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ミッドサマー

[ミッドサマー]
Midsommar
2019年上映時間:147分
平均点:5.90 / 10(Review 52人) (点数分布表示)
公開開始日(2020-02-21)
ドラマホラーサスペンスミステリー
新規登録(2020-01-13)【ぴのづか】さん
タイトル情報更新(2022-02-08)【イニシャルK】さん
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監督アリ・アスター
キャストフローレンス・ピュー(女優)ダニー
ジャック・レイナー(男優)クリスチャン
ウィル・ポールター〔男優〕(男優)マーク
ビョルン・アンドレセン(男優)ダン
井上麻里奈(日本語吹き替え版)
前野智昭(日本語吹き替え版)
沢城千春(日本語吹き替え版)
落合福嗣(日本語吹き替え版)
脚本アリ・アスター
配給ファントム・フィルム
あらすじ
衝撃的な出来事で両親と妹を失ってしまった女子大生ダニー。恋人のクリスチャンは恋心が冷めかけていたものの、傷心の彼女が立ち直るきっかけになるのではと、男友達と計画していた旅行に彼女を誘う。目的地は彼の友人の出身地であるスウェーデンの奥地のコミューン。そこでは例年とは異なる特別な「夏至祭」が行われるという。白装束に身を包んだ住人に温かく迎え入れられたダニーたちは、90年に一度行われるという祝祭に参加することになるのだったが、そこでの生活や住人たちの様子から次第に不穏な空気を感じて行く。果たして祝祭とは? 「ヘレディタリー/継承」でホラー映画界に新風を吹き込んだアリ・アスター監督が、異文化の集団との接触によって恐怖の世界へと導かれていく若者たちの運命を描く。
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3.《ネタバレ》 原点は古いが、代々その時に更新されてきた聖典なるものに準じて生きる不思議な村(コミュニティ?)を訪れたアメリカ人大学生の運命を描いた映画。

だんだん怪しくなっていく《村の儀式》が主役とも言えるが、私見だがこれ、現代人を揶揄してるとも捉えられる。
二面性、高齢化批判、薬物常用、居心地よいコミュニティへの依存、人工授精、隠れエログロ、同属殺し、人体解体(猟奇)マニア etc...
極めつけは “くま○ン” 動物の毛皮(死体)を着る残忍性。

アリ・アスター監督の創作欲求の根源が正直わからなかったが、コレだろうと。
現代社会の“気持ち悪さ”に対する告発「この異常な集団がお前(オレ)たち人間だ!」じゃないかと。違う?
まあ、それが観客に伝わるかと言えば、伝わらない。ほとんどはポカーンか、映画テクニックへの称賛なんだろうな。

【レビュー更新】

初見のレビューも書いたけれど、少々考え直したのでレビューを更新。
ただし公式サイトの完全解説や、他のレビューを見ずに書いています。
(正解探しではなく「私にはこう観た」という考察です)

このコミュニティ(村?)には色々と矛盾がありますね。
村人は外界と行き来があり、それなりに文化的生活をおくっている。にも関わらず、住人たちには自我が感じられない。
表面上は幸せそうだが、裏で強烈なルールに縛られ生活を制限されている。そこまでして、この環境に村人たちが依存する理由は何か?
古(いにしえ)からの経典を守って?近親相姦で生まれる奇形の王の存在?いずれもそこまでの強制力は無いように見える。
これが、文明社会と隔絶された未開の地の食人族ならそれもわかるが。
この村のレベルであれば、脱走や反抗、支配権を狙う革命が続発して、数年も保たずに体制が崩壊するでしょう。
そもそも過去にも同様の拉致殺害を行っているなら、外界の手で捜査され証拠がワンサカ見つかって、早々に強制解体という運命のはず(笑)
どう考えても《現実には成立し得ない》コミュニティです。

そう考えると、この出来事自体が「家族の不幸で心を病んだダニーが作り出した妄想」じゃないかと思えます。
村に踏み込んでドラッグを使った時点からの幻覚じゃないかと。
関係ないが、この村に来る道中の描写は「シャイニング」的ですね。主人公の名はダニーだし(笑)

