5.オリジナルとは完全にテーマを変えてきたのは正解だと思う。カサヴェテスと真向勝負なんてできませんから。オリジナルは、自分には無いと思っていた母性に戸惑いながらもその本能のままに奮闘するグロリアを描いていました。対するリメイク版は、男の飾り物として生きてきたグロリアの自立を描く。女性の社会進出が珍しくなくなっても、本人に自立の意識が芽生えなければ意味がなく、まだまだその女性の自立心の芽生えを妨げる社会であることを、ギャングの世界(男社会の代表)を通して描いてゆきます。同じストーリーの中に違うテーマを語ってしまうとは恐れ入ります。そのテーマも実にルメットらしい。シャロン・ストーンは容姿だけならかなりのはまり役だと思いました。ただ、泣きそうになるのを堪える表情がわざとらしいと感じた。ムリに感動を煽らなくてもいいのに。 【R&A】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-07-22 18:56:56) (良:1票) |
4.ジョン・カサベテス監督、ジーナ・ローランズ主演作品のリメーク。社会派の監督がどう味付けをするかであったが、ごく普通に、シャロン・ストーンの母性愛がテーマ。彼女の一生懸命の演技もなかなか良く、取り立てて言うほどの映画ではないが、最後までまあまあ退屈せずに見られた。クライマックス・シーンというものが、もう一つなかった(カーチェイスがそう?)気もするけれど。それと、ボニー・ベデリア、気が付かなかった。お姉さんの役? 【きりひと】さん 6点(2004-06-05 20:50:45) |
3.最後まで『恋』って感覚ではみれなかった。母性ならわかるけど。。 【civi】さん 6点(2004-01-13 16:29:48) |
2.シャロンストーンは中々よかったと思いますが。皆さん厳しいですねえ。 |
1.口が悪くて嫌な女のストーンと、かわいいおチビちゃんのやりとりが面白い。全然交わらない二人だったが、両親の共通の思いにより心を交わす。そこがいい。決してギャング映画なんかではない。 【あろえりーな】さん 6点(2002-09-13 04:07:38) |