砕け散るところを見せてあげるの投票された口コミです。

砕け散るところを見せてあげる

[クダケチルトコロヲミセテアゲル]
2020年上映時間:127分
平均点:7.67 / 10(Review 9人) (点数分布表示)
公開開始日(2021-04-09)
ドラマ青春もの学園もの小説の映画化
新規登録(2020-03-16)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2025-02-20)【タコ太(ぺいぺい)】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督SABU
キャスト中川大志(男優)濱田清澄
石井杏奈(女優)蔵本玻璃
井之脇海(男優)田丸玄悟
清原果耶(女優)尾崎(妹)
松井愛莉(女優)尾崎(姉)
北村匠海(男優)真っ赤な嵐
矢田亜希子(女優)清澄の母
木野花(女優)クリーニング屋
原田知世(女優)真っ赤な嵐の母
堤真一(男優)玻璃の父
濱津隆之(男優)川岸で救助する人
脚本SABU
企画ROBOT
制作ROBOT(制作プロダクション)
配給イオンエンターテイメント
編集SABU
照明三善章誉
あらすじ
濱田清澄は特に目立つこともない高校三年生。ある日彼は、体育館の朝礼の場で酷い苛めに遭っている一年生女子の蔵本玻璃を見かける。以来、正義感の強い清澄は、苛められ続けている玻璃のことが気になって仕方ない。そして、彼が少しでも助けになろうとしているうちに、彼女も次第に打ち解けて行く。しかし、清澄に心からの笑顔を見せるようになった玻璃ではあったものの、彼女は決して口にすることの出来ない闇を抱えていたのだ。竹宮ゆゆこの同名小説をSABU監督がメガホンを取り映画化。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【口コミ・感想(7点検索)】[全部]

別のページへ(7点検索)
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
1.《ネタバレ》 手放しで傑作と称賛するのはどうかとも思えますが(結構観る者を選びそうなので)、ワタシ的には大好きなラブコメと大好物のサイコホラーを、お膳立てはキチンと見せてはくれるものの相当ちゃぶ台返し的に転換するところがツボではありました。

なかなか姿を見せないヒロインのお父さん。見せたと思ったらクルマがイキナリ猛スピードバックという攻撃行動だったり、主人公のお母さんの執拗な質問攻めに表情ピクついてたり(ありゃ私でもイラっとするが)、ヒロインのおばあちゃんの実態がよく解らんのは多分お父さん絡みの死亡フラグと匂わせたり、陰惨な苛めが背景にあったとしてもそれをカバーして余りある学園ラブコメ的な中盤までの空気の中に終盤の惨劇がチラリチラリと見え隠れ。この見え隠れの塩梅が非常に好みで、ホンワカラブラブ感がどこでひっくり返されるのかにビクつきながら観ている快感はなかなかのものでした。

ヒロインを始終抑圧し続けるUFO、当然それは父親なのでしょう。主人公の頭上にまで迫り、ついには具体的攻撃行動に出る。なかなかどうして素敵なサイコっぷりの堤さんが恐かったです。お母さんはある日突然家を出てお父さんは居場所を知ってる?当然アヤシイところです。洗濯屋さんのオバさんが見たという学校では誰にも殴られてはいなかった筈のヒロインの身体にあったいくつもの痣。当然アヤシイです。サイコ堤さんが次第に影を延ばし、最後の最後に一気に正体を現す演出は緊張感がありました。タイトルの「砕け散る」は主人公が叩き壊したUFOのことなのでしょうね。ヒロインが叩き壊した誰かさんの頭部ではなく。

見ようによってはモタツキ感があるかも知れません。主役二人がどちらもスムーズに感情を出せない設定故の台詞回わし。トイレのシーンなんか結構イラっともしました。でも、観終わってみれば無駄なシーンや演出はなかったと思えます。

強いて言わせていただければ、もう少しヒロインのお父さんの中にある闇を描いて欲しかったこと。それと、敢えてヒロインが過去を捨てた設定にする必要があったかな?数年後の偶然の出逢いは不自然過ぎるんじゃない?あれだけの外傷と心理的ダメージを負ったのだから、二人そろって長期入院の後にやっと会うことが出来て、とかでも良いような?と思えたこと(蛇足ですが、主人公の外傷からして卒業式に包帯巻いて出席出来るわけないし…)あたりに少々消化不良感があったかもです。

ちなみに、物語には関係ありませんが人命救助シーンで堤防沿いを走っていた男性はカメ止めの監督役さんですね。気付いちゃうとついつい口にしたくって。いや、ホントに関係ないことで失礼。

(追記です)
思い返してみて、ヒロインが血まみれで主人公宅に辿り着いたところで警察に通報するのがどう考えても常識的で、彼女の根拠不明瞭な「ダメ!」の一言で自ら遺体捜索してしまうところがどうにも無理筋。だいたいからして危ないから逃げなきゃって状況で玄関先で話してないでせめて早く家の中に入りなさいって!
あの段階で警察に連絡していれば、否、百歩譲って池から交番なり知人宅なりに直行して助けを求めてれば、二人とも無事だったしお父さんももしかしたら捕まえられたし、そもそも相当パニクってても、てかパニクってればこそ助けを求めるのが筋かと。だいたいからして真っ先にお母さんに連絡入れなさいって。もっともそれだとエンタメ的には見せ場が減ってしまいますけれどね。
などと思った次第です。
タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(邦画)] 7点(2025-02-17 00:23:52)(良:1票)
別のページへ(7点検索)
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 7.67点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
7555.56%
8222.22%
9222.22%
1000.00%

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS