5.TVの深夜放送をビデオに撮り観ました。 深夜放送にもかかわらず、日本公開版5時間11分を3週にわたって放映。 当時、中3か高1位だったかな... 全く期待していませんでしたが、未だに、そして今後も自身の生涯最高の作品となることでしょう。 後にVHS版を手に入れましたが、最近ブルーレイ版も出たみたいですね。 自己感想は書きません。当時の新聞に映画寸評欄があり、その切り抜きを保管してましたので、転載しておきます。 ※以降転載... 『スウェーデン映画を代表するイングマール・ベルイマン監督が、今世紀はじめのスウェーデンの地方都市の大ブルジュア一族の生活史に自らの生い立ちを投影させて描いた自伝的作品。 そこに描出される“豊かさ”には、“これが文化だ”とため息のこぼれる思いがする傑作である 評価:満点』 『ベルイマンというと暗く難解な作品を連想するかもしれないが、これは大衆性も十分に備えている。ことに細部描写が見事だ 評価:満点』 【ゆめや】さん [地上波(吹替)] 10点(2011-02-24 20:49:18) (良:2票) |
4. 【GTR】さん 10点(2003-09-21 01:12:20) |
3.5時間という長尺ながら、エクダール家の人間模様をファニーとアレクサンデルといった子供の視点で描いた壮大絵巻。休憩さえ不要に思えるほど、見入ってしまう魔力を秘めた傑作だ。始まりのエピローグからして素晴らしい。アレクサンデルの臆病なところ、幻影を見るところなど台詞ではなく、行動、しぐさで内面性をそれとなく表現している。短いが、最初にアレクサンデルの人間性を描いたおかげで、すんなり映画に入っていける。たしかに、第一部「エクダール家のクリスマス」は大所帯エクダール一族の紹介がメインでさらにスローな展開も相まって、若干だれるところもあるが第三部以降はテンポも良くなり、愛憎も絡み一気に見られる。見終わった後の余韻がこれほど心地よい映画も珍しい。まさに後世に残すべき映画だ。 【ゆたKING】さん 10点(2003-03-11 20:55:30) |
2.文句なし。それぞれの演技力がずば抜けている。ひとつひとつのカットが美しい絵画のようなのだが、どこかリアルだ。古典文学のような、崇高ささえ感じる。無駄を省いた台詞。見せる。見せられる。5時間があっという間に過ぎた。もう一度観るだろう。 【さざなみ】さん 10点(2002-12-18 19:35:13) |
1.孤島に持っていくべき、ただひとつの映画(笑)。絵がカンペキ。構成がカンペキ。長く楽しめる(苦しめる?)。ファニーが可愛くないのを除けば、文句のつけようがない。 【エスねこ】さん 10点(2002-09-01 23:57:29) (良:1票)(笑:1票) |