5.普段は「面白かった」「面白くなかった」で点数を付けてる俺ですが、この作品に限って「衝撃的だった」という意味合いで8点献上させて頂きます。いやもうね、マジで勘弁して下さい。お願いします。映画を見て吐きそうになったのは人生初。これは決して気持ち悪かったことの比喩なんかじゃございません。本当に嘔吐しそうになったって意味です。この映画のおかげでしばらく大好物のチキンが食えなくなった。それほどにエグい描写の連発です。胎児は反則だろーーー!あー、書いてたらまた思い出してきた。うぇぇぇ… もう一生見ません、が、いつか怖いものみたさで再見したくなる日が来るかもしれなかったり来ないかもしれなかったり正直どうでもよかったりします。 【コバ香具師】さん 8点(2004-04-19 19:23:06) (笑:1票) |
4.妻に逃げられた男が必死に赤ちゃんの面倒を見ていく、親子愛に満ちた心温まるハートフル映画。恋人同士でどうぞ。 ウソです。だって赤ちゃんは、人間とは思えない奇形だし、その為にお父さんの心は病んでアッチの世界に意識だけ行ってしまうんだから。かなりグロ入っていますので、鑑賞の際にはご注意下さい。 【tantan】さん 5点(2004-02-06 23:29:35) (笑:1票) |
3.お金が無くても、否、お金が無いからこそ面白い作品が出来るということをこれでもかといわんばかりに語っている作品。それが証拠に、ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド、悪魔のいけにえ、死霊のはらわた、バッド・テイストなど、名作視されているまたは製作からかなりの年数が経った今でも根強い人気をもってる作品はどれも低予算の映画だった。A級にも、十戒やベン・ハーなど、映画史に燦然と輝く大傑作はあるが、殆どの場合は、途方も無い予算をかけて超有名な役者人をそろえ、最新の技術をふんだんに使えば内容がイマイチでもある程度の興行収入は得られる。それに引き換え、B級は金が無い。なので有名な役者も雇えない、技術もチープである。だからこそ、人々をひきつけるようなストーリーや脚本を作ろうと必死になるのである。それに確かにB級は駄作は多い。しかし、B級で肩透かしを食らうのとA級で肩透かしを食らうのでは明らかにレベルが違う。本作品も、新聞配達をしてセットで寝泊りをしながら完成させたというエピソードを聞けば低予算と一目瞭然。しかし正直な話、ここまで衝撃を受けたのも久しぶりだ。主人公の彼女の家族の異様さ、見るからに不気味な赤ん坊、精神をキリキリと引き裂かれるような不快極まりないサウンド、そして徐々に交差する悪夢と現実など、20年近く経った今でもその衝撃は一向に色あせることは無い。 【クリムゾン・キング】さん [DVD(字幕)] 9点(2003-11-21 19:22:04) (良:1票) |
2.正に男にとって悪夢の映画。さえない日常。仕事も面白くない。好きでもない相手との出来ちゃった結婚。妙な風習のある義父母の実家。当然子供はかわいくない。果ては嫁さんには逃げられる。。。どこにでもあるような男の悲劇!! 本当は向かいの部屋の女が好きだが、子供は隠さなきゃいけないし、最後には馬鹿にされ、捨てられる。唯一のよりどころは妄想のアイドル。この子供さえいなければ俺の人生は変わるのに!!!・・といったストーリーをグロテスクに、シュールに描いた作品。意味がわかれば面白い! 【FUMI】さん 9点(2002-12-22 02:30:50) (良:1票) |
1.誰しも幼少時代はありました。その頃住んでいた家や、学校の帰り道などに「なんか気になる場所」っていうのがあったと思うんです。私の場合は廊下の一番奥の角だったのですが、その場所は例え昼間でもじっとりとした空気感を持っていました。最近気付いたのですが、リンチ作品の独特の雰囲気って、「なんか気になる場所」の雰囲気に凄く似ている様に思います。成長し感受性も乏しくなった今、あの頃のあの雰囲気を味あわせてくれるのが、リンチ作品です。そんなリンチワールドの原点のこの作品。理屈ではなく感覚で楽しむ映画です。病みつきです。 【カエル】さん 10点(2002-10-13 23:40:43) (良:1票) |