《改行表示》 7.《ネタバレ》 面白かったです。微笑ましくも笑える学園ものとしてのスパイダーマン 、これはこれでありですね。 片方で壮大なことをやりつつも、一つのクラスの中で恋の駆け引きや先生とのやりとりや友情が繰り広げられ見てて楽しい。 敵役のミステリオは、最新のホログラムでイリュージョンを見せながら本体はドローン編隊で攻撃する、 一人の人間としてはなんの力もない男という設定が面白い。 ラストなんて昨今のフェイクニュースを取り上げているかのようで、今の要素を取り込んだシナリオが興味深い。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-12-16 15:21:49) (良:1票) |
6.《ネタバレ》 個人的にはアベンジャ-ズエンドゲームよりこちらの方が見た後の楽しかった余韻が大きかったです。アベンジャ-ズの時ほど期待してなかったからかもですが、スパイダーマンという制約のなかで考えうる最高の脚本ではないでしょうか。 【壱歯科医師】さん [映画館(吹替)] 8点(2019-08-19 15:40:07) (良:1票) |
5.他のマーベル映画を見ていないと理解できない部分が多くある、という欠点はありますが、青春映画としてとても良く出来ていると思います。とても面白かった。主人公ピーターの、高校生16才の恋や人としても成長、ヒーローとしての葛藤と苦悩が、丁寧に描かれています。これだけ詰め込んで2時間の上映時間の中で、キチンと整っています。マーベル映画のアベンジャーズがひと段落ついた後の最初の映画としては、最高の出来になったと思います。本編の後のシーンは余計な気はしますが。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 8点(2019-07-23 17:56:32) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 『ドクターストレンジ』や『アベンジャーズ/エンドゲーム』で世界の分岐を説明しておき、今作の予告編で「あの戦いで扉が開いた」「別の次元から来た」と紹介されるベック(ミステリオ)。「マルチバース(多元宇宙)の世界につなげちゃうんだな」と普通に思っていたら、ミステリオは『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の冒頭でBARFというバーチャル・リアリティの技術で空間に映像を投影するホログラフィを扱っていた人物で、エレメンタルズという怪物から何から全てがトニーに煮え湯を飲まされた連中によるフェイクだったのは本当にやられたと思いました。ミステリオの戦闘は「ストレンジっぽくて派手だけど効いてなさそう」とは思いましたがまさかドローンによるイリュージョニストとは考えませんでしたね。リアリティ・ストーン級の幻影使いで世界を謀ろうとしていたとは良い意味で裏切られました。親愛なる隣人でネクスト・アイアンマンと呼ばれる重責に悩む多感な高校生であるピーターには格的にも話の都合上でもこれ以上ないちょうどいい相手だったと思います。そのミステリオを倒すためジェット機内のトニーのラボで新しいスーツを作るピーターとそれを優しい顔で見守るハッピーはグッと来たな。AC/DCの『Back In Black』が流れたのも良かった。MCUへのオマージュもたくさんあり合間に入るユーモアのセンスもスパイダーマンらしく可愛げがあり微笑ましく楽しかったです。スパイダーセンスも復活しトニーの意思を受け継ぐ男として丁寧に描いてハッピーエンド。と、思いきやあのラスト。彼の苦難の旅は始まったばかりなんだなと思わされました。MCUどこまで行くのか。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 7点(2019-07-05 01:45:55) (良:1票) |
