《改行表示》 6.《ネタバレ》 ※1当映画の監督様と同年代・同世代のであり第二期怪獣ブーム・変身ブームの洗礼を受けたオヤジである私です。 ※2当該作品に感激し高評価した諸兄方の反感と怒りを買うと思われます。バッドボタン代わりに【笑】をいくつでも頂く所存で書きます。以下、感想。 ⓪ OPクレジットでいきなり『え?違う映画?』と思わせられ驚き。本編進行につれ納得。同じ世界か。 ① 初登場から分離退場まで残ったままの疑問。「ウルトラマンさんは命を捨てても良いと思える程、地球人類全体を好きになってくれた理由って、神永の自己犠牲を一回見たから?それだけ?」。そりゃ、オマージュ元の初代マンさんは別にして、義理の弟たち(セブン・帰マン・A・太郎)はみんなそうしてきたけど、ストーリー進行と設定上、仕方ない流れだけど、ほんとにそれだけ? ② というか、『自分が助けに行きます(キリッ(`・ω・´))。』と一言で対策本部を飛び出して現場まで走って行ってしまって良いの神永?。アンタ対策チームの一員だし仕事の真っ最中だし。 ③ なので、誰か一人くらい止めてよ禍特対。 ④ で、その禍特対の働き、現状況と禍威獣の分析と作戦指揮だけなら今そこにいる自衛官の精鋭部隊だけで良いような氣が。 ⑤ 【隊】ではなく【対】だけど、ウルトラマンさんと共闘するための超兵器が無いのはリアル路線なので止む無しか。でもウルトラマンさんと人類が力を合わせて勝てました!が魅力なのだが、と思ったらラスト(以下自粛)。 ⑥ 『まーた単独行動?』。いやだから、五人しかいない国家レベルの厄災の対策チーム内で無断欠席っていいのかと。変身ヒーローの宿命だからしょうがないけど。 ⑦ 国家レベルの対策チームはいつでも和やかな雰囲気。どこにでもいそうな兄ちゃん姉ちゃんの集まり。『人類じゃどうしようもない!』と泣かれても、それでも見ていて和やかそう。 ⑧ 『発展途上の未開人は私らが指導した方が幸せだし、逆らんなら私らの植民地にした方が全てにおいて良いでしょう』というザラブやメフィラスや像フィの言い分は、やられたくはないけど現実的。 ⑨ 何を話しかけても『ああそうだ。』『ああそうか。』的なぶっきらぼうな答え方は幼い人類への対応だろうけど、それでも何でも、人類の味方でいてくれるウルトラマンさんに感謝。 ⑩ 【最強】の異名に相応しいゼットンの【超】が付くほどの変貌ぶりが嬉しい。いや、人類全滅レベルのやばさなので嬉しくない。 ⑪ でも、ウルトラマンさんはやはり僕らを救ってくれた。ありがとー--っ!て、手を振りたかったんだけどなあ。 ⑫ ところで、何度も何度も映し出される【あのぬいぐるみ】、売店には無かったけど、どっかで買って欲しいのか? 以上。 【蛇足】 他のレビューでも書いてるけど、私と同年代の当該作品の監督さんは必ずカワイ子ちゃん(オヤジ語)をストーリーの根幹に据えて活躍させたがる。 で・昭和の特撮ヒロインたるカワイ子ちゃんのフォーマット的役割は、 ① 敵に捕まり柱に縛り付けられ人質にされる。 ② 敵に捕まり催眠術を掛けられ敵の先兵として悪さの片棒担ぎをさせられる。 ③ コスチュームはミニスカを常用で、格闘シーンで高々とキックして【見せる】アクションを命じられる なのだが、私と同年代の監督は同年代のヒーローであるウルトラマンを制作したにあたって、同年代の御同輩へのサービスなのか②と③を実施してくれた。もっとも、昨今の変なコンプライアンスに配慮してかアングル的に【見せる】には至らせられなかったらしいが。 それでも言わせてもらう。 なぜかはわからないけど、人類を救ってくれてありがとうウルトラマン。 その氣持ちはよくわかるぞ!。同年代に配慮してくれてありがとう樋口監督。 あ、最後に一言。 ひろこ隊員が何度も『バディを何だと思ってる!』と怒っていたけど。 私はあなたを『ナイスバディ』だと思っている。 オヤジってやーねぇ(←きんどーさん風に)。 【役者の魂】さん [映画館(邦画)] 6点(2022-06-11 16:07:29) (良:1票)(笑:6票) |
