マリグナント 狂暴な悪夢の投票された口コミです。

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マリグナント 狂暴な悪夢

[マリグナントキョウボウナアクム]
Malignant
2021年上映時間:111分
平均点:7.40 / 10(Review 20人) (点数分布表示)
公開開始日(2021-11-12)
ドラマホラーサスペンス
新規登録(2021-11-01)【ぴのづか】さん
タイトル情報更新(2025-04-06)【イニシャルK】さん
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監督ジェームズ・ワン
キャストアナベル・ウォーリス(女優)
渋谷はるか(日本語吹き替え版)
川島得愛(日本語吹き替え版)
間宮康弘(日本語吹き替え版)
藤原夏海(日本語吹き替え版)
原作ジェームズ・ワン(原案)
製作ジェームズ・ワン
製作総指揮エリック・マクレオドローズ・コッター(日本語吹き替え版)
配給ワーナー・ブラザースマデリーン・ノースコット博士(日本語吹き替え版)
あらすじ
夫と二人で古風な邸宅に住む妊婦のマディソンは、ある日、過去に流産を繰り返していることで夫と激しい争いになり暴力を受けてしまう。そして、その日を境に彼女の周囲では恐ろしい出来事が続くようになり、それに合わせるかのように悪夢に激しく悩まされるようになってしまう。彼女には忘れられた残酷な過去があったのだ。彼女に襲い来る悪夢と失われた過去との関りとは? 「ソウ」「死霊館」「アナベル」など、数々のホラー作品を手掛けてきたジェームズ・ワン監督による新たな恐怖の物語。
ネタバレは禁止していませんので
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【口コミ・感想】

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1
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2.《ネタバレ》 (書き出しから結末に繋がるネタバレです)

幼少期の恐怖体験等を元にした物語は、多くは多重人格を題材にしていると思いますが、本作は特異な双生児の在り方をプロットにしており、新鮮なホラーとして楽しめました。

後頭部、あるいは体の顔以外の部位に顔面や口があるという造形は、我が国の妖怪変化や海外の都市伝説、あるいは過去の作品に見受けられはしますが、本作のアイディアは類似点は感じるものの独自の視点で掘り下げてアレンジしていて、オリジナリティたっぷりに魅せてくれます。

次々に登場する関連性のはっきりしないエピソードたちは、中盤あたりから伏線回収のような形で収束して行き、途切れないスピーディな展開とともに流石ワン監督といった魅力に溢れています。

純粋にホラーと言うよりも、サスペンス、あるいはアクション作品として大いに見応えを感じ、楽しめました。

個人的には、刑事が単独行動で怪物のような犯人を先の見えない地下迷宮で追跡するところや、ヒロインの妹が単独行動で廃墟となった郊外の病院の地下室に入り込んで資料を捜すなどというような、いわば「ホラーあるある」的展開に少々不満を感じましたが、映像・音楽・アクション等々、どこをとっても見事な出来栄えと思います。

ガブリエルが幼少時から超人的なパワーを備えていたこと、それどころか警察署を全滅させられるほどの戦闘能力を身につけていること、電力や電波を思いのままに操れること、マディソンの身体をガブリエルが凶行に利用していたとすると瞬間移動しているとしか思えないような時間的な矛盾を感じてしまうこと等々、気になることは多々ありますが、それもこれも優れたエンターテインメントならではと思えば、野暮は言っちゃいけないですよね。

物語はヒロインが本当に大切な家族とは何かということに気付くところで終わりますが、脳をコントロールされていたとは言え大量殺人についての責任は免れないでしょう。それでも、人生で最高の幸せに辿り着けたということは、ヒロインにだけフォーカスすればある意味でハッピーエンドなのでしょうね。
タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(字幕)] 8点(2022-08-17 11:12:46)(良:1票)
1.《ネタバレ》 冒頭の「腫瘍」ってとこで手塚治虫『ブラック・ジャック』のピノコが即座に浮かんだ人が多いでしょうね。双子を妊娠したものの片方が上手く育たず母体に吸収されるコトを「バニシング・ツイン」といい、吸収されずにもう片方の胎児へ宿るケースもまれにあるそうで「寄生性双生児」として時々ニュースになりますが人体って不思議ですよね。 今回の話は悪性腫瘍を切除すると意気込んだのはいいが脳に食い込んでるからとそっ閉じする雑さのせいで妊娠のたびに養分を吸い取って流産させるなど生き続け、夫のDVの衝撃で完全に目覚め宿主であるマディソンを支配し、かつて自分を葬ろうとした医者連中にお礼参りをしていたという怖い話。夢の中で見たと思っていた殺人が全て文字通り表裏一体の存在による行為で現場で自分が見ていたコトだったのも面白かった。周囲がドロドロと溶け変わり現実と幻想を混濁させ殺人体験を共有させる演出も上手かったですね。幼少の頃に空想の友達を創って遊ぶのはよくある話ですが大抵は心霊系だったしコッチ系に仕上げるのはなかったな。因縁の医者が受賞したトロフィーを持ち帰り、工房でせっせと自作の凶器に作り変えてたり、黒の革手袋をハメてロン毛で黒のロングコートでバシッとスタイリッシュにキメてたりと可愛くもあったな。マディソンを抑えて表に出て来た裏側の存在ガブリエルの逆関節のようだった奇妙な動きも納得出来ましたが、キレキレのアクションで華麗に舞い仕留める動きは下手なアクション映画よりよっぽど殺陣が上手いし美しかった。最後にはただの血の繋がりより献身的に姉を支えようとする妹との姉妹愛を見せるのも良かったです。カメラワークや音楽も良かったし、影響を受けたであろうアルジェントやデ・パルマやクローネンバーグ風な作りを見せつつ昇華して新たな世界を創り出すジェームズ・ワンはさすがだなと思いました。
ロカホリさん [映画館(字幕)] 8点(2021-11-13 16:14:42)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 20人
平均点数 7.40点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5210.00%
6315.00%
7420.00%
8840.00%
9210.00%
1015.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 6.00点 Review1人

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