映画『メタモルフォーゼの縁側』の口コミ・レビュー

メタモルフォーゼの縁側

[メタモルフォーゼノエンガワ]
2022年上映時間:118分
平均点:6.60 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
公開開始日(2022-06-17)
ドラマ青春もの漫画の映画化
新規登録(2023-07-18)【ramo】さん
タイトル情報更新(2023-08-04)【イニシャルK】さん
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監督狩山俊輔
キャスト芦田愛菜(女優)佐山うらら
宮本信子(女優)市野井雪
古川琴音(女優)コメダ優
光石研(男優)印刷屋 沼田
脚本岡田惠和
主題歌芦田愛菜うららと雪「これさえあれば」
宮本信子うららと雪「これさえあれば」
製作日本テレビ(製作幹事)
配給日活
あらすじ
夫と死別して独り暮らしをしている老婦人・雪は、ある日たまたま書店に並んでいた美しい表紙の一冊の漫画に魅入られ購入する。開いてみると、そこには彼女が今まで触れることもなかったBLの世界が。そして、表紙だけではなく物語の世界にも惹かれるようになった雪は、次々と続きを購入しに書店に通ううち、アルバイトの女子高生・うららと会話するようになり意気投合する。実はうららもBL漫画の世界に魅了されていたのだ。うららは雪の家に通うようになり、年齢も生活環境も異なる二人は、陽の当たる縁側で漫画について語り合いながら友情を育んでいくのだった。BL漫画を通して交流する女子高生と老婦人を描いた鶴谷香央理の同名漫画を、芦田愛菜と宮本信子の共演で実写映画化。
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【口コミ・感想】

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1
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5.ネタバレ 原作未読です。本作品のみについての感想ということで。

W主演の二人の存在感・安定感が素晴らしく、ややもすると妙にヒューマンドラマ然とした雰囲気になりそうな物語が、極めて自然でどこにでもありそうにさえ思える印象に仕上がっていますね。

冒頭の法事帰りの雪の台詞とか聞いていると、もしかしたら余命を意識した老婦人が孫のような女子高生と友情を育み幸せに去って行く、みたいな展開とか、コミケやサイン会にすれ違いで行く二人の身に何か事故が起こってしまったり、みたいな展開とか、アルアル的なベタな流れを予感してしまいハラハラしまっくっていましたが全てが杞憂。こういう安心感のある作品って意外とないような?

よくよく考えれば結構突拍子もない設定ながら、この安心感に包まれた作品世界は非常に心地良いものでした。常日頃から殺伐とした作品ばかり観ている自分にとっては、一服どころか百服ぐらいの清涼感と幸福感に溢れた作品に高評価です。
タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(邦画)] 8点(2025-05-17 09:53:57)★《新規》★
4.ネタバレ 原作は未読。

BL漫画を通して出会ったJKとおばあちゃん。自分に自信が持てず、趣味や将来の夢を誰にも言えず嘘をついたり見栄を張ったりして、そんな自分を嫌い殻にこもりがちになるJKを、芦田愛菜ちゃんが見事に演じきってる。本当にナチュラルすぎて、女優さんだっていうことを忘れてしまうほど。それに対してどちらかといえばクセのある役柄を演じてきた宮本信子が、これまたどこにでもいそうな普通なおばあちゃんを、これまたナチュラルに演じている。なので二人の演技力があまりにも素晴らしすぎるから、この作品の世界にどっぷりと浸かることができた。

主人公の書いた漫画の絵が丁度いい感じの出来なのがすっごく良かった。あのサジ加減はほんとなかなかでした。

劇中に出てきた台詞で「我々のような小市民はせめての精神よ」がめっちゃ刺さりました。

月刊誌の表紙で漫画のキャラが着ている服が自分の持っている服とちょっと似ていて、おばあちゃんが記念写真を撮っちゃうところか可愛くって好き。

サイン会でコメダ優がうららに特に何も話さなかったのも良かった。変にドラマチックすぎないこういう演出はこの作品の大きな魅力でもあり、親近感にもつながる。

とてもホッコリとできる映画でした。
Dream kerokeroさん [インターネット(邦画)] 6点(2023-08-21 19:17:58)(良:1票)
3.ネタバレ うららが幼なじみ君の彼女からイジメられることもなく、BL好きをからかうイヤな人もなく、ムダに熱い青春野郎もいなくて、ベタなストーリーでしたが、気軽に楽しめました。原作を読んだ奥さんによると、うららはもっとダメダメ女子で、芦田愛菜ではいい子ちゃん過ぎるかも・・・と思ったけど、さすがの演技力で、原作を超える魅力あるキャラクターに仕上がっていたようです。

がんばってる人・前向きに生きている人を応援したくなる、そういう内容の話にT字路sの音楽はピッタリでしたね。ヴォーカルの歌声が聞けなかったのは残念でしたが、うらら母役で登場して驚かせてくれました(笑)

残念だったのは、季節感が乏しく、1年以上の話という印象がなかったこと。衣裳や小道具で工夫はしていましたが、屋外の光や街の色がどのシーンも同じなんですよねー。また、漫画や小説が原作だと、原作の文章をそのままセリフにしてしまうことがよくありますが、この作品ももしかして・・・? 「無理やりセリフにしなくても、いい役者を起用してるんだから演技で表現してもらえばいいのに・・・」と思えるシーン、かなりありました。

でも全体的には、多くの人が楽しめる、いい映画だと思います。良い意味でセオリー通りで、安心して見ることができました。
「遠くから来た人」、あの程度の漫画なのにとても良かったです。個人的には、うららが印刷屋で固まっている時の芦田愛菜の演技がツボにハマり、何度も繰り返し見て笑ってます。
ramoさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2023-08-09 14:12:55)(良:1票)
2.ネタバレ 原作のBL好き女子高生のうららさんに対して、芦田愛菜は優等生すぎるなと思っていました。が、心配ご無用でした。原作の雰囲気を壊さず、また原作とはちょっと違うBL好きの素敵なうららさんがその縁側には居ました。さすがですね。
おばあちゃんの宮本信子は違和感なしでナイス配役と思います。年の差など関係なく2人の友情が静かに育まれていく、心癒される温かい物語です。
それから、おばあちゃんの職業を原作通りに書道教室の先生から変更しなかったこともよかったです。実写化する場合に、何故か原作とは違う才能を開花させられているケースがよくあり、キャラのイメージが壊れてしまってがっかりする作品があるので心配でした。
リニアさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2023-07-18 22:43:43)
1.平和な雰囲気の映画。特に大きな出来事というほどではない。
でもそういった日常や出会いがいい感じだな、ということ。
simpleさん [インターネット(邦画)] 5点(2023-07-18 21:50:53)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 6.60点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5120.00%
6120.00%
7240.00%
8120.00%
900.00%
1000.00%

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