4.第二次大戦に突き進む歴史が、徐々に屋敷を覆っていく不穏な緊張感。感情を押し殺した男と女が作り出す、肌がヒリヒリするような緊張感。本作は静かで壮絶なるサスペンス映画。ひたすらに秩序を愛するプロフェッショナルにとって、最大の敵は自らの感情と生理。やがて秩序に勝利をもたらした男が、引き換えに得たものとは何なのか? 「彼は最も私を必要としてくれている」という言葉で男を非難し、同時に自らを納得させる女の気持ちが痛い程よく解る。古臭い男のダンディズムは、女にとっての苦しみになることもあるのです、7点献上。 【sayzin】さん 7点(2002-07-27 17:20:09) (良:2票) |
3.貴族の豪邸とはいえ個人の邸宅であのような国際的な会議が日常的に行われていたのか。第1次世界大戦後の話だが、もっと昔の話のように思える。執事と女中頭の秘められた恋心という触れ込みの話だが、(原作も含め)本当にそんな強い恋心があったようには見えない。映像はきれい。 【エンボ】さん [インターネット(字幕)] 7点(2023-01-07 12:41:45) (良:1票) |
2.いるいる こういうおじさん!うまく主人公を表現できていてリアルだとおもう。最後メイド長が結婚前部屋で泣いているてホプキンズが自分の気持ちが言えなかった所は実にもどかしかった。途中政治家?がホプキンスに庶民代表で政治の話題を聞かれて馬鹿にされたシーンは切なかった。 【ホットチョコレート】さん [地上波(字幕)] 7点(2012-06-02 19:11:01) (良:1票) |
1.じわじわと切ない。主君を重んじ職務を全う。結果、主は没落、相思相愛だった女性とも結ばれず。でも良い新君主に再雇用されて良かったね。よぼよぼの親父と一緒に働く理由がよーわからんかった。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-01-07 22:36:45) (良:1票) |