《改行表示》 5.この作品においてクェスの人物造形は、とてもうまくいっていると思う。ニュータイプの超人的能力は、異常に強い感受性(高い認識能力)と、異常に低い対人能力によるものだから。しかし、それだけでは「おとな」になれない。要はこの映画のテーマは「ニュータイプ」が「おとな」になるという話で、このあたりが分かっていないと、「なんでクェスの成長を待ってあげられないんだ!」というハサウェイの怒りが理解できないはず。いらいらばかりして成長しきれずに死んでいったたくさんの「ニュータイプ」たちのなかで、ただアムロだけが成熟して命と引き替えに地球を救う、そういうところにアムロに託されたこの物語の「希望」を感じることができます。演出も密度が濃く、何度見返しても唸らされます。 【みげる】さん [映画館(邦画)] 10点(2007-07-25 15:02:48) (良:2票) |
《改行表示》 4.《ネタバレ》 最後は想定外の終わり方をするがあまりに感慨深すぎて放心状態になった作品。 序盤から一気に走り抜けていく作品だが、あらゆるものが詰まりすぎていて濃い。 この作品も当時複数回劇場に足を運んだ猛者達がいた。 残念ながら前作を見ていなければ本作への思い入れや濃さを十分に感じることが出来ないが、 前作を知らずしてもみれる多様性も有していると思われる。 本作のみの評価と前作ありでの評価では差異が出ると思う。 【江戸前田】さん [DVD(邦画)] 8点(2018-05-31 10:02:51) (良:1票) |
3.いやあ、最初観たときは、ほんとチンプンカンプンでしたわ(笑) ストーリーがどうなってるのか全然わからんでしたもんね(^^; Z、ZZと繋がってここにきてるんだと知ってから見直したら、面白かったです^^ しかし、いきなりこれをもってきちゃダメぢゃん(笑) マニアにしか分からないって(笑) 【とっすぃ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-17 21:18:48) (良:1票) |
《改行表示》 2.クェスの言動、見返したらいちいち納得できた。あれ、ほんとに感情の見える子の反応だよね。 シャアの行動もよく分かる。結局この世のことなんて、崇高なものも卑俗なものも根は一緒だし。また、アムロの言うことも分かる。生き物はただなんとなく生きてる中で進んでいくしかないしね。それを無理から頭で考えて変えようとしてもねじれるだけだし。 いやいや、見直すたびにこの作品肯定度が高くなるなあ。多分、自分がクェスやハサウェイと年はなれてきたからだね。好悪の感情から離れて見ることができるようになったからだ。あの年の子供なんてわがままで青臭いのが当たり前だし。それが当時はイヤだったんだ。自分は抑えてるのにとか俺はこうはしないとか無意識に構えちゃってた。 逆にアムロやシャアに対しては共感できる部分が増えたし。シャアのあの女に対する機械的な態度。女に対してロマンチストじゃいられなくなった男の反応。アムロのあの達観した熱血。冷めつつ熱いみたいなあの感覚、分かるなあ。 ギュネイも、あの年の男ってあんなもんだからなあ。能力あるから自信過剰になるし、単純だし。みんな結構嫌いみたいだけど、俺は好き。 いやいや、よくできた作品だと思います。 【綺羅☆KIRA】さん 9点(2004-07-31 18:54:25) (良:1票) |
1.続き作っても怒らないから、富野作ってくれ。 【ロカホリ】さん 7点(2003-10-18 19:11:23) (良:1票) |