生きる LIVINGの投票された口コミです。

生きる LIVING

[イキルリビング]
Living
2022年上映時間:102分
平均点:6.70 / 10(Review 10人) (点数分布表示)
公開開始日(2023-03-31)
ドラマリメイク
新規登録(2023-04-04)【Сакурай Тосио】さん
タイトル情報更新(2025-01-12)【イニシャルK】さん
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キャストビル・ナイ(男優)ウィリアムズ
トム・バーク〔1981年生・男優〕(男優)サザーランド
脚本カズオ・イシグロ
黒澤明(オリジナル脚本)
橋本忍(オリジナル脚本)
小国英雄(オリジナル脚本)
製作スティーヴン・ウーリー
製作総指揮カズオ・イシグロ
配給東宝
衣装サンディ・パウエル
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【口コミ・感想】

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1
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3.《ネタバレ》 オリジナル未見。
元部下の女性と対峙するウイリアムズにカズオ・イシグロらしさを感じるところ。
これまで生きてきた中で、やりきった事、やり遂げた事が何一つ無い、ままで死にたくない。
身につまされました。
ビル・ナイを筆頭にキャスト全員が心に余韻が残る秀作です。
The Grey Heronさん [インターネット(字幕)] 8点(2024-07-09 09:12:07)(良:1票)
2.この映画は朝の通勤風景から始まります。何せ役所勤めの男が主人公の映画ですから通勤風景を描くのは普通の発想です。そういえば1953年のオリジナル版には不思議と通勤風景が描かれていません、代わりに山積みの書類を背に志村喬が仕事をしている場面から始まっていました。これがまさに2本の映画の違いを象徴していると思います。このリメイク版はきわめて普通の感性で丁寧に作られています。しかし黒澤明版は感動の名作というよりはどこか歪な映画なのです。志村喬はビル・ナイとは違い清潔な紳士などではありませんでした、脂ぎって不潔ですらあります。ビル・ナイは若い娘との交流の時にも志村喬のような危うさを感じさせません、だから安心して見られ不快・不安な気持ちにはなりません。1953年という過去を舞台に設定しているために社会風刺的な側面も現実の我々と直接関係ないものとして距離を取って見ることができてしまいます。リメイク版は撮影も演技も卒がなく、今の観客には受け入れにくいであろう部分を原作から削り取っていかにも名作然として作られています。でもそれは毒も刺激もなくとてもつまらない保守的なアプローチだと思います。整然とした通勤風景などより、あの山積みの書類のようにいつ崩れ落ちるかわからないような異様な迫力がゆえにオリジナル版は現代人の心にも訴えかける作品になっていると思うのです。
Сакурай Тосиоさん [映画館(字幕)] 4点(2023-04-13 23:50:58)(良:1票)
1.《ネタバレ》 大筋は、意外なホドにほぼ原作どおりのリメイクとなっていて、特に前半は細かい演出に至るまでかなり完コピに近い…と言っても好い感じですかね。ただ、原作の日守新一にあたる新人職員が冒頭から配置されて居て我々は彼の視点で主人公の様子を観てゆけばよいという形式になっていたり、また小田切みきにあたる役の女性も(原作では中盤に出番が集中していたトコロ)全編に渡ってより多くの役割を果たす様になっていたり、その辺を踏まえると、全体的に分り易さや感情移入の容易さとゆーのは増されていたかな、とも思います。もう一点、尺が短くなっているのはテンポを全体的に少し上げている、というコトの他に、後半のお葬式のシーンが(やはり)大幅に簡略化されていたから、だと思うのですが、原作ではこの部分は(作品における)社会批判・官僚主義への批判といった側面が強く出ているシーンだったと思うので、だからこのリメイクではその側面は若干薄まっていて⇒よりシンプルなヒューマニズムの描き出しの方にごく注力している…という様にも見えますかね。

もう一点、大きな違いとしてはやはり、志村喬とビル・ナイそのものの「キャラ」の違い…かと思ったりもします。どっちも役人ですが、日本人とイギリス人だと畢竟だいぶ雰囲気自体が違うとも思いますし、更にビル・ナイは、どーしたって多少「カッコ好い」のですよね。。まァある種、ゆーて他の部分(≒お話の内容的なコト)はほぼ原作どおり⇒変えても小手先のコトで済んだのだケドも、もし主人公のキャラまで全く同じにしてしまうとなると、ソレは志村喬vsビル・ナイの「真っ向勝負」というコトになる……もし、私がビル・ナイだったならば、ソレは流石にちょっと避けたいかな…(いくら何でも少し「分が好くない」かな…)なんて思ったりもしましたですね。

重ねて、描かれるモノ自体は全く同じ=ごく普遍的な価値観・ヒューマニズムであり、だからソレ自体は寸分も変わっていないと断言できるという作品です。ただ、重ね重ねこのリメイクの方が(種々の側面で)シンプルに「観易い」とは言えるか、とも思うのですね。ソコで、個人的にはどちらを先に観ても(コレも別に)変わりは無いかとも思うのですよ⇒私としては更に、作品の評点自体も両作品とも同じになる、というコトですね。寧ろ、とにかくとりあえず、もし観ていないならばドッチでも好いから早く観た方が好い…とは強く言っておきたいトコロですケドね⇒コレは、この作品は、映画としてはなる早で=なんなら一番最初に観た方が好いヤツだと、昔から信じて已まないってコトでありますね。
Yuki2Invyさん [映画館(字幕)] 8点(2023-04-05 23:09:18)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 10人
平均点数 6.70点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4110.00%
500.00%
6330.00%
7330.00%
8330.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

【アカデミー賞 情報】

2022年 95回
主演男優賞ビル・ナイ候補(ノミネート) 
脚色賞カズオ・イシグロ候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2022年 80回
主演男優賞(ドラマ部門)ビル・ナイ候補(ノミネート) 

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