5.《ネタバレ》 今だったら巨大生物はみんなCGなんでしょうけど、この時代は人形アニメーション。 そりゃ流麗ではないけれども、この手作り感がクセになると言うか味わいあっていいですねぇ。 今こう言うのをやる人はいないから、ある種のロストテクノロジーだなと思ったり。 巨大カニ、ダチョウみたいな巨大鳥、終盤のはタコですかね?どれも見応えあった。 後半から突如としてネモ船長が出てくるんですけど、本作はある種の続編のような位置付けなのでしょうか? 全体のストーリーとしては生物同様大味なんですけど、これを子供の時に見たらとても印象強い作品になったでしょうね。 【あろえりーな】さん [インターネット(字幕)] 6点(2021-12-06 19:12:44) (良:1票) |
4.もう30年以上前、テレビの洋画劇場で何度も見た映画です。地デジ以前はよくこういう映画をテレビで繰り返し放送していました。
レイ・ハリーハウゼンにしては珍しく(サイズはでかいですが)実在の生物をダイナメーション(コマ撮り)で動かした特撮映画です。一応、海底二万哩の続編なのでネモ艇長も登場しますが前作ほどその存在がメインではありません。 それと当然ですが、近年リメイクされたアタック・オブ・タイタンなどと比較すると怪物の造形や動きのリアリティーは低く、迫力には欠けていてコマ撮りと人物の合成シーンは画質が荒くなったりします。 しかしながら、それとは別の不思議な魅力も感じます。小中学生でこれを最初に見た時のイメージが強いのかも知れませんが、スター・ウォーズ以前のこのジャンルの映画は、例えるなら武部本一郎が描くSF冒険物語の挿絵を観ているような感覚がありました。実際そういう絵画のような構図の連続で、ある意味芸術的です。
そんな個人的な思いもあって今も楽しめる子供の時に出合った大好きな映画です。評価は大甘ですが。 【墨石亜乱】さん [地上波(吹替)] 7点(2015-08-25 17:37:10) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 い、いかんっ このツアー、ムチャクチャ楽しそうだ。。。 ヤバイぞ、ヤバイぞ、ヤバイぞ。 俺も一緒に行きてぇよぉぉぉぉぉっ! って、しっかし、ひさびさに豪快な映画を観たわぁ。 まさに力技。 つーかゴリ押し(笑) こりゃあ、往年の琴風のがぶり寄りだぁ! 物凄い(笑) 原作ジュール=ヴェルヌも監督サイ=エンドフィールドも、その想像力たるや、もはや「宇宙」。 ここまで突き抜けちゃっていいのか? いいのだーーー!!! (笑) あたしはあっけなく寄り切られちゃいました、はい。 【とっすぃ】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-05-16 02:02:16) (笑:1票) |
2.《ネタバレ》 やれ敵の南軍だ北軍だと言う割には、キャプテンを中心に仲良しグループを編成。 女性にも紳士的、船長が出たらば協力しましょう・・と。 他の作品にはないハッピーな展開にほんのりしちゃいました(笑)
そして巨大生物を、おおこれも美味いぞあれも食っちまえ~! 特撮ものでグルメなのは本作だけでしょうね(笑) サバイバルを描きたかったそうですが、遠足気分でこちらものんびり。
それから、これです!大好きなハリーハウゼンのクリーチャー。 巨大鳥、オウムガイ、蜂など見どころいっぱい。 空想するのが大好きな私はとっても満足、満足♪ ハリーハウゼンさんご自身による制作秘話(特典映像)にも感心しています。 【たんぽぽ】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-10-20 20:48:21) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 いろんな要素がてんこ盛りでお得な映画。南北戦争中、捕虜収容所からの脱出劇あり、嵐を乗り越えて未知の世界へやってくるという冒険があり、タイトルどおり巨大生物との闘いだけでなく海賊との闘い?、そしてロマンスがあり、そしてネモ船長とノーチラス号がでてくる。こんな福袋のような映画もそうそうないだろう。すべてが中途半端といえば中途半端だが、シーンが移るごとのワクワクドキドキ感がたまらない。はじめは北軍と南軍、軍人と従軍記者などが対立するのかと思いきや、そんなそぶりを見せるのは最初だけで、特に説教くさくもなく自然と協力している。グループの中には、黒人もいるのだが、南軍の人が黒人を嫌がるそぶりもまったくない。いたって平和的で健全なストーリーなのだ。終わってみれば、そんなにドキドキしなくてもよかったよーな気がするけれど、かといって肩透かしというわけでもない不思議な空気が漂っている。島に棲息する巨大生物の動きが、どこかのんびりしてなごむ。 【元みかん】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-07-31 23:05:38) (良:1票) |