4.映画仲間が集まり、この映画について議論をしたことがある。「メキシコで女を買って・・・ああ言うシーンを見ているとムカムカする。何もあそこまで見せる必要があるのだろうか?」「いや、あのシーンは重要なシーンで必要だ!」個人的には前者に賛成。あまりに毒々しいオリバー・ストーンの、それが狙いなのだろうが、あまりにも観客に不親切である。ただここまで見せることで、ベトナム戦争の実態に世論を注目させたと言う功績に対しては評価したい。しかしあくまで映画なんだから、もう少し爽やかに作っても良いのでは・・・? 【☆】さん 8点(2001-02-03 23:26:18) |
3.オリバーストーンのベトナム3部作(なんだそりゃ)の2作目。インパクトは「プラトーン」の方があったんだけど、これは徐々に効いてくるボディーブローの様でした。この映画まではトム・クルーズって、そのマスクの良さをネタにした演技の下手な役者って感じがどうしてもあったのだけど、この映画と「レインマン」あたりから着実に良い役者になってきたのじゃないでしょうか? 【奥州亭三景】さん 7点(2001-01-30 00:52:15) |
2.良かった、トムもこの映画にはメッチャ気合を入れて望んだだけあって大熱演してます。でもあの髪型は好かんなあ、まあこれも大熱演してる証拠と言う事で。 【T・Y】さん 8点(2001-01-20 22:15:56) |
1.観ているのが辛かった。「国のために」と信じて戦ったのに裏切られ、「あの戦いは何だったのか」「自分は戦地で何をしでかしてしまったか」そして「自分自身も受けた代償の重さ」に悩む姿や、メキシコの荒野で車椅子の2人が唾を吐き合って喧嘩する場面、誤って射殺してしまった戦友の実家を訪ねる場面など本当にいたたまれない。良くも悪くもストーン節全開で強烈だった。単純に比較は出来ないかもしれないが、同じベトナム帰還兵を扱った作品として「ディアハンター」よりもこちらの方が優れていると思う。 【BOBA】さん 9点(2001-01-15 12:45:46) |