5.《ネタバレ》 新ウルトラマンと言えば「帰ってきたウルトラマン」(ジャック)をどうしても思い浮かべるし、脚本ほかを担当した庵野秀明監督も「帰ってきたウルトラマン」のファンということもあったので「帰ってきたウルトラマン」のリブートでも良かった気がするが、初代ウルトラマンのリブート映画である。樋口真嗣監督と庵野監督の前回のコンビ作である「シン・ゴジラ」はゴジラ映画としてはやや異質ながらも災害映画としてリアリティがあり、こういうゴジラが見たかったと見終わって思わせるものがあったが、今回はウルトラマンという素材を使って自由に遊んでいるという感じで、映画としての完成度は高くなく、むしろ「ウルトラマン 怪獣大決戦」などのウルトラマンのテレビシリーズのエピソードをオムニバスに並べた映画のような印象があるのだが、それでも面白かった。一方で、ウルトラマンを最初にデザインした成田亨の初期デザインのとおりにカラータイマーのないウルトラマンや、パゴス、ネロンガ、ガボラの三体が似ていると言及があるのも、「ウルトラQ」や「ウルトラマン」に最初に出てきた個体が同じ着ぐるみから作られていることを知っていれば思わずニヤリとしてしまうのだが、同時にそれが原因でけっこうマニアックな映画に感じてしまうのも事実で、最初から万人受けを狙っていないようにも思えるのは庵野監督らしいところかもしれないが、ちょっと残念。オリジナルは最終回の最後まで正体が周囲に露呈することがないというのが好きなのだが、本作ではザラブのくだりで周囲に正体を明かすという展開で、オリジナルでザラブ星人が登場するエピソードである「遊星から来た兄弟」の同じ部分を考えるとこの方が自然に見え、ここの部分の脚色は良かったと思う。メフィラス(山本耕史の独特な演技が印象深い。)の力で浅見(長澤まさみ)が巨大化しているシーンはオリジナル(「禁じられた言葉」、私の好きなエピソードです。)の巨大フジ隊員よりも登場時間が長かったように思えたのも個人的には良かった。そしてゼットンだが、これがもう見るからにエヴァの使徒でこんなのいたよねという形状で、怪獣ではなく、最終兵器という設定にも違和感を感じるも、ちゃんと脅威が感じられるものになっていて、何より一兆度の熱線というのにちゃんと触れていたのは嬉しかった。ただこのゼットンを持ってきたのがゾーフィという名前なのはゾフィが悪役のように描かれているように感じられてしまい、どうしてもここだけ抵抗感が残る。ラストシーンもウルトラマンと分離した主人公がただ目覚めてエンドロールが流れ始めるのではなく、もう少し何か欲しかったような気がする。感想が少しマニア目線になってしまったみたいだが、まあさっきも書いたように楽しめたし、全体的に見ても嫌いではない映画だ。それともう一つ、宮内国郎の劇伴を使うなら、主題歌は「ウルトラマンの歌」をそのまま使っていたほうが良かった気がしないでもない。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 6点(2024-06-30 23:55:48) (良:2票) |
《改行表示》 4.《ネタバレ》 劇場公開時に見ていますが、改めてネットで見直して投稿します。 私は現在62歳 ウルトラマン放映時6歳 Qから見ているので前夜祭も記憶にある。 アバンタイトルのあの渦の「グルグル」を立体的な表示で気分はアゲアゲになるんだけど、「シン・ゴジラ」のタイトルがちらと映りシン・ウルトラマン と出る 続編ていうか世界観のつながりを言いたいのだろうね おっさんは あ、Qを無視かいな と叫んでしまうけれど、マンモスフラワーやペギラとの戦いが語られ、「とりあえず”タケダアワー的”世界観は維持しているんだ。万城目さんは出ないのかー」と思う だけど、嫌ではない 円谷プロの設定では既に80年代に、「ウルトラマンが地球を訪れる以前、人間が自分たちの力で怪獣と戦っていた時代」と言うのがQの立ち位置になっているからね これはこれで良し カメラアングル 机の下から写す手法はマンでもセブンでもやっていた カラーフィルムになってからのアングルと記憶している 長澤さん(東宝女優!)の巨大化はQの1/8計画のオマージュと見て良い ※まさみちゃんあかりちゃん出ているんだけど、「ムフフ」系要素はウルトラマンのクンクン程度だったわ 残念! とまあ昔の作品のプロットやシーンが連続して出てくるし USSエンタープライズとTB2が映り込むのは意図的なのか? 良く許可下りたよなー それら含めて意図的な演出なんだろうけど、うれしがっている老人向けに作ったわけではあるまい。 海外での批評が「古めかしい」と言う意見が多いのは全体的な「固さ」もそこに見えるからだろうと思う。 カトクタイ はバッチだけ過去と同じであり、制服も無くヘルメットもかぶらずスーツ姿で活動するのは、スパイものに近いのでは? それと「外星人」関係以外「新兵器」が出てこない。