングロリアス・バスターズ」に出演したブラピと「ジャンゴ~繋がれざる者」に出演したレオのW主演の今作。
それぞれの出演作では、ワルを殺す見せ場をメラメラと燃え上がる炎(前者は劇場、後者は邸宅)で演出していましたが、今作でもばっちり火炎放射器でメラメラと印象的な場面を作ったわけですね。


そして最後に訪れるシーンも秀逸。
リックがポランスキー邸に遊びに来ていたシャロンの男友達としゃべっている時に、シャロンがゲートについているインターホンで、普通にリックと話し始め、一緒に飲みましょうとゲート内に招き入れて、玄関前で抱擁…。

もし、あの日、カルト集団の殺人グループがポランスキー邸ではなく家違いで隣に押し入っていたら…?

もし、あの日、間違って押し入った家で待ち構えていたのが、筋肉隆々のスタントマンの体育会系男子(しかも葉っぱでラリってる)と、あのおっかない犬と、火炎放射器プレイヤーだったら…?

そういう想いが胸をめぐらずにはいられない、感傷的にさせるラストシーンだった。
フィンセントさん [インターネット(字幕)] 8点(2020-09-09 15:19:57)(良:3票)
5.《ネタバレ》 陰惨な事件を、痛快にひっくり返していて見事。あくまでもブラッド・ピットとディカプリオが中心で、途中まではいったい何を描きたいんだろうと不思議でしたが、すべて「運命の日」の逆転劇のための回りくどい伏線だったということで。
貧乏な庶民がセレブに虐げられ、ラストに一矢報いてめでたしめでたしとなるのはよくある話。しかしこの作品は貧乏な狂信者がセレブにボコボコにされてめでたしめでたしなわけで。ディカプリオに害虫のように焼き殺されるシーンを見て、快哉を叫んだ映画関係者は多いのではないでしょうか。私はセレブでも映画関係者でもありませんが、貧乏人こそ正義みたいなキャラ設定が心底嫌いなので、一緒に快哉を叫ばせていただきました。
眉山さん [インターネット(字幕)] 8点(2023-10-20 23:31:42)(良:2票)
4.《ネタバレ》 タランティーノ節、相変わらず面白い。

何よりこの映画、ポランスキーの「ローズマリーの赤ちゃん」事件と言えば、アレしかない。
それをタランティーノが描く。
まぁほとんどの人はあの場面を残酷に描くんだろうなと思う。
心配でタラちゃんのユーモアを気が気じゃなくて、笑えないんですよ。
だから観終わって、ほっとした。

