4.ジェームズ・ガーナーが格好良かったですね。皆さんお書きのように、「クラッシュしたら即死」が当たり前だった頃のレース映画ですね。今のようなクラッシャブルな設計ではないから、飛んだら終わりでした。だからこそ、"あの"シーンが印象深く残るわけですよね。ガーナーの悲しそうな表情が忘れられません。ところで、Mrs.Soze.さんがお書きになっている三船さんの英語ですが、あれが個性だったんですよね。アメリカ人はあのぶっきらぼうな英語を聞きたかったんです(笑)。余談ですが、小林克也さんがそれをよく真似していました。私にはその真似をした方のブロークンがとても心地よく感じられて好きでした(笑)。 【オオカミ】さん 7点(2002-08-13 14:13:25) |
3.モータースポーツの栄光の時代を思い起こさせてくれる貴重な作品。何せ葉巻型のフォーミュラーカーがまだ走っていた時代なのだから,それを見るだけでもマニアは感涙ものだろう。やがてアルミハニカムのモノコックになり,現在のカーボンファイバー製のものができると安全性は高まった(最も1994年のF1と近年のCARTの悲劇はやりきれないが・・・)。ディジタルな数値のみが積み上げられていく最近のレースより,やはり男の勝負・博打には,死ぬかもしれないという緊張感がないと・・・と何かに書いてあったが,本作を見てそんなことを想起した。1982年にはドキュメンタリー風の「ウィニング・ラン」なんて作品もあったが(それに伝説のドライバーG・ブィルヌーブを扱った「グッバイ・ヒーロー」も),今後ぜひモータースポーツを扱い,極限の世界に挑む骨太な男のドラマを製作して欲しいのだが・・・・・。 【koshi】さん 8点(2002-01-12 14:54:29) |
2.テアトル東京のシネラマで観ないと駄目よ。うち36インチだけど、セコ。この映画に出ていたレーサー、後ほとんどレースで死んだ。車が丈夫になった今と違って昔のレースは本当命がけだったんですね。 【ちょうじ】さん 8点(2001-11-07 14:48:26) |
1.初の本格的なスピード・レース映画としての先駆けであり、後続の作品の基礎となった作品でもある。当然こういう種類の作品は珍しさもあって当時大変な話題を呼んだものだし、大画面で観るその迫力や臨場感に度肝を抜かれたものだ。出演者にイブ・モンタンや三船敏郎といった、いかにも渋くて男っぽい俳優を配してあり、その影響が作品そのものにも色濃く出ていたように思う。颯爽と登場した若き日のJ・ガーナーが、一番光り輝いていた頃の作品としても忘れられない作品となった。 【ドラえもん】さん 8点(2001-08-25 16:42:42) |