5.《ネタバレ》 二人は殺し屋。ちさととまひろの二人がかなり魅力的。おもしろいわ スカッとするわ 文句はねえ。 敢えて言わせてもらえば、いちいち可笑しかった台詞の数々が、残念ながら所々聞き取りづらく聞き逃してしまわざるを得なかったところぐらいかな。
しかし、原作はどの雑誌の漫画だったのかなと思っていましたら、まさかそうではない。脚本及び監督:共に阪元裕吾さんの書き下ろしなんですと。 別にお金に困ってない二人に無理くりバイトをさせるというシステムがかなり功を奏して素敵な展開呼び起こしているでござります。いやはや、あっぱれナイスです。
キャスト面に至っては、ラバーガールズの二人を使ってくれたこと、なんだかありがとうございますという気分になってしまいます。飛永君と大水君、共にズバリ嵌っていた人選でした。まずは、出だしのまひろと大水のコンビニ面接シーン、そこから引っ張り込まれてしまった訳でもありますし、それがこりゃ面白いのだろうなと確信してゆくまでに、4分も5分もかからなかった訳でもありますし。
ところで、あの二人、先輩役のちさとの方は、年相応の子だったが、ボソボソとテンション低い喋りがツボであったまひろ役:伊澤彩織さんは現役のスタントパフォーマーらしくて、それにまさかビックリしました(彼女、実は28歳なんですと)←小声。 でもアクション冴えてましたもん だから納得、納得。 またどこかで二人揃ってお目にかかりたいもんです。二人は素敵なナイスコンビです。 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2022-05-04 03:39:40) (良:2票) |
4.《ネタバレ》 こういう殺し屋系ジャンルの映画が日本で作られると、だいたいコメディっちくになりますよね。 御多分に洩れず. この映画も同様です。でも、世界観は楽しめました。そして、何より驚いたのは、終盤のアクション。<まひろ>こと伊澤彩織さんのアクション、これは本当に素晴らしかった。格闘を交えてのガンアクションは女性版ジョン・ウィックを見ているようでした、キレキレです。惜しむらくは、ラストだけでなくもっとたくさん彼女のアクションシーン見たかったなぁ(中盤のバイトのくだりを短くして、アクションシーン増してくれー)、それぐらい良かったです。 【はりねずみ】さん [インターネット(邦画)] 6点(2023-09-26 19:57:28) (良:1票) |
3.ダラダラした普段の生活と、殺し屋の部分の落差が面白い。少しダラダラの部分が長すぎな感じもありました。あとセリフが聞き取りづらい。 【紫電】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2022-07-03 14:40:44) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 冒頭のアクションで掴みはオッケー。だけどそこから繰り広げられるJK暗殺者2人のローテンションというか、ちょっと外した日常パートにあまり乗り切れず、「これ、俺ダメなやつかもしれない」とか思いながら中盤に差し掛かり、いつしか2人の魅力に取り憑かれていたという感じでした(笑) そして終盤の大立ち回り、特にラストの伊澤彩織さんのアクションは超がつく一級品。久しぶりに邦画でこんなすごいアクションが見られるなんて!と思わずテンションが上がってしまいました。 所々、セリフが聞き取りづらい部分はあれど、十分満足な作品でした。 【クリムゾン・キング】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2022-05-16 03:18:31) (良:1票) |
1.いつの時代も、“動ける”女優は魅力的で美しい。それは映画が「活動写真」と呼ばれた時代から娯楽的本質だと思う。 髙石あかりと伊澤彩織、主人公のJK殺し屋コンビを演じた二人の無名女優が、何をおいてもとても魅力的だった。
特に、圧倒的な体術を駆使して襲いくる男たちを凌駕する“まひろ”を演じた伊澤彩織は新時代の“アクション女優”として、この映画を観たすべての映画ファンの心を射抜いている。 「キングダム」「るろうに剣心」「G.I.ジョー」と日米の大作映画でメインキャストの“スタントダブル”を務めたという紛れもない一流スタントである経歴を踏まえたアクションの説得力と、朴訥としていてそれ故に瑞々しい存在感は唯一無二だった。 バイトの面接に落ちて、意気消沈のまま気だるそうにソファの背もたれ側からクルッと前回りして寝転がる。 そんなあまりにも何気ない1カットにこの女優の魅力が凝縮されていたように思う。
一方の髙石あかりも、特異なルックスと勘のいい動きや台詞回しに女優としての天賦の才の片鱗が溢れていた。 ビジュアル的にも、演じるキャラクター性としても正反対のアンバランスさが、逆説的に主人公コンビとして絶妙なバランス感を生んでいたと思える。
監督・脚本・編集を務める阪元裕吾の作品は、本作の前作の「ある用務員」を昨年観たけれど、映画作品としてのクオリティの低さに失笑を禁じ得なかった。 本作は、キャラクター設定こそ微妙に違えど、「ある用務員」にも登場したJK殺し屋コンビ主人公にしたスピンオフとも言える作品だが、クオリティと満足度は“爆上がり”している。 作品の世界観自体はほぼ同じユニバースと言え、雰囲気は共通していたが、演者のフィット感や、演出のディティールが段違いだったと思う。 主人公たちがバイト先に選んだメイドカフェのバイトリーダー的な先輩が貧乏で、コンビニのデカくて安いパンしか食べられない描写が秀逸だった。
めでたく続編製作が決定したようで、楽しみである。 【鉄腕麗人】さん [インターネット(邦画)] 8点(2022-05-05 21:54:36) (良:1票) |