それから、多くの映画は体制(多数派の強制)から脱しようと闘う個人の話ですよね。自由主義世界の映画ですから当然「自由=正義」な訳で。
しかし、ミッドサマーは真逆。「自由=悪」の世界。だから居心地が悪く、理解不能でとっても怖い。
多様性がなく均一的で思考の停止した世界。無感情に生きたい者が逃げ込む「精神的秘境」とも呼べる楽園。
それはダニーの精神世界であり、アリ・アスター監督の趣味の箱庭だと思います。
私は、その箱庭を「アリ・地獄」と命名します!(笑)

余談ですが、私が観た劇場では“オーバー72ダイブ”のシーンで、御婦人が2人 途中退場されました。お気の毒です。
映画の中にも外にも、それと知らずに「天国のような地獄」に踏み込んでしまった犠牲者がいる訳です。
ディレクターズ・カット版も近く上映されるとのこと。(R15+→R18+で 外道さグレードアップ?)

《 2020.3.5にfacebookの映画グループに投稿したレビューを転載しました。》
墨石亜乱さん [映画館(字幕)] 6点(2020-03-02 14:28:41)(良:3票)
2.《ネタバレ》 アイデアや映像はとっても良い。ストーリーはイマイチでした。
飛び降り自殺儀式までは快調。更にこの後も常軌を逸した命懸けの儀式が続き(本当に死ぬまで踊り続けるとか)、それに主人公たちが巻き込まれていくんだろな・・と思ってたら、全然違う話。
ラスト、お父さんを殺してしまって新しい命は共同体で育てる・・って事なんだろうけど、これ社会主義ですね。子供を親から引き離して共同体で育てるというのはポル・ポト時代のカンボジアが有名ですが、北朝鮮も今だにそういう事やってるかもしれない、要は伝統を騙った新興宗教。考えてみれば最初の方で「僕はコミューンで育ったんだ」とネタバレしてますね。(フランス以外で「コミューン」というのは「社会主義共同体」という意味。「コミュニスト」とは「社会主義者」。崩壊したソ連や資本崇拝主義と化した中国を始め、あらゆる実験が完全に失敗してるのになお信奉しようとするのは、科学でなく宗教以外の何物でもないです。)これなら冷戦の影に脅えた70年代辺りに、もっと出来の良い怖い話が腐るほど有りそう。
結局学生たちは最初から犠牲になる運命だったのか、オイタをしたからああいう事になってしまったのか、見てても何か良く判らない。
地元の大切な祭りにヨソ者が入り込んで優勝してしまうという図々しさ、あれだけ友人たちから庇ってくれた恋人を簡単に裏切ってしまう薄情さ。ヒロインの自己中ぶりも何だか不快。
そもそも白夜という設定が生きていない。夜は閉め切った真っ暗な小屋で寝るので、夜寝て朝起きる普通の生活と同じ。「明るいのが怖い」ってキャッチコピー通りになってない。
結局この監督、ストーリーや演出で怖がらせるという能力が決定的に足りない。だからショッキングなシーン(自殺した妹の白目向いた正面顔や、老夫婦の顔面崩壊)でポイント稼ぎしてるだけって感じ。
次はもう観る事ないだろな・・。
番茶さん [DVD(字幕)] 6点(2021-08-13 00:21:01)(良:1票)
1.《ネタバレ》 R15+でもきついんじゃ、もう見とうない~。でも最後まで見てしまった、画像がきれいすぎるのに中身がぐろい。白夜のせいでもある。
いつしかこちらまでも暗示にかかったかのよう、カメラ、特殊効果で酔わせている。
アリ・アスター監督いわく「映画はダニーが家族を失ったときに始まり、ダニーが家族を獲得したときに終わります」。ラストの笑顔が薄気味悪いフローレンス・ピュー…続編があったりしないよね。
ちなみにカットされた行方不明者に関する儀式はディレクターズカットで確認できるらしい。。。
HRM36さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-02-27 10:04:23)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 52人
平均点数 5.90点
011.92%
111.92%
200.00%
335.77%
447.69%
51019.23%
61019.23%
71732.69%
835.77%
923.85%
1011.92%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.66点 Review3人
2 ストーリー評価 6.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 7.66点 Review3人
4 音楽評価 8.00点 Review3人
5 感泣評価 6.00点 Review2人

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