《改行表示》 6.《ネタバレ》 こちらの現時点の平均点は「5.35」だったので期待はしていませんでしたが、もう少し頑張って欲しかったというのが正直な感想です。 予想はしていたものの、僕が感動していた場面がほぼ入っていなかったのが残念でした、工夫してうまいこと落とし込んだ部分も多かったんですけどね。 やっぱり登場人物が多くて全般薄くなってしまった感じがします、原作原理主義ではありませんが、先に映画を見ていたら原作は塩漬けのままだったかもしれません、もっとベタで良いと思うんですよね。 塵役にピタリと当てはまる俳優さんが思いつきませんでしたので楽しみだったんですが、鈴鹿さんがとても良かったですね、初出演と言うのが驚きました。というかこの人俳優さんだったんですね(僕が情弱すぎなんですけどね。。。) 原作読了直後に本作を即鑑賞、直木賞&本屋大賞のダブル受賞作品というだけで購入し1年ほど寝かせてました。予備知識がゼロだったのでさくっとあらすじを調べてピアノコンクールが題材で映画化されていると知り音楽題材ならサントラもあるんじゃない?とサブスクでDLして聞きながら読みました、こういうの読書の仕方は楽しかったです。サブスクが初めて良いなと思いましたw 読み進めながら映像化は難しそうだなと感じました、電子書籍なので体感的分量は不明ですが2冊分ぐらいのボリュームだったと思います。大幅カット(整理)しないと詰め込めないだろうし、そもそも僕も含めた多くの人がクラシック音楽そのものを批評出る耳をもってないし、音楽家の技量や表現力の絶対的基準も無いので演奏で勝負するのは難しいだろうなと思いました、だって批評部分やキャストがが考えてる事が文字で起こしてあるんだもの、このあたりの映像表現に期待したんですが物足りなさを感じました。 のだめカンタービレのコミック版からのにわか&なんちゃってクラシックファンです。年に1回ぐらいはコンサートに行きたいなと思っているんですが中国嫁が全く興味が無いので行けていなくて残念です、クルマでクラシックをたまに流してゆるりと洗脳中です、ハミングしたりするから結構馴染んで来て居るはずw オーケストラの「生」の音を是非聞いて欲しい。聞くというか肌で感じて欲しい、ヘッドホンやステレオで聞く名盤よりも、地元オケの響きは保存音源にはない生音独特の心地よさがあります。 【ないとれいん】さん [インターネット(字幕)] 5点(2025-04-23 13:51:14) |
《改行表示》 5.片桐はいりさんの出番の少なさ(のわりに、期待通りの存在感) 斉藤由貴の英語に驚きました さてヒロインの再生がメインなのでしょうけれど、焦点がいろいろなところに散らばりまとまりに欠けていると思った。 天才同士が言っている「こう聞こえるでしょう」っていうのが苦手・・・ 【HRM36】さん [インターネット(邦画)] 5点(2023-09-11 23:24:11) |
《改行表示》 4.原作未読 オーケストラの響きは素晴らしかった。 ピアノ演奏を通してのスケールの大きさ、個性のぶつかりも見どころ。 私は森崎ウィンさんのマサル役が良かった。 キラキラした瞳がピアニストを夢見る青年に見えた。 しかし、もったいないもうちょっとなのに・・映画として魅せて欲しいと感じる所あり。 栄伝母子のピアノ連弾は、ピアノ教室の宣伝映像みたいで笑顔だけどちょっとよそよそしい。 そんな訳で、成長した栄伝役の松岡さんの深い演技とかみ合っていかない。 ひとりひとりのキャラクターを自分の中で深めようと集中すると、その瞬間ぱっと綺麗な映像で次に切り替わるので、どこに力点置けば良いのか迷う。 馬のシーンは原作にあるそうですが、一番のがっかりだった。 どうして急に? せっかくお話しに乗れたところだったのに。 そして、片桐はいりさんはもっと良いところで使って欲しかった。 いろいろ不満も書きましたが、素敵な作品になれる要素が多いと感じたから。 これからは人物の内面に焦点を当てて、セリフで説明ではなく、脚本と演技とカメラワークと編集で勝負して欲しい。 期待を込めて辛口のレビューにいたしました。 【たんぽぽ】さん [インターネット(邦画)] 5点(2022-12-23 15:04:27) (良:1票) |
《改行表示》 3.原作がかなり面白かったので、期待しての鑑賞。 だが、物語の起伏が無くなった感じで少し残念な作品となっている。音学系は基本的に好きだがこちらに響いてくる感じが少ない。ピアノ(やオーケストラ)の音のみを重視して作る意図は分かるが、結果的には肝心のところが引き立たなかったかもしれない。 そもそも映画館で観ていないので絶対的には評価しにくいが、惜しいとは思う。 【simple】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2022-11-12 23:08:46) |
《改行表示》 2.主役4名がそれぞれをリスペクトしており、「アマデウス」の様なねたみや足の引っ張り合いなどは無い。 その分、ドラマとしての盛り上がりに欠け、内面の葛藤が見どころになるはずだが、そこも今一つ中途半端。 一言で言って面白くない。 月明かりの下、ドビュッシーの「月の光」を2人で演奏したり印象的なシーンもあるので勿体ない。 原作未読なのでよくわからないのですが、「蜜蜂と遠雷」のタイトルの意味が最後までわからなかった。 鹿賀丈史がいい味出してたし、斉藤由貴も悪くない。 【とれびやん】さん [DVD(邦画)] 5点(2020-09-09 21:29:42) |
《改行表示》 1.《ネタバレ》 役者評になってしまうが、松坂桃李はすごい役者と思い知らされた。あれだけ沢山映画とテレビドラマに出演、加えてテレビバラエティにも多数出ているのに、 一切邪魔になるイメージを持たなかった。 一方、残念なのは斉藤由貴。彼女がタバコを吸うシーンが何度かあったが、これを見ると若い頃のエピソードが浮かび映画に対する集中力が削がれる。 あのシーンが必要なら他の女優で、どうしても斉藤由貴を使うならタバコではなくて、苦いコーヒー飲むシーンとかにすればいいのにと感じた。 主役の松岡茉優は上手かった、特にはピアノ弾くシーン。前日のNHKの番組で知ったが、小学一年生から中学一年生までピアノを習っていたらしい。その経験を存分に生かしていた。 ただ二十歳にはちょっと見えなかった。しっとりとした演技で実年齢より上に見えていたので、消えていた期間を7年ではなく、12年とかにしとけば良かったのにと感じた。 好きなシーンは松坂のピアノで触発されて二人がどうしてもピアノを弾きたくなって連弾したシーン。 新人の俳優鈴鹿央士は初めて見たが、素晴らしい演技をしていたと思う。 |