《改行表示》 3.《ネタバレ》 この作品を単体で考えれば、そこそこな出来なのは致し方ないでしょう。 シリーズの流れでみれば、アベンジャーズ激戦のクールダウン、そして、フェイズ4への橋渡しという役割を担っているのですから・・・ その割には、全体としてバランスよくまとまっていたと思います。 ただ、ヴィランがしょぼくなるのは当然にしても、アレの乱発は流石にやりすぎでやや興醒めでした。 最近大激戦が続いていたシリーズからすると、この青春仕立てのストーリーはオーソドックスなのにどこか新鮮でホットします。 お約束のエンドロール後も健在で、これまたホッとしました。 そもそもアベンジャーズの世界において、スパイダーマンは場違いなほど弱い部類ですし、キャプテンのようなリーダーシップもありません。 次作にて、この頼りない存在が果たしてどうなるにかによって、この作品の価値も変わってくるのではないかと思います。 作風的には仮にデッドプールと共演しても違和感なく馴染めそうですし、色々な展開が期待できそうです。 いや~若いって素晴らしい 【午の若丸】さん [映画館(吹替)] 7点(2019-07-04 20:47:26) (良:1票) |
《改行表示》 2.前作「ホームカミング」はそれ単体でも楽しめたけどこれは…。 「アイアンマン」の影を引きずってる世界で登場人物も皆「アイアンマンアイアンマン」言ってるので、もう「アベンジャーズ・エンドゲーム」まで全部見てる人じゃないと楽しめない敷居の高い作品になってしまったなぁと。まあファンなら全部観てて当然なんでしょうけど。 これまでの繋がりを考えるとなかなか楽しめたが、これ単体だとちょっと物足りないなぁと感じた。敵キャラとか全然魅力的じゃないし、取って付けたような主人公の親友君のラブコメ要素とか無理矢理面白くしようとしてるように感じちゃったし。 でも、ヒーローになる事で諦めなきゃいけないものとの葛藤やヒーローである事の大変さはよく描かれていて引き込まれたので、この辺は続編でさらに高まりそうなので楽しみではある。 【ヴレア】さん [映画館(字幕)] 7点(2019-07-04 07:50:44) (良:1票) |
《改行表示》 1.《ネタバレ》 エンドゲームからたったの2ヵ月で続きにあたるMCU作品が観れるなんて・・・まずはそこに感謝! 前作のホーム・カミングでの敵さんは、直接的に一般市民を傷つけたり、街を破壊したりということはなく、ただ家族や社員のために悪事を働いていたから、そこまでやっつけた後の爽快感はあまりなかった。それに比べ今回の敵さん、ミステリをことクエンティン・ベック野郎はムカつくはムカつくはで、頑張れピーター!やっちまえスパイダーマン!てな感じになれた。やっぱヒーローものって悪役、大事ですね。 にしてもピーターくん、戦う相手はみな、尊敬するトニー・スタークと因縁のある連中ばかり。これって因果なんかね。(^_^;) MCU関連の作品の中で新生スパイダーマンとピーター・パーカーに対して、もう十分すぎるくらい理解できてたし、愛着も持てたから、このファーフロムホームの世界にすんなりと入り込めたのは良かった。各々のキャラにも感情移入できたしね。てかおばさん!スパイダーマン利用してなにやってんのw 慈善活動? いや~なんかサインや写真とかでお金取ってなかったか? ちょっと曖昧になっちゃてるけどああいうノリ、好きだな~。 それに指パッチンを悲劇というより喜劇、つまり学生にとってはやり直しという死活問題wになるという、そういうことを平然とぶっこんでくるのも好き。 総評としては、青春ラブコメで、思春期の少年が恋に友情に戦いに敵にトニーに、とにかく悩み翻弄され成長していく、なんとも贅沢な仕上がりになっていて、ますますこのMCUのスパイダーマンに愛着を持てたし好きになった。とても楽しく鑑賞できた。 インフィニティーウォーで活躍したあのハイテクスーツでの活躍がほとんどなかったのが残念。あれ、好きなんですよ。ファンの中ではらしくないって不評も多いみたいだけど。私はメカちっくなの好きで、ピーターがお調子に乗ってハイテクに振り回される、そんな図も好きなんですよ。まぁ前作も今作も、自身の持つ能力のみで解決していくっていう、このシリーズの持つテーマなのかもしれないから、それはそれでありなんですけどね。 一つだけ疑問が。ニック・ヒューリーに化けてたスクラル人さん、なんでハッピーからの暗号メッセージを理解できたんだろう?まさかヒューリーと意思疎通で繋がってたとか? ん~分からんw |