4.1970年代から「地球温暖化」なんていう概念があったことに驚き。「安楽死」もかなり現実味があります。その意味では、けっこう今日(2022年)を言い当てている気がします。 オチを最後まで言わないのはずいぶんまどろっこしいし、主人公がいきなり捜査先の女とデキてしまうのも意味がわかりません。しかし要するに、アメリカ版「姥捨て山」ということで。 それからもう1つ、国家独占資本主義的な社会の描き方が面白い。「ソイレント・グリーン」を提供しているのは国家ではなく、あくまでも巨大民間企業です。マルクスはこういう社会の後に共産主義革命が起こると予言したわけですが、現実の2022年以降はさてどうなるでしょう。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2019-06-23 04:01:36) |
3.必要なだけ作り、必要なだけ食べる。もし余れば食べれない人に回す。地球の未来のために我々が考えなければならないのは、金儲けではなく、こういうことなんじゃないかな。 【マー君】さん [DVD(字幕)] 5点(2015-04-25 11:22:16) |
2.今観るとオチとかストーリーとか古いと思います。特にストーリーは途中までは普通の刑事ものと変わらないので、しかもダラダラしてるしで、ちょっとダレましたが、暴動が起こるあたりから後半にいくにしたがって、この世界の深刻な状況や終末観がジワジワと観てる俺の心に浸透してきまして、それがラストのなんともいえないやるせない感覚となりまして。オチが読めても、この感覚は結構くるものがあります。それにこの映画では極端に描かれてますが、現実世界も広がる格差社会、崩壊がはじまってる食文化など、この映画を笑ってしまっていーものか。正直、怖いです。それでも、おもしろさは中間くらいでした。世界があまりにも極端すぎて、この映画への入り込み度が薄かったからかも。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-09-13 01:23:01) |
1.オチで衝撃を受けるかどうかで評価はだいぶ変わると思うのですが、僕は、合理的でいい解決方法だと思ったので、それで?って感じでした。 【あばれて万歳】さん 5点(2003-12-06 12:50:59) |