4.あのランボーが家族を持ち牧場で平穏に暮らしている。 しかし、また彼は暴れる事になるのだ。じゃなきゃ映画にならない。 彼がいかにして怒りを爆発するに至ったか、その過程は他のランボー作品に比べると意外に普通だなぁという印象だった。 やっぱりランボーというとジャングルや山の中や戦場というイメージだが、今回は普通に街中や家の中で戦う事になる。 まあ、家の中と言ってもランボーの家だから普通ではないのだけど(笑)
途中まではあんまりランボーの見せ場は無いんだけど、ラストの暴れっぷりの良さには唖然。というか爆笑。彼が戦いに備えて準備している段階からその後の展開を想像して笑いが止まらなかった。 なんだかんだで、これでもう終わってしまったんだなぁと思うとちょっと寂しさも残る。 【ヴレア】さん [映画館(字幕)] 7点(2020-07-20 20:34:40) (良:2票) |
3.《ネタバレ》 基本として娘を救う為の戦いではなく、死んでしまった娘に対する怒りの復讐というこの脚本、言わば、これから先の未来がある若い娘に惨めさを与え 100パーセント死なせた上で そこから始まるストーリーなんですよ。そんなもん好きになれろうはずがないですさ。 思うにですね、一番最初に無策で敵陣に乗り込んだあの晩の失敗が大ゴトになってしまってますやん。何がなんでも娘を救わにゃならんのに、あっさり取り囲まれちまって御臨終もどきになってしまうとは何ゴトだ。言うちゃなんですけど、あれがジャッキーだったなら、どんだけ敵に取り囲まれても万事休すになろうが、ピョンと壁をよじ登り、一旦逃げ切った上でまたきちんと作戦立直して救出に向かうはずなんです。ところがどうしてシルベスターときたら(ここではランボー君なんですが) ホント信じられませんでしたね 無策。結局あの晩の大失態により、娘の生命縮まり、結果、あの悲しさだ。もうやってらんないですよね 解せん 誰だ一体脚本書いたのは! 復讐するにしてもいっそあの組織を壊滅させ、捉えられた女子たちを娘替わりに全て救って差し上げるくらいの規模で戦ってくれるんならば、それはそれで称賛にいたるんでしょうけど、そこまでには至らない超個人的ストレス発散の戦いで終わってしまいましたやん。 思い返せば、過去の戦いにおいては全て我れが生き延びる為の必死な戦いでありました。だが今回は娘さえ救えれば自分は命落としてもよいみたいな絶対に娘共々自分も生きて帰るというような気概が感じられませんでした。そこに甘さが生じたのではないでしょうか 結果はご覧の通りで娘救えない。無策で乗り込んで行った大失態がダメダメな脚本を意味す。 絶対に救わなければならない命があるならば、無策じゃなく他の力も借りるべきだった。誰かエクスペンダブルズの面子で空いていた者は居なかったのかとか言ってみたくもなりまして。
結果、シルベスタームービーとしては御年齢も控除いたしまして十分だったと申せるんですが、ランボーシリーズとしてはちょっと向かった先が違うんじゃないと思えましたね。アクション的には十分に満足なんですが。 お気に入りのシーンは、売春宿の部屋にいたプレイ中のゴミ客たちを間髪入れずにぶった斬ってゆくとこですね 鬼畜成敗、スカッといたします。 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-11-18 18:15:29) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 13年ぶりのシリーズ第5弾、最終章。面のしわは年輪のように深く、まさに鬼のような形相のスタローン。メキシコでさらわれた、前田敦子みてえな義理の娘を取り戻す闘い。非道なる極悪兄弟。結局助けられず。終盤は要塞を拵えてゲリラ戦法、元グリーンベレー真骨頂。血みどろの復讐劇、アニキの心の臓をつかんだりっ。最後までランボーは乱暴者やな。ストーリー性は別として、良作。 【獅子-平常心】さん [映画館(字幕)] 7点(2020-07-04 02:18:57) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 保安官にいじめられ、PTSDのせいなのか気分だけ戦場に戻ってしまい、町をぶっ潰す程の大暴れしちゃったランボー。 その後も、もといた戦場に戦友探しに行ったり、アフガニスタンに上官探しに行ったりして、戦争に巻き込まれ大暴れ。 アジアで人助けのためとはいえ、結局は人体バラバラの殺戮ショウを展開しちゃったランボー。 今回はどんな活躍を?と期待しつつ鑑賞。 …遂に怒りにまかせて復讐の戦いを展開するのかぁ。 前作を越える人体バラバラショウに、どんなモチベーションで観ていいのかを見失う自分! パワーアップして帰って来た『13日の金曜日』みたいだわ。というのが率直な感想。 とはいえ、こういうケレン味たっぷりで、ちょっといかがわしいのが昭和のアクション映画というか「ランボーシリーズ」なんだよな。 戦闘が終わってロッキングチェアに揺られるランボー。 でも、自分ちの前は穴だらけっていうのが戦いの虚しさを描いているのかな。 晩年のペキンパー映画のラストみたいだと言ったらホメすぎかしら。 【こんさん99】さん [映画館(字幕)] 7点(2020-06-27 19:26:40) (良:1票) |