6.セリフのないホリー・ハンターが表情やしぐさやピアノでその心のうちを表現する。カイテルは大事なピアノをエサにして魅かれた彼女を徐々に慣れさせ近づいていく。純粋に心のままにといっても彼女の弱みに付け込み、ピアノのために体を売らせるような手段はずいぶん狡猾だと思う。しかし彼は彼女の弾くピアノをじっと聴きピアノだけが唯一の言葉という彼女を心から愛した。彼女もその情熱に応える。このくだりは非常に生々しく官能的。見知らぬ土地へ来た時は固く結ばれていた母子の絆が男の出現によって脅かされた時、娘は男を排除しようと母親に背く行動をとる。情熱的な女性のホリー・ハンター、複雑な立場の子供のアンナ・パキンなどみな素晴らしく良かった。海辺のピアノ、海に沈むピアノや綱に絡んで沈んでいくホリーなど映像的にも美しいシーンが印象的。 【キリコ】さん 8点(2003-05-21 13:16:55) (良:1票) |
5.マイケル・ナイマンの著書「実験音楽」を今読んでる最中で、その流れで見たのですが、いやー、いい曲ですねぇー。うん、正直言って僕もあの主人公の女性の感情がなんとなくよくわからんとこがあったんですけど、ハーベイカイテルさんの裸体は予想してなかったのでびっくりですぅ。てことで音楽とカイテルさんの裸に7点。 【あろえりーな】さん 8点(2003-04-13 23:53:19) |
4.なぜエイダがそこまでベインズにほれ込んだかが良く分からなかったからそこらへんをもちょっと深くかいてほしいと思った。もっとはげしくどろどろな感じな愛とおっもてたので私的には思ったよりベインズやダンナとのからみシーンも意外とアッサリな印象がした。海に沈んじゃうトコは見てるときは、助かって!と思ってたがやっぱりあのまま沈んでしまう結末もアリかなと思う。「愉しみを希う心」をまた弾きたくなってくる。 【はちまろ】さん 8点(2003-04-04 08:26:42) |
3.良いですね、女優とピアノ曲!流れも退屈さを感じさせず好きな作品です。 【愛人/ラモス】さん 8点(2003-03-18 10:27:27) |
2.だんながかわいそうでかわいそうで…。娘もかわいそうでかわいそうで…。浮気ってそういうもんだもんね。『幸せになれるのに』なんてだんなが叫んでたところなんてもうたまんないよね。最後ハッピーエンドになってたけど、だんなのことを考えると不憫でたまらないよ。 【ハトムギ】さん 8点(2002-12-14 19:17:47) |
1. 【愛】さん 8点(2001-05-27 17:09:00) |