アザー・ピープルズ・マネーの投票された口コミです。

アザー・ピープルズ・マネー

[アザーピープルズマネー]
Other People's Money
1991年上映時間:102分
平均点:5.67 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
コメディ戯曲(舞台劇)の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2009-07-19)【M・R・サイケデリコン】さん
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監督ノーマン・ジュイソン
助監督ネッド・ダウド
マーティ・P・ユーイング
キャストダニー・デヴィート(男優)
グレゴリー・ペック(男優)
ペネロープ・アン・ミラー(女優)
パイパー・ローリー(女優)
ディーン・ジョーンズ〔男優・1931年生〕(男優)
リック・キドニー(男優)
キャシー・ナジミー(女優)(ノンクレジット)
脚本アルヴィン・サージェント
音楽デヴィッド・ニューマン〔音楽〕
撮影ハスケル・ウェクスラー
アナスタス・N・ミコス(カメラ・オペレーター)
製作ノーマン・ジュイソン
リック・キドニー
ワーナー・ブラザース
配給ワーナー・ブラザース
美術フィリップ・ローゼンバーグ(プロダクション・デザイン)
衣装セオニ・V・アルドレッジ
字幕翻訳岡田壮平
その他ウィリアム・M・コナー(プロダクション補佐)
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【口コミ・感想】

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1.ブロンクス出身の投資家ダニー・デビートは、たった一人の召使い兼料理人兼運転手だけが唯一心を許せる寂しい人間。会社ではワンマン社長ぶりを発揮しているが、意外にもロマンチストである。そんな彼がある日、ニューイングランドの古い企業に目を付け、会社乗っ取りを図ることから話は始まる。最晩年のグレゴリー・ペックの存在感はあるが、彼も老けてしまった。最後の株主総会での演説シーンは、たしかに聞かせるものがあり、かつてバブルに踊った日本社会への警鐘でもあろう。しかし、"老兵は消え去るのみ”。昔気質の会社経営だけでは成り立たないこともたしかであろう。ダニー・デビートの演説は、悪役を見事にこなした上で説得力もある。理想にしがみつき過去の栄光と心中するペックと、新たな活力を見出そうとするデビートの主張は、どちらも理解できるが後者が勝つのは時代の必然であろう。この辺り、ペック自身の晩年と重ね合わせて非常に感慨深いモノがある。ペネロープ・アン・ミラーはなかなか美人で好い感じだが、やり手弁護士を演出するためのタバコは、個人的に大きくマイナス材料(残念)。資本主義経済の原理は自由競争が原則であり、負けたモノが消え去るのは必然の結果である。しかし、本作のラストには新たな救済策が残されており、安堵の胸をなで下ろさせてくれる。全編を通して、ダニー・デビートの怪演がなければ成り立たないわけではあるが、最初は嫌な奴に思わせておいて、やがて人間味を出してくる後半は実に上手いものである。 <2004年1月5日点数変更>鑑賞後ジワジワと心にしみてきたので1点プラスします。
オオカミさん 8点(2004-01-04 01:58:25)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 5.67点
000.00%
100.00%
200.00%
3116.67%
4116.67%
500.00%
6233.33%
7116.67%
8116.67%
900.00%
1000.00%

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