8.昭和ガメラは遠くなりにけり。 こんな暗いガメラは見たくなかった。 明るく健全な雰囲気で通してきたはずのガメラに、いじめが出てきた時点でいやな予感がしたが、 それでも最初のうちは、これまで描かれなかったガメラの被害者の存在を描いたり、 ガメラを単純な人類の味方ではなく、人間に牙を向けることもある恐怖の対象として描き、 怪獣映画としての原点回帰をしようとした、シリーズ中の異色作なんだろう、 という好意的な見方をしようとしていた。 渋谷のバトルは、あのガメラをこんなに悪者に描いていいのか、と思いながらも、 その鬼気迫る迫力とスピード感はこれまでにないものだと思った。 しかしこの映画の見所はそこまでで、以降は失速していく。 イリスとのバトルのつまらなさは、シリーズでも最低と言ってもいいんではないだろうか、 つまらなさでバイラスを超えている。 イリスはデザインもぱっとしないし、名前もカッコ悪い、バトルも印象に残らないといいとこなし。 ただ駅を壊したかっただけかと。 ストーリーだけを見れば、とうとうガメラもメロドラマになってしまったかというひどさ。 人物の不快な言動やグロ描写など、嫌悪感を与えるような演出はやりすぎのように感じた。 映画はいったい誰の望みで、こんなに暗く病的になっていくのだろうか。 【且】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2009-08-24 00:21:59) (良:1票) |
7.設定とタイトルは抜群に良い。映像も平成ガメラ3部作の中で一番良い。でも評価は一番下。ストーリーだる過ぎ。もっと面白く作れたはずだ。残念っすよ。 【ぷらむ少佐】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-11-12 03:27:52) |
6.駅が破壊されるシーンはちょっと本格的でしたね。ストーリーはちまちましてますが。(女の子とイリスが同化するとか..) 【gyu_yan】さん 5点(2004-05-04 21:43:20) |
5.私はガメラを許さない。公開当時、何度となくTV-CMから流れる、そのキャッチ・コピーに当惑したものだった。「許さないったって、アンタ。力関係、分かってんの!?」 本編を観終わり、その意味は分かったが、それでもなお「そんなこと言われても、不可抗力だしなあ」とガメラも頭を掻いてるに違いない。ところで、タイトルですが、2に引き続き、抜群にいいですねえ。 |
4.特撮、ミニチュアはマジで良かったと思います。キルビルのちゃちいミニチュア(あれは狙いでしょうが)よりも、相当にというか本物レベルの精巧さです。その点は映画館で見た方が迫力があると思う。 【こじ老】さん 5点(2004-01-12 15:00:32) |
3.京都が…京都がぁぁぁぁ!! 【ロボコップ狂】さん 5点(2003-06-20 17:17:13) |
2.余計なキャラクターを出し過ぎ。剣だの何だのと伝奇風味の設定も今となっては安っぽい。劇場まで観に行って後悔した。 【よなよな】さん 5点(2002-09-25 02:53:45) |
1.う~ん、ガメラⅠは怪獣映画の進化形、ガメラⅡは邦画の未来、しかしガメラⅢはいつもの邦画に逆戻りっていう印象でした。確かに渋谷で暴れ回るガメラはすごいけどスケール感は縮小、それに中途半端な人間(というより、思春期少女)ドラマはいらないんじゃないかなぁ(中途半端じゃなければいいんだけど…)。前田愛ちゃんはものすごーく好みだけど、映画としては5点献上。 【sayzin】さん 5点(2001-08-17 19:53:42) |