ヴィレッジ(2023)の投票された口コミです。

ヴィレッジ(2023)

[ヴィレッジ]
2023年上映時間:120分
平均点:6.00 / 10(Review 9人) (点数分布表示)
公開開始日(2023-04-21)
ドラマサスペンス
新規登録(2023-05-07)【あきぴー@武蔵国】さん
タイトル情報更新(2025-03-01)【イニシャルK】さん
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監督藤井道人
キャスト横浜流星(男優)片山優
黒木華(女優)中井美咲
一ノ瀬ワタル(男優)大橋透
戸田昌宏(男優)
矢島健一(男優)
杉本哲太(男優)丸岡勝
西田尚美(女優)片山君枝
木野花(女優)大橋ふみ
中村獅童(男優)大橋光吉
古田新太(男優)大橋修作
脚本藤井道人
音楽岩代太郎
製作河村光庸
KADOKAWA(製作幹事)
スターサンズ(製作プロダクション)
企画河村光庸
プロデューサー河村光庸(エグゼクティブプロデューサー)
配給KADOKAWA
スターサンズ
美術部谷京子
あらすじ
村を挙げての薪能が古来から行われている霞門村。その寒村には近年巨大なゴミの最終処分場が建設され、今や伝承者の途絶えた薪能よりも村を象徴する存在となっていた。そんな村に幼少期から母親と二人で暮らす片山優は、そのゴミ処理施設で働き、酒とギャンブルに溺れる母親の借金の肩代わりに追われる日々を送っていた。実は、母子には暗く重い過去があり、それがために行き場のない絶望的な人生を歩んでいるのだった。そんなある日、優の幼馴染である美咲が東京から帰村しゴミ処理施設に関わる仕事に就く。そして、彼女の行動が優の周囲に思いもしなかった変化をもたらすのだった。
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【口コミ・感想】

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3.《ネタバレ》 多くの人が抱くであろう「思ってたのと違う」という感想は、M・ナイト・シャマランの作品と同タイトルであることから仕方がないのでしょう。しかもあっちは、閉鎖的な共同体を奇抜な方法ながらも真正面から描いていたので、同じようなモチーフを藤井監督がどう描くのか、そんな期待で見始めた人も少なくないはず。ただ、結果としては新しさも深さも感じない、表面的な描写に終始した一作でした。思わせぶりな能のシーンや祭りはあるものの、本編にうまく絡んでいるともいえず、結局は「ボス一家と搾取される若者たち」という都会のヤクザものでも描かれるような人間関係のほうに焦点は当たってしまう。終わってみれば「村」は主役というよりは舞台設定に過ぎず、そこで先が簡単に読めてしまう安直なドロドロ劇が展開しているだけの映画でした。ゴミ処理場が「SDGs時代の人気観光地」っぽくなったり、朴訥と解説するだけのイケメンがローカルヒーローになる展開は、「習俗」「伝奇」的な共同体ものというよりは、某民放番組の「ダーツの旅」が描くような「素朴で明るい」田舎観といったほうがいいのかも。でもその表層性を批判的に掘り下げるわけでもなく、物語上「ありえた未来」のように描かれてしまうのもいかがなものか。藤井道人監督作品、毎回興味深い題材を選んでくる眼は確かだと思うのですが、人間関係観(とくに男女観・家族観)もメディア観も微妙に古く、テーマも上っ面を走るのみで脚本が練り上げられてるように思えないのが残念。人気監督となって企画も満載で忙しいのだと思いますが、ここらでじっくり取り組んだ一作を観てみたいと思ってしまいます。
ころりさんさん [インターネット(邦画)] 4点(2023-06-18 09:00:10)(良:1票)
《改行表示》
2.《ネタバレ》 しんどい。兎に角しんどいです。オチも物語の構成的には綺麗ですが、偏見や差別を助長しかねない結末なので滅入ります。本作では袋小路・視野狭窄の象徴として「村」が選ばれていました。しかし、田舎が悪い訳でも、廃棄物処理施設が悪い訳でもありません。問題は器ではなく中身の方。お間違いなきようお願いします。 主人公は能面を付けて心を落ち着けました。彼女の魔法の言葉付きですから効果もてきめん。応急措置的に有効だと思いますが、外界から遮断され内に籠もる副作用もありそうなので注意が必要です。個人的には空を見上げるのがオススメ。飛行機から地上を眺めるのもいいでしょう。自分の悩みがちっぽけだと錯覚させられればしめたもの。解決策が見つからなければ、一番後悔しなさそうな手を打って後は運任せです。もっともそれが出来たら苦労はないんですけど。 それにしても何でもっと深く掘らなかったのでしょうか。あるいは燃やすとか。本当は見つけて欲しかった?でもそれなら発覚後は潔いはずです。隠蔽に慣れ過ぎたのか、あるいはゴミは埋めるのが常識だからでしょうか。いずれにしても不条理も慣れれば条理に変わるということ。理不尽に囲まれながら正気を保つのは困難を極めます。簡単に腐る。だから環境って大事。本当に大事です。変えられぬのならば、逃げるより他ありません。それがエンドクレジット後に示された「解決策」であり「希望」です。遣りきれませんが。
目隠シストさん [映画館(邦画)] 7点(2023-05-07 08:27:57)(良:1票)
1.《ネタバレ》 架空の日本の集落を舞台にしたバイオレンス・サスペンス。一見、長閑で風光明媚な山村の住人はひねくれた曲者ばかり。貴重な職場であるごみ処理場を介して次々と巻き起こる揉め事、ケンカ、シバキ合い。イジメと激務と極貧に喘ぐリューセイくん。自分の味方をしてくれる唯一の理解者にして幼馴染、小さな瞳でサツマイモみてえな面のハルちゃん。二人で手を取り合い、良い方向に行くかと思えば、ジャイアンみてえなヘンタイデブ、トオルちゃんの嫉妬を喰らっちまう。ハルちゃんがついつい弾みで殺害。デブの遺体をごみ処理場に埋めてから人生が暗転、ココロもダークサイドに真っ逆さまのオイラ。卑劣なソンチョーをも殺し、ジ・エンド。結局、オイラは怒りを抑えられぬ人殺し。浮き沈みの激しい波乱の人生を怪演で体現したリューセイくん。この村は、サイコパスみてえな若者が台頭してきている日本の縮図やな。衝撃的な傑作。
獅子-平常心さん [映画館(邦画)] 8点(2023-05-07 02:02:55)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 6.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4111.11%
5333.33%
6111.11%
7333.33%
8111.11%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review2人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 7.50点 Review2人

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