ハケンアニメ!の投票された口コミです。

ハケンアニメ!

[ハケンアニメ]
2022年上映時間:129分
平均点:6.81 / 10(Review 16人) (点数分布表示)
公開開始日(2022-05-20)
ドラマアニメ小説の映画化
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タイトル情報更新(2023-09-25)【イニシャルK】さん
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監督吉野耕平
谷東(「サウンドバック 奏の石」)
大塚隆史(「運命戦線リデルライト」)
東映アニメーション(実写本編監修)
演出大塚隆史(「運命戦線リデルライト」)
キャスト吉岡里帆(女優)斎藤瞳
中村倫也(男優)王子千晴
柄本佑(男優)行城理
尾野真千子(女優)有科香屋子
工藤阿須加(男優)宗森周平
小野花梨(女優)並澤和奈
前野朋哉(男優)根岸
矢柴俊博(男優)河村
新谷真弓(女優)白井
古舘寛治(男優)越谷
徳井優(男優)前山田
六角精児(男優)
梶裕貴(男優)
潘めぐみ(女優)
速水奨(男優)
高橋李依(女優)
小林ゆう(女優)
近藤玲奈(女優)
朴璐美ナレーション
潘めぐみタカヤ(「サウンドバック 奏の石」)
梶裕貴リュウイチ(「サウンドバック 奏の石」)
速水奨奏の石(「サウンドバック 奏の石」)
高橋李依充莉(「運命戦線リデルライト」)
花澤香菜清良(「運命戦線リデルライト」)
小林ゆう詩織(「運命戦線リデルライト」)
堀江由衣デル(「運命戦線リデルライト」)
近藤玲奈七菜香(「運命戦線リデルライト」)
原作辻村深月「ハケンアニメ!」(マガジンハウス文庫刊)
音楽池頼広
津島玄一(音楽プロデューサー)
主題歌梶裕貴(Guest Vocal)「エクレール」
潘めぐみ(Guest Vocal)「エクレール」
高橋李依(Guest Vocal)「エクレール」
花澤香菜(Guest Vocal)「エクレール」
撮影清久素延
製作東映(「ハケンアニメ!」製作委員会)
東映アニメーション(「ハケンアニメ!」製作委員会)
東映ビデオ(「ハケンアニメ!」製作委員会)
毎日放送(「ハケンアニメ!」製作委員会)
企画須藤泰司(企画プロデュース)
制作Production I.G(アニメーション制作/「運命戦線リデルライト」アニメーション制作)
白組(「サウンドバック 奏の石」アニメーション制作協力)
配給東映
作画大塚隆史(「運命戦線リデルライト」絵コンテ)
高橋英樹[作画](「運命戦線リデルライト」キャラクターデザイン/作画監督)
編集上野聡一
照明三善章誉
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1.《ネタバレ》  2つのアニメ番組の制作に携わる人々の姿を通じて、作品を創造してゆく動機、意志、苦悩、スタッフ間の摩擦、調和、制作にまつわる現実的な障害、問題、組織のあり様を面白く、そして感動的に描いているわ。
 創作意欲に突き動かされればそれで作品が成立するワケじゃなくて、1つの作品が世に送り出されるまでにとても多くの人手と手順を踏む事になる、それが生々しい混乱劇となって興味深く見られるの。

 個性的な登場人物に揉まれながら成長してゆく新人監督を吉岡里帆さんが好演。最初から最後まで飾り気のない地味なキャラなのだけれど、だからこその存在感があって。
 そして彼女が(一方的に?)反目する事になるプロデューサーの柄本佑さんは淡々としながら要所要所でインパクトを与えるおいしい役どころ。個人的にはこちらの『サウンドバック』組を中心に見てたカンジで中村倫也さん&尾野真千子さんの『運命戦線リデルライト』組にはそんなには気持ちが動かなかったかも。

 映画は2つのアニメが競いあって放送開始から最終話まで駆け抜ける様を描いているのだけど、その期間の設定ゆえ、ちょっとエピソードが足らない感もありつつ長さを感じさせもして。いきなり全てが進行中な状態から始まって大勢の人達、多くの舞台、多くのセリフが駆け抜けて、それでも監督の自宅やお風呂屋さんのシーンで緩急付けてるつもり、なのでしょうけれどゴチャゴチャした印象とテンポ悪くなってる印象とが混在しちゃってるカンジね。
 2つのアニメの映像がかなり挿入される事で更にゴチャついた感が無きにしもあらずなのだけど、でもその2つのアニメはしっかりと設定、デザインされて、よく動いてちゃんと世界が確立している状態は見事だわ。

 あと、大事なところがパロディなのはむしろ残念。『ライトスタッフ』や『アルマゲドン』や『モンスターズ・インク』やアレやコレやでお馴染みの横並びスローモーとか、エンドロール後のラストカットとか、この映画オリジナルな映像ではないって印象になっちゃって。

 そしてどうしても気になってしまうやりがい搾取感。この映画はアニメ業界の実態を色々と描きつつも現場の闇からは目を逸らしている感じね。熱意にほだされて動く下請のアニメーターたち、だけど下請スタジオの多くのアニメーターがいくら働いても残業手当も受け取れず10万円未満の固定給で生きている現実があって、でもこの映画は現場の上の人達の熱意は描いても、それを支える下の方の人達の問題は語らない、そこが「あくまで娯楽映画として見てください」っていう、本編で描かれていたしがらみを突破してゆく意志に反してるこの映画の皮肉な限界。
 今、映画の製作現場でのセクハラやパワハラ、違法な労働体制が白日の下に晒されている中、この映画はひと昔前の作品って感じがしないでもないわ。
あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 6点(2022-05-26 15:53:05)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 16人
平均点数 6.81点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
516.25%
6531.25%
7637.50%
8425.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.50点 Review2人
2 ストーリー評価 7.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review3人
4 音楽評価 5.50点 Review2人
5 感泣評価 8.00点 Review2人

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