6.原作とテレビ版を楽しんだ。この映画版はテレビ放送で観た。 どれも面白いが映画版は声優に違和感がある。チエとテツはテレビ版と同じで最高だけど。 この映画版(1981年4月公開)があるから、テレビ版(1981年10月から)がある。
大塚氏の著作を五冊読んだ。会って話したこともある(名刺もらった)。 テレコムの原画マンを確認する私にとって、この映画は「良いもの」。 この感覚は私のような、アニメ技術が好きな者にしか分らないだろう。
ところで私はビールが好きでワインは飲まない。千円と十万円のワインの違いが全く分らないだろう。 だからワインの悪口は言わないというか、言えないし、言いたくない。
アメリカのテレビには『ザ・シンプソンズ』があるが、日本のテレビには『じゃりン子チエ』がある。 【激辛カレーライス】さん [地上波(邦画)] 8点(2016-02-25 11:09:55) (良:2票) |
5.見事なマンガを、見事にアニメーション化。何度見ても最高です。笑えます、感動します。 とにかくキャラクターが活き活きしている点、アニメに限定せずともこれを超えるものはなかなかないんじゃないですかね。キャラの設定が秀逸なら、細かい動き、表情や仕草の描き方も見事。複数のキャラクターのセリフと表情の変化が同時並行的に描かれるうまさ、いや、単にうまいんじゃなくって、そこにひとヒネリもふたヒネリも加えてきて、絶妙の可笑しさを醸し出します。 声優陣は映画版とテレビ版で一部(いや大半か)違っていて、芸人さんが大量動員されてます。テレビ版の方がしっくりくる半面、この映画版での芸人さんの起用の仕方が、すべて「なるほど」と思わせる配役で、これもちょっとした楽しさ。いやホント、このメンツでそのまんま舞台化できたんじゃないかと思わせるくらい。 『ゴジラの息子』が実写のまま挿入されるシーンなど、テレビ版との違いは声優以外にもありますが、背景画も映画版の方が凝っているようですね。チエちゃんのホルモン屋に、バクチ屋時代の「お好み焼き屋のオッチャン」が子分を連れてやってくる直前の場面で、テツの噂話をする客の一言にチエちゃんがズッコケると、そこで映し出されるカウンター下の背景画、テレビ版では特にこれと言ったものは描かれていなかったように思うのですが、映画版では遠近感をもった深みのある背景になっていて、こういう部分にもしっかり手をかけているんだな、と。 母と会う場面、天王寺の風景は今では変わった部分もありますが、やはりこれはまぎれもなく天王寺公園。 もう一度言いますが、最高です。 【鱗歌】さん [CS・衛星(邦画)] 10点(2016-10-28 15:20:37) (良:1票) |
4.子どもの頃TV放映されていたときは正直あまり面白く感じなかったけれど、こうやって大人になって観てみると、下町情緒とか、独特のホノボノ感やくだらなさがすごく良い具合に絡み合っている。チエ達家族3人で電車に乗るシーンが大好き。チエがたまらず歌を歌い出すところで胸が詰まっちゃいます。何ともいえない子供心を上手いこと表現したなあ、と感心しました。原作が良くできていることもあるのでしょうが、ドタバタに陥らない人情アニメなんて貴重だと思うし、親子揃って楽しめる良質なお話だと思います。 【のはら】さん 8点(2005-01-09 21:34:32) (良:1票) |
3.当時から高畑の傑作として名作の誉れ高い映画だったんですが、僕は全然だめです。 この世界感を全然受け付けないんですよね。いや世界感たってただの大阪の下町人情ドラマなんですけど.. この映画の後にテレビアニメも放送されてましたが、それも全然.. 【あばれて万歳】さん 4点(2004-04-14 10:25:07) (良:1票) |
2.高畑監督作品としては、『火垂るの墓』と並ぶ大傑作。原作を忠実に、しかし、アニメならではの演出(あんなに美味そうな?お好み焼きを君は見た事があるか!)を決して忘れることなく描ききった手腕には、ただ拍手を贈るのみ。何度も「実写による映画化」も企画されていたが(菅原文太や赤井英和の名前が、テツ役にあがっていた)、企画したやつは、きっとこの映画を観たことがないにちがいない。 【ジョーボブ】さん 9点(2003-03-04 23:49:24) (良:1票) |
1.大阪に住んでてよかったと思うのは、二つ。お好み焼きで飯が喰える事、それと「じゃりんこチエ」の大阪弁がネイティブに理解できること、だ。この点数は、そんな大阪人としての俺の「血」がそうさせているのだろう・・・。で、噂だが、当時の吉本興業の社長が出演した芸人たちに、「お前ら声だけで出とんねんさかいギャラ半分でええやろ?」と言ったらしいが、本当なのかな?笑。 【aksweet】さん 10点(2002-12-01 19:03:32) (笑:1票) |