穴(1960)の投票された口コミです。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 ア行
 > 穴(1960)の口コミ・評価
 > (レビュー・口コミ)

穴(1960)

[アナ]
(脱獄の報酬)
The Night Watch/The Hole
(Le Trou)
1960年上映時間:124分
平均点:8.12 / 10(Review 100人) (点数分布表示)
ドラマサスペンス刑務所ものモノクロ映画犯罪もの実話もの小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2025-03-31)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督ジャック・ベッケル
助監督ジャン・ベッケル
キャストマルク・ミシェル〔男優〕(男優)クロード・ガスパール
フィリップ・ルロワ(男優)マニュ・ボレリ
ミシェル・コンスタンタン(男優)ジョー
カトリーヌ・スパーク(女優)ガスパールの義妹 ニコル
ジャン・ベッケル(男優)警備員(ノンクレジット)
レイモン・ムーニエ(男優)ボスラン
ジャン・ケロディ(男優)ロラン
野沢那智(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大木民夫(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小林清志(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
中田浩二(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
原作ジョゼ・ジョヴァンニ
脚本ジャック・ベッケル
ジョゼ・ジョヴァンニ
ジャン・オーレル
撮影ギスラン・クロケー
製作セルジュ・シルベルマン
配給東宝東和
美術リノ・モンデリニ(プロダクション・デザイン)
あらすじ
殺人未遂の未決囚として拘置所に収容されているガスパール(マルク・ミシェル)が移転した雑居房には、4人の個性的な仲間が待っていた。ガスパールは彼らに誘われ、脱獄計画に加わった…。 原作者のジョゼ・ジョヴァンニが、自らの体験を綴った小説を映画化。本作はジャック・ベッケル監督の遺作となった。
ネタバレは非表示中です(ネタバレを表示にする)

【口コミ・感想】

別のページへ
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行表示 ※《改行表示》をクリックすると個別に改行表示致します
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
7.この頃の映画は暗い夜の場面でも照明が照らされて画面が不自然に明るかったりするのですが、この映画の場合暗い地下のシーンでは手持ちのランプの火のみで照らされ、人工的ではない自然な照明が現代でも通用するリアリティを生み出しています。それがまた通路を歩くシーンでは光が輪のようになって美しい効果をもたらしています。いい意味でドラマ性が希薄な作品です。最後のシーンまでは5人が仲良しで一つの目的に向かって一致団結し、いじめや対立が起きたりしないのがいいんですよね。基本的には看守とすら対立せず安直なドラマチックな展開は排除されてびっくりするぐらい人がよい人間しか出てきません。そのためか変なことを言うようですが、この映画は深刻な脱獄というよりは修学旅行の夜や学園祭の準備をしているかのようなわくわくする感じがあるんですよね。持ち物検査をされ、先生に隠れて夜遅くまで遊んだり、手作業で何かを作ったり、散らかして掃除をしたり、ラストも仲の良かった友達と進路の違いで別れることになるような寂しさを感じました。監獄とはまるで学校のようなもの、いや、学校とは監獄のようなものというのがより適切かもしれません。そういうところからこの映画は一種の青春映画のような気持ちで見れちゃうのです。
Сакурай Тосиоさん [インターネット(字幕)] 8点(2023-06-08 23:29:54)(良:1票)
6.どうやって脱獄するのかと思ったら、ひたすら穴を掘るんですね。いきなり鉄の棒で、コンクリートを掘り始めた時はビックリしました。
Yoshiさん [DVD(字幕)] 9点(2008-03-15 12:29:52)(笑:1票)
5.名作だって聞いていたのですが、タイトルの「穴」ってシナリオの事だったの? 脱出モノは技法や展開のスリリングさが要求されるけど、脱出することの「正当性」も必要ではないでしょうか。捕虜でもなければ冤罪でもない人たちの脱獄に、よし!頑張れ!!というような感情は湧いてこない。そうなるとこの計画がいかに惨めな結末になるのかがポイントなのに、ばれそうなところではとことんばれず、こんな安易な手法でばらすの?って思ってしう。しかも最後のどんでん返しがあまりにもあっさりしていて、ササッと目の前でカーテンを引かれたようです。延々と土木工事を見ていて、ただ疲れたような映画でした。
ソフィーの洗濯物さん 5点(2005-03-26 05:37:49)(良:1票)
4.この映画を観てから、ジョゼ・ジョヴァンニの原作を読んでみました。そしたら敗北感にうちひしがれた、ずいぶんうじうじした文章なんですね。映画では、囚人たちを粗暴に扱うことのない、ヒューマンな刑務所という印象が強かったので、正直意外でした。ジャック・ベッケルはサスペンスを前面に押し出すことで、この作品を、エンターテイメント性の強い脱獄映画に仕上げています。囚人たちの感情は、サスペンス性の下に抑圧されていて、最後の最後で大爆発します。傑作です。レンタル屋でベッケル監督の作品はあまり見つかりませんが、可能なかぎり探して観てみようと思います。
円盤人さん 10点(2004-02-08 18:17:07)(良:1票)
3.文句なしの満点。1回目は6人目の脱獄囚として背中に汗をかきつつスリルを楽しみ、2回目はガスパールの立場から究極の選択に苦しんでみる。本作の実直すぎるほどのリアリズムは、いとも容易く観客を映画の中にひき込んでくれる。ところでハリウッドの娯楽映画が大好きで、「ええ~っ、また白黒ぉ~?」と嫌がっていた彼と一緒に鑑賞、途中、彼が「う~っ、胃が痛いっ」と、映画に没頭している様を見て、私はひとり勝ち誇った。これが名作の威力だ。
poppoさん [ビデオ(字幕)] 10点(2003-05-10 11:31:15)(笑:1票)
2.昔の才能のある監督は皆そうだと思うが、余計なものを描かない。つまり、省略が上手い。掘って溜まった土を棄てるシーンを撮らなかった↓のは、単にこの映画の展開に適わなかったからじゃないでしょうか。この辺の処は、自身の実体験に基づいて原作を書いたジョゼ・ジョバンニに聞いてみない(あるいは原作にそういう描写がある?)と分かりませんが・・・。そういう訳で、この映画の評価が下がることには決してならないのでは? 確かに、『肉体の冠』は傑作です。というより、全部を見たわけではありませんけど「ジャック・ベッケルに凡作なし!」と宣言してしまいましょう。
なるせたろうさん 10点(2003-02-07 17:29:04)(良:1票)
1. 皆さんエラク褒めてますけど…穴掘ったら、土が出ますよねフツー。その溜まった土はどう始末したのか劇中でチャンと描写してました?生憎私ゃ個人的にココで興醒め。『名匠ベッケルでもポカをやるんだなぁ、「肉体の冠」とは雲泥の差だわ…』ってのが私の偽らざる乾燥じゃなくて感想。
へちょちょさん 5点(2002-12-24 01:26:49)(良:1票)
別のページへ
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 100人
平均点数 8.12点
000.00%
100.00%
200.00%
311.00%
411.00%
544.00%
688.00%
71616.00%
82727.00%
92121.00%
102222.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.87点 Review8人
2 ストーリー評価 7.88点 Review9人
3 鑑賞後の後味 7.57点 Review7人
4 音楽評価 7.40点 Review5人
5 感泣評価 5.75点 Review4人

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS