12.ウディ・アレンの映画は面白くないのにアカデミー賞を取るし、嫌いでほとんど見ないが、この作品だけは気に入っていて、今回久し振りにまた見た。物語は題名の通り、ハンナとその姉妹、両親、夫、元夫どもが繰り広げる人生模様を、感謝祭から感謝祭までの一年間の中に綴ったものである。恋愛、不倫、死、宗教、・・・、色んなテーマがさりげなく、深刻なのに何故かユーモラスに語られて行き、バックに流れる音楽、ジャズ、クラシック、ロックの数々がとても楽しい気分にさせてくれる・・・。まあ、大人の、都会の抒情詩といった雰囲気の作品である。 【きりひと】さん 7点(2004-06-18 08:36:00) |
《改行表示》 11.ミア・ファローが一番マシな設定の姉妹丼なんて絶対ヘン! とついていけない、、。自分では心が広いほうだと思うけど、やっぱり私はダメだ~苦手ぇ。皆さん書かないけど、男優アレンのラブシーンがまずイヤ、雰囲気とってもいいけどイヤ、生理的にイヤ(本作に関係ないけどマイケル・ダグラスも。カーク・ダグラスは○)、わたし面食いじゃないけどイヤ、、、男性レビュワーさんが他作品で「ヒロインの顔がなぁ~」と嘆かれてるあの感情です、大嫌いじゃなくてイヤなんです。ビル壁とジャズの嵐も「またか」とがっくり~。でもなぜか観てしまうのは「しゃーないけど、こうなっちゃうよなぁ~そうだそうだ」感を認め、求めてしまうんでしょう、、監督アレンは好きなのかも・・?。 【かーすけ】さん 7点(2004-05-12 13:17:07) |
10.ウディ・アレンの病気恐怖症の男が最高!会話中心でテンポ良く進んでいくので楽しかったです。 【ジョナサン★】さん 7点(2004-03-16 17:02:08) |
9.ウディ・アレンの病気恐怖症の男のエピソードがおもしろかった。三姉妹のレストランの会話シーンで回転撮影してるシーンが印象的。この作品でもマルクス兄弟を使うあたり、よっぽど好きなんだなぁと思った。 【バカ王子】さん 7点(2004-03-14 20:30:20) |
8.テンポよい会話で楽しませてくれながら、人間のずるさやいやらしさやだらしなさや情けなさがしっかり描かれています。でも、それが不快じゃない。ハンナの夫は最高にずるくて情けない男。見事なくらいです。 【きょうか】さん 7点(2004-03-12 10:47:54) |
《改行表示》 7.長女らしくお姉さまっぽさ見せ付けるハンナが取り乱す瞬間に長女の苦悩を感じる。妹2人は紆余曲折で男を学び全く違うタイプと落ち着くが、素晴らしいチョイスだった。まるで旦那と2人の妹の母でもあるかようなの抱擁力は素敵。ウディ・アレンの自分を抑えた演出が光る。 【スルフィスタ】さん 7点(2004-03-10 22:41:50) |
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6.タイトルだけ見ると女たちのドラマかな、と思ったのですが、むしろ男のドラマでした。ウディ・アレンの映画のパターンである「男の情けなさ、だらしなさ、女のいやらしさ、計算高さ」がこれでもかとちりばめられています。中でも最高の人物は、リーのパートナーの男。あれほど情けない男はなかなか見られません。 【ラーション】さん 7点(2004-03-01 03:15:50) |
5.風変わりだがそれほど変でもない人々がハンナの周りでゴタゴタと動いていて、それがハンナをとても魅力的に映していると感じました。邦題をつけ直すなら『ハンナの姉妹とその夫と恋人』というのはいかがでしょうか。 【彦馬】さん 7点(2004-02-29 11:33:36) |
4.3姉妹とその関係者などの登場人物たちは皆個性的で、常識的でまともなのは長女のハンナだけのように見える。アレン演じる心配性で病気恐怖症の男のセリフはおかしくて笑える。短い話をつないでいくような作りだが、それぞれの性格や人間模様が浮き上がってきて面白い。ダイアン・ウィーストやマイケル・ケインなど達者な人たちが意外な変わり者を演じてて楽しめる。 【キリコ】さん 7点(2004-02-26 22:30:16) (良:1票) |
3.テーマが重そうなのにそれを押し付けられることなく気軽に見れる映画だと思う。 【ナノーマル】さん 7点(2003-11-24 00:48:28) |
2.三姉妹がそれぞれに実に特徴的に演じられていて、おもしろかったし、それが途中でいろいろ複雑に絡んでいって最後は落ち着くとこに落ち着いてと、上手くまとまっていたと思う。まあ一件落着って感じですね。私も明るく生きていこうっと。 【fujico】さん 7点(2003-10-19 15:44:47) |
1.実にウディ・アレンらしい作品だ。俳優もこなす彼の役どころはお得意の神経質男。彼の毒の利いたセリフも健在、そして花を添える三姉妹も魅力溢れる。男よりの描き方も相変わらず、振り回される女、どう見ても身勝手な解釈のエリオット。でも、どろどろ感はみじんも感じない、エリオット演じるマイケル・ケインのコミカルな演技が実に利いている。ウディ・アレンにしか出せない世界観を堪能できる作品。 【ゆたKING】さん 7点(2003-03-31 16:45:10) |