10.オープニングから、正統派社会派ドラマっていうのが分かる作品で、とにかくトム・ハンクスの熱演が凄い!! どれくらい凄いかっていうと、過熱気味なまでの演技が笑っちゃうくらい凄いのよ。特に、オペラの盛り上がりと共に自己陶酔としか思えないハンクスのシークエンスは、ワシントンの弁護士が席を立つのも分かるくらい、後は一人でやっててよって感じなくらい過熱気味。比して、ゲイのテーマの象徴でもあるはずの恋人(のはず)のバンデラス=ミゲールとの絡みでは、ハンクスはいきなりトーン・ダウンしてしまう。少なくともハンクスからのアクションとリアクションだけでは、はっきり言って人種の違う兄弟か?としか思えないくらいで、エイズで苦悩するハンクスの演技が過熱気味なだけに、バンデラスとの絡みは、バンデラスの真摯さが辛うじて救っているだけで、ハンクスの呆気なさは幼稚園児の御遊戯のようで、ゲイだゲイだと連呼されても、白々しさが拭えなかった。このハンクスの演技では、とてもじゃないが、同性の恋人を愛してるようには思えない。このバランスの悪さが笑えるんだけど、テーマの重さを思えば、エイズだけに集中した方がマシだったろうな。その方が、ラストの子供シーンも活きただろうし。ゲイへの偏見まで入れたければ、少なくとも、男との絡みに引いちゃうような、あるいは、それでセールス・イメージを壊されたくない役者は選ぶべきじゃない。法廷シーンも、結局、弱いもの苛めの御涙頂戴に収まってしまって興醒め。テーマの重さは分かるけど、それだけに、ハンクスの演技のバランスの悪さが、勿体無い。 【由布】さん 6点(2003-09-07 00:21:01) |
9.実はアントニオ・バンデラスがかなり良い演技をしてたような気がする。 【スマイル・ペコ】さん 6点(2003-05-27 14:48:19) |
8.まぁトム・ハンクスはよかったけどそれだけでした。物語的にはいまいちでした。 【小美】さん 6点(2003-05-15 18:18:26) |
7.当時の社会問題を上手く映画にしていると思う。最後の子供の頃の映像もジーンときた。確かにエイズになった後の彼は可哀想なのだけれど、それでも温かく優しい家族や恋人がいて羨ましく思った。親が息子が同性愛者という事実を受け入れるのは日本では簡単なことではないので、まだ彼は幸せな方だったのではないだろうか。『運命の瞬間/そしてエイズは蔓延した』という作品をみるとさらに当時の背景がよくわかる。 【プミポン】さん 6点(2003-04-10 19:12:07) |
6.ストーリーよりも、フィラデルフィアの街の風景とブルース・スプリングスティーンの歌の方が印象的でした。この映画を見て、フィラデルフィアに旅行したくなったくらい。また演技も、トム・ハンクスよりデンゼル・ワシントンの演じる真面目な弁護士の方が個人的には印象に残りました。社会派映画なので万人向けではありませんね。 【ぐり】さん 6点(2003-03-29 19:25:33) |
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5. デンゼル・ワシントンとトム・ハンクスに恨みはないが、「ホモ」は個人的に全く拒否反応しか起きない。感動とかドラマに感情移入するどころの以前に気色悪さが先に立って…。ジョナサン・デミの演出やハンクスのオスカー演技を以てしても矢張り、どうしても駄目だぁーーーーーーーーーーーーーーーっっっ!!6点。 【へちょちょ】さん 6点(2003-03-06 15:07:37) (良:1票) |
4.図書館のシーンが良かった。カミさんにあれだけゲイの悪口言うデンゼル・ワシントン扮する弁護士が、トム・ハンクスを助ける人間に変わる、言わば”スイッチが入る”シーン。ココが好きです。弁護士という職業を選択する人達が全てこの人のようにあって欲しいと願う。 |
3.アンディがアリアに乗せて心情を語るシーンなど、とても痛々しく観ていて辛くなる映画だった。映画としては全体的に良く出来ていると思うが、ラストのビデオはわざとらしかった。 【T・O】さん 6点(2002-04-11 11:24:48) |
2.期待しすぎがいけないかったのかもしれないけどあんまり面白くなかった。 【taka】さん 6点(2001-11-20 19:25:00) |
1.トム・ハンクスを選んだのがえらい! 【プリン】さん 6点(2000-11-21 11:26:11) |