4.「海の上のピアニスト」に通じる所がある、というかこれを参考にしたんじゃないのか?徹底的に「私」を捨てて主人に仕えることしか知らない男。父親が死のうと、密かに好意を寄せる女性が泣いていようと、仕事があればそちらが優先。哀しい。だけど格好良い。屋敷の外では生きていけず、屋敷の中で死んでいくであろう男。この映画を観てやっとアンソニー・ホプキンス=ハンニバル・レクターじゃなくなった。 【C-14219】さん 9点(2002-10-23 22:48:20) |
3.大好きな作品のひとつ。エマ・トンプソンもアンソニー・ホプキンスも素晴らしいし,特にホプキンス演じる執事は決して感情を表に出すことのない古いタイプの男で,だけど詩を読んだりする実はロマンチックな男。お互いに好きなことをはっきりと言えないままになってしまい,年月が経って再会を果たすんだけど。あぁ,恋の淡い切ない思い出は日の名残と同じように,太陽を惜しむように少しずつゆっくりと消えてゆくんだね。 【pacini】さん 9点(2001-07-09 14:58:10) |
2.静かな恋だけど、ぐっとくるものがあった。すばらしい作品だ。日本人にはよく理解できるんじゃないかな。 【まき】さん 9点(2001-07-06 22:18:23) |
1.日本人が書いたとは思えないほど素晴らしい原作をなんてすばらしい人が演じてくれたのでしょう。でも、やっばり最後は「日本文学らしいや」と思う結末でしたが。じれったいぐらい何にも言わないアンソニーもまたかっこいい!! 【natchun】さん 9点(2001-05-14 13:17:09) |