結局、あの事件に至るまで、なぜヒッピーがあんな残忍な事件を起こすかまでを描いている。
それが映画のオチになっている。
これもタラちゃんの計算だね。

面白かった。
トントさん [DVD(字幕)] 8点(2020-01-14 06:42:45)(良:1票)
3.《ネタバレ》 タランティーノ作品にしては残酷描写や下品なシーンが少なく、
殆どの場面が、ただただ明るい、キラキラしている。
デカプリオとブラッドピットが2人でわちゃわちゃしているだけで見ていて楽しいのに、
そこにパチーノやカートラッセルが出てくるし、
マックイーンとブルースリーが絶妙なそっくりさん加減で、
見ていてニヤニヤが止まりませんでした。
それだけに、最後に起こるであろう悲劇を考えると、尺の長さもあってか鑑賞中はこの明るさを素直に喜べないというか
常にドキドキさせられました。
ガツンと来るシーンはそんなにないんだけど、、
やはり主演2人の演技と存在感がたまらんです。
南雲しのぶさん [映画館(字幕)] 8点(2019-10-01 18:15:03)(良:1票)
2.《ネタバレ》 感情表現が全開のディカプリオ。現実を冷静に眺め適応するブラピ。それぞれが得意とする役柄が、見事に劇中のキャラにマッピングされて、非常に魅力的な作品に仕上がっています。南カリフォルニアの明るい日差しと樹木が香るドライな夜など、羨ましいほどまでに恵まれたハリウッドの自然の中で、物語はサスペンス調に進行していきます。歴史の結末を知っている視聴者にとっては、最後までどうなるかハラハラの展開ですが、史実を脚色して痛快な結末に仕上げ、ある種の爽快感を私たちに残してくれた監督の手腕はさすがです。こんなことができる映画、やっぱり大好きだなぁと改めて感じさせてくれる逸作でした。ディカプリオとブラピの境遇の差、全盛期を懐かしむディカプリオ、そして汚れたスポーツカーを楽しそうに運転するブラピが印象的でした。ヒッピーの奔放・軟弱な生活とブラピの強靱な肉体を対比する中、最後は意外な結末を迎えます。こんな時代があったなぁ・・・確かにワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド。何から何まで最高でした!
windanceさん [映画館(字幕)] 8点(2019-09-16 20:17:44)(良:1票)
1.《ネタバレ》 直訳で"むかしむかしのハリウッドで…"と称されるような、タランティーノ流おとぎ話。
界隈から消える恐怖に怯える元人気俳優役のディカプリオと、
トレ―ラ―暮らしでも達観しているスタントマン役のブラッド・ピットの組み合わせは意外にも絶妙で自然体。
20年前に人気の一位二位を争った二人が共演していたら大事件だったくらいに、
双方の魅力を偏りなく惜しみなく注ぎ込む。

一方、ストーリー自体は50年前のハリウッドの日常を業界ネタと併せて淡々と綴ったものでしかないが、
一見無駄と思われるエピソードの積み重ねが例の事件に集約される脚本の巧みさで最後まで引っ張る。
そう、往年の映画ファンならシャロン・テ―トとチャールズ・マンソンを知っていればその陰影がくっきり際立つ。
映画牧場のマンソンファミリーの得体の知れない不気味さと、待ち受ける悲劇を知らない映画館のシャロンの笑顔に、
『この世界の片隅で』を彷彿とする複雑な感情を抱かせる。
そして運命の時が刻一刻と迫り、どんな結末を迎えるか固唾を飲むことになる。

彼の過去作品を知っているものなら、結末は予想できるだろう。
しかし、これが変化球で強引な筋書きになっていないのが良い。
だからこそ現実で叶わなかった切なさでいっぱいになる。

シャロン・テ―トが少しでも呪縛から解き放たれ、"銀幕のスター"として永遠に生き続けること。
タランティーノの切なる祈りだ。
Cinecdockeさん [映画館(字幕)] 8点(2019-09-05 08:16:01)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 76人
平均点数 6.88点
000.00%
100.00%
211.32%
311.32%
411.32%
51215.79%
61317.11%
72431.58%
81317.11%
967.89%
1056.58%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.40点 Review5人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review5人
4 音楽評価 8.00点 Review4人
5 感泣評価 5.00点 Review2人

【アカデミー賞 情報】

2019年 92回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞レオナルド・ディカプリオ候補(ノミネート) 
助演男優賞ブラッド・ピット受賞 
監督賞クエンティン・タランティーノ候補(ノミネート) 
脚本賞クエンティン・タランティーノ候補(ノミネート) 
撮影賞ロバート・リチャードソン〔撮影〕候補(ノミネート) 
音響効果賞ワイリー・ステイトマン候補(ノミネート) 
音響賞マイケル・ミンクラー候補(ノミネート) 
美術賞ナンシー・ハイ受賞 
美術賞バーバラ・リング受賞 
衣装デザイン賞アリアンヌ・フィリップス候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2019年 77回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 受賞 
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)レオナルド・ディカプリオ候補(ノミネート) 
助演男優賞ブラッド・ピット受賞 
監督賞クエンティン・タランティーノ候補(ノミネート) 
脚本賞クエンティン・タランティーノ受賞 

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