日本・地球人側から特別な「秘密兵器」が出てくることも無い ※ここもシン・ゴジラとベースは同じなんだ 最後の作戦は外星人が持ってきたベータシステムの「転用」であり、地球人の発明では無いからだ 「原子力の転用利用」なんて60年代の科学雑誌のような意味を持つのか? メフィラスの扱いは意外とクールで良いと思う ある意味DCコミックス的であり、現実味を帯びた(割り勘は帯びすぎ?)キャラであって 面白味があった トップをねらえ! も最後にちょっとあったような。。。 それで、どうよ? 新しい取り組みのウルトラマン 良かったのかなこれで? シン・で言えば竹ノ内さんがゴジラにも出ていた政府役人だけど、ここは別人物と見た方が判りやすいね おっさんたちには懐かしいが、ノスタルジーだけでなく意味はいくつも含んでいる作品 だけど熱量不足に見えちゃうね もっと何回も見て確かめたい作品 さて、これでシン・ウルトラQは無くなった スピンオフ作品は作れるだろうけど、シン・ウルトラセブン も出来ない シン・怪奇大作戦 2回リメイクされたからアカンでしょ 次はどの シン・仮面ライダー でしたね(今度は東映系!) さてどう料理されるか お手並み拝見です その次は 何? またアニメ系に戻りますか? 庵野さん 【亜輪蔵】さん [インターネット(邦画)] 6点(2022-11-22 09:53:43) (良:2票) |
《改行表示》 3.序盤の怪獣が暴れるシーンは迫力満点だし、中盤のメフィラスのセリフ回しはメチャ面白い。 しかしその分、肝心のクライマックスシーンは退屈すぎる。はっきり言って眠かった。 全体として、ウルトラマンのパロディみたいだと思った。 自分は、ウルトラセブンの初回放送から見ている世代だけど、当時、テレビに向かって「がんばれっ!セブン!」って叫んじゃった記憶がある。 そろそろ会社も定年、みたいな世代になって、そんなスクリーンに釘付けされるような出来を期待してはいけないのかもしれない。 でも、庵野や樋口ならできるんじゃないかと期待しちゃうんだよね。 だからこそ、映画館まで行ったんだし。 【まかだ】さん [映画館(邦画)] 6点(2022-06-10 07:50:59) (良:1票) |
《改行表示》 2.《ネタバレ》 子供の頃は大好きでした。よく見てたのは再放送の6兄弟+レオぐらいまでです。リアルタイムで「ウルトラマン80」アニメ「ザ・ウルトラマン」も観たけどほぼ記憶なし。作品はもちろんだけど、どちらかというと怪獣消しゴム(ガチャ)は好きでしたね。 「シン」の冠には気持ち悪さを感じながらもゴジラで払拭されたので本作は期待値があがってました。 うーん微妙、面白いしつまらないわけじゃないし、あれが駄目とかもないのですが、何かが物足りない。 過去を美化しすぎなのかな?ただ何が足りないのかが答えが出てきませんので、皆さんのレビューで「あーそれそれ」ってのを補完できたらいいなと思います。 映像に関して、日本だとそこそこ「味」として感じれると思うけど、それほどマニアじゃない主に海外の方には、ただの予算不足のショボいCGや特撮に見えちゃうのかもしれません。 中国嫁は途中でダレて落ちてました。。。 嫁は知ってるだけのレベルだけどウルトラマン自体は中国でも人気です。 ちなみに「奥特曼」と書くようで発音してもらったけど認識できませんでした。 【追記】映画を観たのでネット調査を解禁w あれ~なんでだ?とか思ったところもオマージュだったり、なんとか図鑑ネタだったり整合はとれているようですね。 ゴジラの時も書いたんだけど、一般常識とも言えるウルトラマンが存在しない(誰も知らない)世界てのにやっぱ違和感あるよね。 【ないとれいん】さん [映画館(邦画)] 6点(2022-05-23 13:10:47) (良:1票) |
《改行表示》 1.初代ウルトラマンの精神を引き継ぎつつ現代に再構築したという意味で『シン・ゴジラ』と同様のコンセプト。 前半はなかなか面白いものの後半から徐々に失速。 庵野秀明の作風がウルトラマンと合ってないのか、はたまた監督を務めた樋口の演出が庵野の個性と合ってないのか。 次々と出てくる怪獣や異星人のエピソードに一貫性がほとんどなく、TVシリーズのように小分けで見せられている印象を受けた。 つまり、一本のストーリーとしては弱い。 スケジュールの関係で監督を兼任できなかったようで、実現していれば違っていたかもしれない。 【Cinecdocke】さん [映画館(邦画)] 6点(2022-05-15 22:16:48) (良:1票) |