★6. ネタバレ 昔、ユアン・マクレガーさんの出てる何かの映画を観た時にも思ったのですが、演技力とか経験値とかってハナシでもなくて、根本的&根源的に全く悪役に向かないって俳優さんとゆーのが世の中には居るんではねーのかな…というコトなのでして、個人的には草彅さんも、どちらかと言うとそーいう系統の方なのではないか…と思っては居りますかね。中盤過ぎの大騒ぎの辺りは(再び個人的には)ちょっと痛々しさ迄が感じられてしまい、あまり心地好く観ては居れなかった…と言いますか。。
とは言え最後まで観ると、ソレはソレで(二つの意味で)「演技だった」というお話だとは思ってるのでして、ソコには(逆に何故だか)ちょっと筋が通っている…とも思ったりしますよね。しかし今作、全体的にはかなり高度に筋の通らない・辻褄の合わないお話だったな…とも思っておりまして、舞台が、かなり長いコトあの実家の中のみに留まるコトも含めて、途中からは何となく舞台劇(=舞台原作?)みたいに感じられていたコトもあったりしますし、確実にコメディではあるモノの終始どーにも朗らかに笑えない…みたいなトコロは、例えば落語でいうトコロの滑稽噺と人情噺の中間にある様なヤツ…みたいなコトにも思えたり、要は、一般的な映画的作品=前述のその手のモノに比べるならもう少し精密さ・整合性・リアリティが求められる方のヤツ、とはちょっと異なるって質感が強めに感じられたな⇒なので映画としては多少、個々人の好みも分かれるであろうかな…みたいな感覚が確実にある、とはお伝えしたいトコロですよね。
再び、その意味で言うと、結局は(よく見ると超豪華な)俳優陣のややエキセントリックな演技そのもの=特に草彅さんのソレ、とゆーのが、今作の最大の見ドコロ・コンセプトなのだとは思ってしまいますかね(⇒そして、ソレそのものに私は個人的にあまりハマらなかったのだ…と)。再々度、今作のこの感じをもし実際に舞台で再現とかしてくれたなら、私でも、も少しダケは、興味深く観れたりするのかな~と思ったりもします… 【Yuki2Invy】さん [インターネット(邦画)] 5点(2025-05-02 23:58:13) 《更新》 |
5.ネタバレ ブラックコメディーとしてよくできていると思う。映像が抜群に良いし、脚本も飽きさせることなく引っ張って行ってくれる。役者の演技も素晴らしい。最後のオチもしっかりついて文句なしと言いたいが、あの骸骨はいただけない。当然警察も犯人の行方を徹底的に捜査するはずだし、川辺の骸骨が10年間も発見されずに残っているというところでせっかくのリアリティーある展開が茶番になってしまった。犯行時にに偶然の土砂崩れで埋まってしまっていた2人の遺体が、10年後の台風で土が流れて露になったといったようなこじ付けが欲しかった。 【ブッキングパパ】さん [インターネット(邦画)] 5点(2023-08-20 23:39:04) |
4.ネタバレ これはおバカ映画といって言っていいんじゃないかと。 草彅剛演じる長男キャラがよかったです。 榊原るみ!?といちばんびっくりしたキャストでした、金髪の子はどっかで見たことあるなあとずっと思いながら見てたけど 大衆演劇の兄弟のひとりで、「葛城事件」の事件を起こす次男役でした、どことなく色気があっていい俳優さんだなと。 ていうか坂東玉三郎みたいです。「葛城事件」では確か兄役は新井浩文じゃなかったですかね。 なーんにも考えず身構えず観るにはもってこいです。 ところで2000万の現金はどこいったの?燃やしちゃったのかしらね。 【envy】さん [インターネット(邦画)] 5点(2022-05-08 17:28:19) |
3.ネタバレ ブラック&シュールコメディ+ヒューマンドラマ。あまり馴染みのない組み合わせで、少々戸惑いました。終盤はファンタジーと言っていい無茶な展開が付加され、さらに困惑度が増します。それでも全体を通じてみれば、映画技法として許容可能なレベルに収まっており不満はありません(ダニエル・ラドクリフ君の『スイスアーミーマン』あたりが大丈夫な人なら全然イケるでしょう)。大変エネルギッシュな映画でありました。役者の皆さんも熱演でした。「ま、ま、満足、一本満足」みたいなシーン強烈でしたね(実際の台詞は全然思い出せないのに!)。草なぎ剛さんは一皮剥けました。いや、もともとあのくらいはやれる方でしたか。 「隠された真実」が露わになり「胸を熱くする」のが、人情ドラマの醍醐味です。本作の場合『銀行強盗』や『釣銭泥棒』『賽銭泥棒』『醜い遺産相続争い』といったネガティブな出来事が、そこに至った経緯が明かされることでポジティブに裏返ります。「何だ、そういう理由があるなら仕方ないと」。勿論これはマヤカシです。正当性が認められるのは、それ以外の解決方法が無い場合のみ。こんな屁理屈、現実には通りません。しかし映画は虚構の世界。それを強くアピールするために、終盤の「超展開」があったと考えます。情に訴えられ、多少なりとも共感できるのであれば、それを受け入れるのが映画の楽しみ方。「裁判ではなく、感情の話」ですから。 【目隠シスト】さん [インターネット(邦画)] 6点(2021-10-10 21:48:59) |
2.ネタバレ 台風と題名につく映画は、実は少ない。 相米監督の「台風クラブ」とこの映画くらいだ。 最低野郎たちの絡みから、それが人間味になってきて、 最後の台風の中を車を暴走するところまで、加速が止まらない映画だ。
まぁ全体の基調は、漫画だね。 だから最後の白骨のなんともいえぬチープさが不自然ではない。
でもあれだね。 長男の出演映画をみている父親の背中。 あれを表現できるのは、今じゃ藤竜也くらいじゃないかなぁ 【トント】さん [DVD(邦画)] 7点(2020-11-21 23:52:06) |
1.台風と聞くとワクワクするような感じもするけど、本作はワクワクしない。 会話のテンポが悪いのかな? 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 4点(2020-11-16 17:05:40) |