《改行表示》 4.《ネタバレ》 矢口史靖作品ながら、今イチ気が進まなかった作品、ダンスウィズミー。 ところがどうして、なんじゃオモシロイじゃないか。こんなことならもっと早めに見ておけばよかったかなと思えた反面、期待値低めで今頃このタイミングで見れたことをラッキーだったのかなとも思えます。 主演の三好さんは、初めて目にする方となりますが、第一印象時点ではこの人が主演ではこの先ちょっと自分的には見栄え的にツライかなと思ったのでありますが、ところがどうして、話進んでゆくうちに段々この人の仕草や舌打ち発言が面白くなってゆき、この人が主演やっていてこそ気に入ること出来たのかもしれないかなとさえ思えてしまいました。 そんな軽めのコメディ、悪くはない。 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2021-07-17 23:03:17) (良:1票) |
《改行表示》 3.《ネタバレ》 宣伝文では「ハッピーミュージカルコメディ」とのことだが、ミュージカルに徹するわけでもなくそれほど大笑いもしない。しかし一応ハッピーな気分で終わるので悪くない映画ではある。ちなみにミュージカル成分は、昔の映画でいうと優香出演の「恋に唄えば♪」(2002)と似たようなものかと思った(もっと少ないか)。 序盤のオフィスやレストランのミュージカルパートでは、せっかく周囲を巻き込んで歌とダンスで盛り上がったと思ったのに現実が悲惨だったのは非常に落胆させられたが、これはそれこそミュージカルの虚構性の表現ということか。その後のロードムービー部分で仲間と歌っているのは普通に楽しげで、特に恥ずかしいトラブルもなく、こういう純粋に音楽を楽しむところまでいったん戻ってから最後のトラウマ解消に至ったという全体構成だったのなら納得できなくはない。歌につられて自然に身体が動くのは変ではないだろうとはいえる。 歌の選曲としては少し古い方へ寄っていたようだが、個人的には「夢の中へ」とか「年下の男の子」のあたりは劇中人物のノリに同調できた。また普段、映画を見ながら先読みなどはしない方だが、3人組での「ウエディング・ベル」に関しては直前の予感が当たった(この状況ではこの歌しかありえない)…実は自分としては柄にもなくこの歌が心に刺さるものがあって痛い。 ちなみに何の説明もなく突然方言を聞かせるのが好きな監督ということなのか、今回また耳慣れない方言が出て来ていたが、これは新潟県の言葉だったのか(新潟市はほぼ標準語だと思っていた)。 キャストに関して、主演の三吉彩花という人は子役時代からいろいろ出ていたのを見たことがあり、昔から長身で美形だったので、周囲の子役の中で変に目立ってしまうところがあったように思うが、ここに至ってやっとふさわしい姿で出られるようになって他人事ながら感無量である。単純な美人女優でもないようで、今後とも幅広く活躍できる役者になってもらいたい。 ほかに名の知れた役者もいるがあらかじめ情報が出ていなかったようで、黒川芽以が出演しているのは実際見て初めてわかった(姉の「友美」役)。また「ウォーターボーイズ」(2001)のエンターテインメント性を一気に向上させた立役者である秋定里穂さんが出ているのは最初から知っていたが、実際見ると出番が少ないので不満に終わった。ここはもう少しファンに配慮してもらいたかった。 【かっぱ堰】さん [DVD(邦画)] 6点(2020-05-03 20:29:16) (良:1票) |
2.う~ん 何とも言えない 中途半端な感じ..矢口監督~ 脚本にキレがないよ~ こんな映画だれが観るんだ?? どこのだれをターゲットにしてるのか分からない..残念... 【コナンが一番】さん [DVD(邦画)] 5点(2020-04-15 22:40:09) (良:1票) |
《改行表示》 1.《ネタバレ》 あら?評価が低い(笑)。個人的には楽しく観れましたよ。 ミュージカル映画として見るとか、ララランドと比べたりするからいかんのです。 谷口作品ですからコメディ映画です。 最初で主人公が台詞で言ってましたが、突然人が歌い出すなんてミュージカル映画はおかしい。 そういうミュージカルの世界を催眠術で歌い出しちゃうという設定で、メタ的に笑いにしてるわけですね。 ムロツヨシがサラッと歌って見たら静香がつられて歌い出して「やっぱり〜!」のところがすごく好きです。 やしろ優は役者じゃないんで演技は下手だったけど、あの役柄ならまあ許せるかな。 登場人物、嫌な人誰も出てこなくて気持ちの良い作品でした。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2020-01-06 21:23:05) (良:1票) |